時間があれば作りたいものなどのメモ

その1。

ルビをつけるソフトを作りたいと思った。長男はもうだいぶひらがなを読めるが漢字は読めない。あと数年は読める漢字の制約も大きいだろう。難しいものだと、30代も後半に差し掛かっている自分でもたまに読めない漢字があり、検索窓にコピペして読み方を調べることも珍しくない。ということで、ブラウザに自動ルビふり機能があれば、大人も子供も使いたいはず。

イメージとしては、見ているウェブページの文章に自動的にルビをつける。Chromeの翻訳機能みたいな感じで、ボタンひとつでルビをon/off。あるいは「ソースを見る」に近いインタフェースでも良いだろう。すでにあればインストールするだけなんだけど、ちょっと探しただけだと見当たらなかった。

その2。

テキストの簡易マークアップを見ていくと、MarkdownやTextileやBBcode、Wiki記法、DocBook、HTML、RDoc(Ruby)、POD(Perl)、reStructuredText(Python?)あたりの有力なものがある。私としては文書を作りたいけどWordとかLaTeXには直に触りたくないのですね。最終的にはブログ記事(HTMLのサブセット?)やEPUB、PDF、Word、LaTeXソース等を出力することになる。普通のテキストエディタで文書を書いていきたいが、見栄えが悪いplain textのままではイヤだし、画像や簡単な数式やグラフを自由に貼りたくて、バージョン管理は普通にMercurialとかgitでやりたい。

やりたいことは単純なので、単にありモノを選ぶだけかと思って物色していたのだが、問題も。

例えば、どのマークアップ方式も、数式の入力ができない/面倒に思えるのだ。マークアップ方式はたいてい拡張可能なので、TeX形式の数式を書くくらいなら拡張できるような気もしますね。例えばWordpressはプラグイン書けますから、このブログも自分でtex(mimetex)対応のshortcodeを書いて使ってます。今探すと自分で書く必要はなくて、普通にプラグインディレクトリに見つかりますね。画像も、単純なものであれば、graphvizをインラインで書けたりするといいかもしれない。同様にWordpressの場合、graphvizのshortcodeはプラグインを探すとすぐに見つかる。折れ線グラフ的なものをインラインで書くにはどういう方法があるだろうか…HTMLならGoogle Chart APIだが。

我那覇本 採点

年明け一発目ですが、我那覇本を読みました。

なんだろうこの怒りの感情は…

うっすら見えてくる事件の流れとしては、その場しのぎの詭弁の天才・青木(ほぼ主人公)に騙されたサッカーだけしか見えてないバカが組織の上のほうにいた、気づいたときには引けなくなっていた…ということか。しかし青木の詭弁のモトになったものを考えると、これって川崎の社長のせいじゃねーの?

というわけで採点です。

青木4.5バカを騙すことに成功し、意図的に無実の選手を陥れる。地位に相応しくない行動を続け、主人公の地位に恥じない活躍ぶり
鬼武5.5バカ無罪。いまだに事実に気づいていない。本書における2番目に大きな驚き
川淵-出番少なく、採点なし
犬飼6.0青木の追放に成功
遠藤(副大臣)6.5与えられた地位を越えた行動。よくがんばりました
友近6.5民主党の議員にしてはよくやった
後藤6.0いまマリノスのユースにいるんですね
仁賀7.0MoM。浦和の人とは思えないほどよくやった。本書における最大の驚き
サンスポの記者4.5こいつはいったい、何がしたいの?
新城さん6.5ちんすこう大使。すごいよね
山崎さん(華族)5.5平常運転を続行
清水の社長6.5川崎の社長やってくださいおねがいします
神戸の社長6.0理解力の高い人物
藤田(選手会)6.0地位にふさわしい行動をとり続けた
武田(川崎の社長)3.0卑屈な姿勢で無用の混乱を招いた本事件のA級戦犯。人の上に立つような男ではない
我那覇6.5身を削り、勇気ある選択と行動でスポーツを救った。ただ移籍先は神戸よりも清水にするべきだったと思います
杉浦5.5理不尽な痛みに耐えた
田坂5.5近年、印象に残るアシストはほぼ全てこの男によるもの
木村(著者)6.5私はずっと、こういう本を読みたいと望んでいた

もっとこう、青木vs.仁賀の知能対決みたいにしたら「沈まぬ太陽」みたいなサスペンスになったかもしれませんね。青木のパーソナリティに興味が沸騰?

ちんすこう募金は私が行ったときは受付がはらえりさんだったんですけど、今でも元気でやってんのかなー。

代表でこの「青木事件」の被害に遭ったのはあの選手ですかね…名前出してないのでアレですけども。

ゆく年くる年

今年も大晦日になりました。皆さんモチ食ってますかー

今年はいろいろありましたね。まず三男が産まれて、一層にぎやかになりました。だんご3兄弟をiTunesで仕入れて、車の中で聴いてます。いつもふざけてばかりの長男は幼稚園で下品な言葉を覚えてくるし、次男もそれを真似する。楽しい時期ですね。

わたなべ家には初めてサンタクロースが来ましたが、サンタさんは長男の希望「ふぉーぜのべると」ではなく、レゴのバケツ(緑と赤:なにげにクリスマスカラー)をくれました。これは私も欲しかった。でも奥さんはやる気ないし、来ない可能性もあったわけで。

