Skip to main content

山椒の実

女流闘牌伝 aki

二階堂亜樹の自伝? 的な映画。悪いおじさんも出てくる。元は漫画か何かなのかな? 本人もチョイ役のセリフありで出てましたね。最近はMリーグ見てるので、ちょうど二階堂姉妹の映画ということで、見てみたわけだ。

どうしても、競技のある映画だとこうなっちゃうんだよな、という感じだった。説明せずには流せないので。連続ドラマとかだったらもうちょっと…無理か。

私が雀荘に出入りしていたのは20年以上前の、学生時代です。まあ同級生とセットで入って遊んでいただけですが、当時はしばらく打ってるとタバコ臭くなってねえ。セットの4人は誰も吸わなくても、周りがどうしても煙いので。それで、吸わない人がタバコ臭くなって出てくるので、家に帰ったり大学戻ったりすると、麻雀やってたのがバレるっていうね。この映画でも雀荘ではみんなタバコ吸ってる描写。今は禁煙になってる店が多いのかな?

七つの棺 (折原一)

ライトなパロディ推理小説。密室殺人事件にフォーカス。だいたい無理があるのに、押し通しているこの感じ。

それぞれトリックと裏があって悪くないけど、元ネタを知らないので…知ってればもっと楽しめたかもしれないな、と思ってしまう。

こういう短編集のいいところは、寝る前に1編ずつ読んでくと1週間持つというところかなー。長編一気読みとかだと疲れちゃうケースに、ちょうどいい感じね。内容も文章も重厚じゃないので、軽い気持ちで読み始めて読み終われる…疲れないで済む。

スーサイド・スクワッド

悪人・狂人キャラの超人が悪い超人と戦う話。

なんというか、、、びっくり人間大集合、お前らなんでもいいから戦え、ってだけの映画だった。もうちょっと練られたストーリーってものが、あってもいいんじゃないかなー。これなら日本の戦隊モノの映画でも見てた方が楽しめたんじゃないか…

というわけで、つまらなかった。ならわざわざ感想書くなよって話? そうとも言える。

紅蓮館の殺人 (阿津川辰海)

不自然な設定、張り巡らされた謎、名探偵、そして一筋縄では行かない謎めいた登場人物たち、最後のどんでん返し。これだよね。絵に描いたような現代日本の推理小説。楽しかったです。

まあ、それ以上語ることはあんまり、ないかなー。推理小説においては感想をネタバレなしで書くのが難しいわけよ。

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク

また深夜に映画を。

  • ジュラシックパークの映画シリーズの2作目
  • 妙に共感できない登場人物が多い。人が死にすぎる
  • 途中から、ゴジラ上陸みたいになってた
  • 暗いシーンが多かった。夜ばっか
    • 暗い画面の方が映像の粗が出にくいとか、そういうのがあるんだろうか
  • こないだ見た3の方が良かったな…
    • まあ映像技術もそうだし、ストーリーもそう

ジュラシック・パークIII

サブスク動画サイトと契約したので、映画を見ました。映画のラインナップは実際貧弱なんで、あんまり見ないだろうなーとは思ったが。まあ気軽に見ていくので、気軽な感想を。

  • とりあえずでかい恐竜が動くのが楽しい。この時代にこの映像美。映像作品として純粋に楽しめる
  • ヴェロキラプトルの新解釈。あそこまで賢いというのは現実味がある話なんだろうか
    • 建造物を作ってても不思議はないな
  • 島の規模に対して生物が巨大で凶暴すぎませんか、と思った
    • 変温動物だからエネルギー効率は良いのかも
  • とりあえず素人っぽい登場人物のそれぞれのサバイバル能力がすごい
  • あ、夜行性の恐竜もいたのか…と思ってググってしまう自分がいる
  • こういうストーリーで家族の絆みたいなものをテーマにするのは定番なのかな
    • ラプトル側も卵ではあるが家族の絆を見せたわけだし
  • 1とか2は見てないんだけどなー。見るかどうかは未定

TN君の伝記 (なだいなだ)

明治の自由民権運動の思想家の人の伝記。社会の教科書に出てくるような名前の人ではあるが、名前じゃなくて事績に注目して欲しいため、匿名になっている。ただし図書館によるタグづけは無慈悲だった。隠したいわけではなくて、邪魔になるから書かないことにした、という話なので、ネタバレと言うほどのことではないか。

文章は子供向けだが読み応えはある。濃い人生を送ってたんだなあ。

なかなかに興味深いものがあった。当時の空気みたいなのが感じられる。一筋縄では行かない、日本の民主主義の成り立ち。歴史の裏側みたいなね。表の歴史はなんとなく学習してきたんだけど、こういう人物の歴史の方が面白いもので。史記の列伝みたいな。

あたらしい無職 (丹野未雪)

フリーの編集者の日記。非正規雇用の末に転職、人生初の正社員となるも1年で辞めてまたフリーに。ツテも多くて仕事もやってて、普通にフリーの編集者まるだし! って感じで、あんまり無職って感じでもないんだけど。日記形式で淡々と必要最低限の言葉を無駄なく連ねている。まあ後半はバイトとか借金とかしたりして、生々しい話では、あるよね。

「無職って感じ」って何かと言われるとまあ…よく分からなくなっていくわけですね。この本を読んで、さらによく分からなくなっていく。この人のこの状態は果たして、無職なのか? 本の中の描写では「求職中」すなわち「無職」みたいな扱いをされた場面があったりした。「無職」は求職すらしてない、ニート寄りの意味が強まる印象がある言葉。

マジック・キングダムで落ちぶれて (コリィ・ドクトロウ)

不老不死の世の中におけるホーンテッドマンションの話…どうなんだこれは。技術によって人間が変わるところと、変わらないところがあるんだという感じなんだろうけど、不老不死でそれ気にする? とも思うし、気にする人もいるんだろう、とも思う。

自分はあっさり描かれた前妻のパーソナリティの方がスッキリと納得行くものに思えたなー。やっぱ不老不死ってのはああいう、超越感がないとね! と。