第一回ノーベルタワマン文学賞があれば最有力候補の一人と目される著者が描く、おなじみ文京区その片隅で、小学校受験。まあ…青田買い? 囲い込み? そーゆー世界もあるんだね。この日本に。美しき日本の、光り輝く子供たち、そしてその親たち。小学校受験って選考の時期が10月とかだったんですね。知らなかった。
住居はタワマンではなく狭小建売住宅だった。共働きサラリーマン家庭(実家がほどよくボールドな慶應卒同士、エリート寄りのいわゆるパワーカップル?)に生まれた幼き秀才が見る恐竜の夢、その小さな背中に親が見る現実の夢。ランドセルより小さい背中に、より大きな人生を背負わせる。ある種の稚気じみた、狂気じみた。なんというか。