警察ミステリのアンソロジー。著者のラインナップはなかなかの佳作を連発している中堅どころといった感じ? 私でも知っている、読んだ本をここでも何度か記事にしたような著者名がチラホラ。
コロナの頃に書かれているようで、そういう描写が多い。今となっては歴史上の一過性の出来事だったという感じで、こういう作品を書いちゃうと、読んだ時に時代背景を念頭に置かないといけなくなる。コロナ後に生まれた奴が読むこともあるんだろうな。俺らで言うと、戦時中はこんな感じだったのか…みたいな感情を持つんだろう。
警察ミステリのアンソロジー。著者のラインナップはなかなかの佳作を連発している中堅どころといった感じ? 私でも知っている、読んだ本をここでも何度か記事にしたような著者名がチラホラ。
コロナの頃に書かれているようで、そういう描写が多い。今となっては歴史上の一過性の出来事だったという感じで、こういう作品を書いちゃうと、読んだ時に時代背景を念頭に置かないといけなくなる。コロナ後に生まれた奴が読むこともあるんだろうな。俺らで言うと、戦時中はこんな感じだったのか…みたいな感情を持つんだろう。
死んだ作家シリーズ? 大作家の遺稿と呼ぶにはシンプルすぎるプロットが発見されて、その通りのミステリアスな事件が起き、探偵が活躍する。
なるほどー。ミステリだとあらゆる描写に意味があるんだよなあ。あれ、こいつ…と引っかかる部分の全てに意味があった。終盤は前半の記述を思い返してしまうグロさもあった。
しかし人が死にすぎだなこの学校は。治安が悪い。推理小説とは言え、なんなんだ。こんな修羅のサバイバル学園でほっこりしてんじゃねーぞ。
徳川埋蔵金を探す、みたいな話? フーテンの婚約者の影が…それはいいとして、大作家にまつわる100年前の謎を追う。何が謎で何の謎なのかもわからないまま調査を進める。そして後半に出てくる謎めいた数え歌だ。雰囲気あるでしょ。複数バージョンがあるところなんかもそれっぽい。
舞台は現代、謎は戦前。謎に迫る主人公パーティに立ちふさがる権力と暴力。誰も救われることのない真実に向かい決して折れることなく何度でも立ち上がる。ある種のハードボイルドだ。
あの京王線封筒謎解きハートフル小説で有名な小説家のミステリ。京王線のやつは今はよみうりランド回ですね。みなさんはもう読まれましたか?
この鑑定って言ってるのは、美術品ではなく犯罪現場の遺留品に対する鑑定。精神鑑定とかでもなく、科学捜査のやつですね。指紋とかDNAとか映像とかそういう。
短編集で、科捜研最強と言われた鑑定人が独立、持ち込まれた事件を解決していく。洞察の切れ味、結末の後味、いかにも不味そうなハーブ水と嘘の味。可視化できなかった悪を見つける目。
雪に閉じ込められた別荘で毒殺事件が起きる。死んで当然の極悪被害者。現実感のないシチュエーション。思わせぶりの描写。時効の夜。推理小説。雰囲気ありますねー。割と楽しめた。
開幕自供からの長編で、記述が長い。解決編は目まぐるしく犯人や毒物混入手段が入れ替わる。最終的には偶発役が多い事件だった。被害者以外、よく死ななかったなー。普通事故るぜ。悪運が強い。
寿司屋のオヤジが昔とった杵柄で十手を振り回して事件を解決してゆく。てやんでい、べらぼーめ。御用だっつってんだぜおめえ。
感想としては、寿司屋が殺されすぎだ。そんなに危険な職業か寿司屋って。あとトリックは何かと無理があるんじゃないだろうか。
引退撤回しての若手育成、かつてのバディの病苦、外食産業、因縁の敵。いい感じに要素を散りばめながら事件を鮮やかに解決していくのは爽快だった。ただ現役復帰した老人が活躍しすぎていて、若手をもっとちゃんと育成すべきだと思った。
パターンだよな。多摩地区の自己中のお嬢と影の名探偵男子という。嫌いではないのだが。主人公と同思考回路を持つ上司のジャガー警部がいい味を出していた。お嬢ってのはただ生まれただけで地位についていて、何の功績も上げていない、実力が問われないポジションだからな。実際に会ったらそーとームカつくかもしれないね。それがいいヤツだったらまだしも。人生舐めてんじゃねーぞ。
このシリーズは人気が出たやつかな。解決編が裏番組になるという特徴がある。ちょっと強引じゃないの、こんなんで合ってんのかどうか…と思える解決もあるけど、まあ合ってたんだろうな。
全員シリアルキラー、だけど被害者、しかも探偵、みたいな話かな。探偵ではないか。
終わってみればすごい話だった。過去と現在。そう繋がるのか。圧巻の因果だ。西オーストラリアの過酷で残酷な自然。その光景は暗い。暗すぎる。あんまりだ。
悪が多すぎる。何も救われなかった。残念だよ。本当に。ミッチに致命的なミスばかりさせるのは作者の悪意も感じる。親友だろおがよおお!
このタイトルは完全にゲテモノ推理小説でしよ。著者もそういう方面だし。なぜ読もうとしたのか。まあ、嫌いじゃないだろうなと、そういう感じで。
果たして凄惨な現場が続く。大変だなどころの話ではない。床の補修はそんなに簡単なんだろうか。例えば高級な床材あるじゃないですか。ああいうのは別料金なのかな。
基本的には、答えのない問いにどうにか答えを出して自分を納得させるみたいな話だったかな。たいていは、孤独死した人間が生前考えていたことなんて想像するしかなくて、想像だけで終わる。
恋ヶ窪の高校を舞台にしたミステリ。トリック重視でテンポが早い。この人あれだよね、南武線ミステリの作者か。どおりでこの作風。
人格入れ替わりをお約束にしつつ、さまざまなトリックを見せてくれた。序盤はワリと深刻な結果になっていたが、たんだん高校生らしく穏やかになっていった。最後だったか、茶室のやつは無理がありすぎるんでは、と思った。まープールのやつもたいがい…むしろ全部か。
しかし記憶を引き継ぐというだけじゃ説明できてないよね。表人格で観察できてないと思われる情報も裏人格が持っている場面があった。まあそこまでの設定は考えなくていいのかもしれないが。