高校の体育館での殺人事件。部室に住む天才駄目人間アニメオタクが謎に挑む。密室殺人の謎に。土砂降りの雨に、傘。新旧体育館。舞台の幕が下りて、上がる。
かなり良かった。主要登場人物が全員仕事をした。他にもシリーズになってるらしいので、いずれ読むことになるだろう。まあ天気予報だけは仕事しなかったね。
ただこれ、犯行に要する時間が短すぎたと思うなあ。分秒単位のスケジュールを臨機応変に組み立てなければ実現できない。かなりパズルじみた難易度の高い犯行。
高校の体育館での殺人事件。部室に住む天才駄目人間アニメオタクが謎に挑む。密室殺人の謎に。土砂降りの雨に、傘。新旧体育館。舞台の幕が下りて、上がる。
かなり良かった。主要登場人物が全員仕事をした。他にもシリーズになってるらしいので、いずれ読むことになるだろう。まあ天気予報だけは仕事しなかったね。
ただこれ、犯行に要する時間が短すぎたと思うなあ。分秒単位のスケジュールを臨機応変に組み立てなければ実現できない。かなりパズルじみた難易度の高い犯行。
熊害が激しさを増すこの時代に、クマを名乗る連続殺人鬼が現れる?
いや現代じゃなくて2ch時代の話かな。今となっては懐かしいネット掲示板表現。しかし縦書きだと違和感がすごいな。横書きと縦書きを混ぜて作れないのかな。組版的にはどうなんだろうか。
その掲示板で犯行声明を出す正義(?)の公開処刑人。あの童謡を歌いながら、悪人とされる人物を次々に殺してゆく。言うほど悪人か、と疑問を感じるケースもある。レベルを統一した方がいいなこいつは…
インタビュー小説。虐待されていた少女の関係者が東京から来た謎のインタビュアーに語る。児相職員、少女の友人、母親の職場、etc…凄惨な過去を掘り返すことで真実は明らかになるのか。
不穏さはあっても殺人行為自体がなかなか出てこなくて、誰が誰を殺したのか、というところが一つ謎になる。誰であってほしい、こいつは死なないでほしい、と思いを巡らせながら読むことになるのだが、果たして結末は。まさかの…
ラストはかなりのものが来た。それぞれの末路、インタビュアーの正体。衝撃的で良かった。インタビュー小説にはこれがあるからなー。
関西の地下アイドルグループが社長を殺してどうにかする話。音楽性の違い、コロナ禍、ヲタのウザ絡み、ヨゴレ仕事、社長の死…それらを乗り越えて頂点を目指すのだ。がんばれー
未成年飲酒やタバコのほうも問題になりそうだが、とにかく読者は一丸となって頑張るベビスタを応援せずにはいられないんだ。危機が導く絆、その結束力。そして迎える結成4周年のめでたさよ。乗り切れ、乗り切ってくれ…!
しかし教師の説教シーンが酷かった。なんちゅうやつだ。再登場させるのは趣味が悪い。
警察ミステリのアンソロジー。著者のラインナップはなかなかの佳作を連発している中堅どころといった感じ? 私でも知っている、読んだ本をここでも何度か記事にしたような著者名がチラホラ。
コロナの頃に書かれているようで、そういう描写が多い。今となっては歴史上の一過性の出来事だったという感じで、こういう作品を書いちゃうと、読んだ時に時代背景を念頭に置かないといけなくなる。コロナ後に生まれた奴が読むこともあるんだろうな。俺らで言うと、戦時中はこんな感じだったのか…みたいな感情を持つんだろう。
死んだ作家シリーズ? 大作家の遺稿と呼ぶにはシンプルすぎるプロットが発見されて、その通りのミステリアスな事件が起き、探偵が活躍する。
なるほどー。ミステリだとあらゆる描写に意味があるんだよなあ。あれ、こいつ…と引っかかる部分の全てに意味があった。終盤は前半の記述を思い返してしまうグロさもあった。
しかし人が死にすぎだなこの学校は。治安が悪い。推理小説とは言え、なんなんだ。こんな修羅のサバイバル学園でほっこりしてんじゃねーぞ。
徳川埋蔵金を探す、みたいな話? フーテンの婚約者の影が…それはいいとして、大作家にまつわる100年前の謎を追う。何が謎で何の謎なのかもわからないまま調査を進める。そして後半に出てくる謎めいた数え歌だ。雰囲気あるでしょ。複数バージョンがあるところなんかもそれっぽい。
舞台は現代、謎は戦前。謎に迫る主人公パーティに立ちふさがる権力と暴力。誰も救われることのない真実に向かい決して折れることなく何度でも立ち上がる。ある種のハードボイルドだ。
あの京王線封筒謎解きハートフル小説で有名な小説家のミステリ。京王線のやつは今はよみうりランド回ですね。みなさんはもう読まれましたか?
この鑑定って言ってるのは、美術品ではなく犯罪現場の遺留品に対する鑑定。精神鑑定とかでもなく、科学捜査のやつですね。指紋とかDNAとか映像とかそういう。
短編集で、科捜研最強と言われた鑑定人が独立、持ち込まれた事件を解決していく。洞察の切れ味、結末の後味、いかにも不味そうなハーブ水と嘘の味。可視化できなかった悪を見つける目。
雪に閉じ込められた別荘で毒殺事件が起きる。死んで当然の極悪被害者。現実感のないシチュエーション。思わせぶりの描写。時効の夜。推理小説。雰囲気ありますねー。割と楽しめた。
開幕自供からの長編で、記述が長い。解決編は目まぐるしく犯人や毒物混入手段が入れ替わる。最終的には偶発役が多い事件だった。被害者以外、よく死ななかったなー。普通事故るぜ。悪運が強い。
寿司屋のオヤジが昔とった杵柄で十手を振り回して事件を解決してゆく。てやんでい、べらぼーめ。御用だっつってんだぜおめえ。
感想としては、寿司屋が殺されすぎだ。そんなに危険な職業か寿司屋って。あとトリックは何かと無理があるんじゃないだろうか。
引退撤回しての若手育成、かつてのバディの病苦、外食産業、因縁の敵。いい感じに要素を散りばめながら事件を鮮やかに解決していくのは爽快だった。ただ現役復帰した老人が活躍しすぎていて、若手をもっとちゃんと育成すべきだと思った。