私は5月に入院したりしてフルに動けませんでしたけど、電話をAndroidにしたり、小遣い稼ぎのコンピュータの仕事の方でもまあまあコードを書いて過ごせたんで、悪くない1年でした。

あとは3月の地震ですよね。地震とそれに引き続いて起こった/起こっている出来事は将来、例えば30年後に自分の人生を振り返ったときに必ず思い出す、歴史的な経験の一つ。

TVでは、ゴーカイジャーが予想以上に良い出来で1年通して安定して楽しめたのは良かった。仮面ライダーはOOOも良かったしフォーゼもかなり好きです。

コンピュータ関係ではApple系はもともと勢いがありましたが、Androidが伸びてきたなというのがあります。家電にどんどん入って欲しいなぁ。うちはまだ地デジじゃないので(ケーブルTVが変換してくれて辛うじて見ている)TVの買い替えが必要なのですが、買い換える前にTVとかレコーダーに入っておいて欲しいところ。

電子書籍ももうちょっとで来ますね。EPUBは構造が簡単なので、今後はテキストで書いてsf.netやgithubやbitbucket等で共同開発(cloneしてmakeしたらEPUBとPDFができる)、というような電子書籍プロジェクトが増えてくると思いますし、自分でも書けるコンテンツがあったら書いていきたい。ただ技術書はいいけど文芸の奴らは永遠に紙のままのような気もする。結局はカネですから、ちゃんとしたマーケットができれば変わっていくとは思いますが、みんなそれができなくて困っている。

スポーツの世界では、まず川崎(フロンターレ)の波が大きかったですね。賞金圏に届かなかったなんて何シーズンぶりですかね。序盤は上位につけて、中盤で連敗街道、最後はどうにか残留しました。ただ今季、監督は難しいサッカーに変えようとしていたので、逆だと思ってたんですよ。序盤は結果が出ず、中盤から終盤にかけて盛り返して来季に期待させて中位で終了、という絵を思い描いてました。実際は小林悠が頑張って序盤である意味、簡単に結果が出てしまった。最初につまづくべき所だったのが、遅くなってしまったために修正が効かなくなった。序盤の好結果が川崎を狂わせた原因の一つと思います。内容を見ると得点はほとんど個人技によるものだったと記憶してますけど、それなりに結果が残せてたからなぁ。ホント、つまづきが序盤であったなら上位につけることができたと私は思ってます。

まあ今季の状況を思うと、やっぱ高畠監督は平均以上の優秀な監督だったんだな、ということが分かりますね。開幕で憲剛が骨折したりジュニが長期離脱したりシーズン中にテセや川島が移籍したり(邪推ですが)複数年契約を蹴った谷口を干したりしながら5位を確保できる監督なんてなかなかいないです。しゃべりは下手でも、勝つために重要なことは心得ていた。

ただ、サッカー自体は相馬監督の思い描いていたものが不正解とは思っていないし、来季は期待してますよ。シーズン通して計算できるFWがいないという不安材料はありますが、コマは揃ってるので、そこはやりくりの問題になります。CBは井川と宏樹で1シーズン戦えるが、あと2人くらい安定して使える選手が欲しいところ。

近隣クラブを見ると、J2で沈みかけたFC東京が次第に実力を発揮して優勝を決めて上がって来ました。天皇杯も決勝に進出。来季は町田を前シーズンに引き続いてJFL3位にした名監督を招聘して上位を狙う。…これじゃ上しか見えねーじゃねーか! 実に不愉快です。マリノスはついに監督解任。監督は社長の不用意な宣言に翻弄され、結果だけを追い続ける羽目になり、それでも走り続けていい線行ったが終盤に失速。しかし2004年(J1優勝:川崎はJ2優勝)以来、久々にリーグ戦で川崎よりも上の成績でフィニッシュすることに成功したわけです。経緯を考えると、社長留任で監督解任というのは理にかなっておらず正直なところ「なんて可哀想な木村和司…」というふうに思います。あの子供じみた社長のおっさんにはいい勉強になったろうけど、その犠牲は大きかったな。まー懲りずに「優勝できなきゃ辞めてやるよ!」「やっぱ辞めるのやめたよ!」「実は一度辞めてまたすぐ戻って来たんだよ!」とプロレス的な盛り上げ方を続けて欲しい気持ちが大きいのだけど。千葉は序盤良かったんだけど、川崎と似たパターン(?)で失速し、中位に埋没。ヴェルディはもうちょっとで昇格来そうな上向きな気配。電子書籍とどっちが先に上がってくるか、といった勝負かと。横浜FCは沈んでます。

そしては2シーズン前に日立台の最終戦、寒い雨の中で2-3で川崎が勝ってJ2に落とした(川崎は優勝の可能性があったが埼スタで鹿島が勝って逃げきった)、その暗くて寒い帰路の記憶がまだ私の中には残っていますが、そこから1年でJ1に戻って即優勝、というのは立派でした。これだけだとJ1とJ2の差は縮まっていると言えますが、福岡と甲府は1シーズンで逆戻りですから、差は開いているとも言える。ただ千葉でもなかなか上がってこれないくらいですから、やはりJ2のレベルは上がってきているとも思える。今季J2は結局見に行けませんでした。ヴェルディは一度見に行きたかったが。

ところで、川崎のシーチケはいつ電子化されるんだ? 毎試合ポイント列に並ぶの、アホみたいなんですけど。新スタジアムはまあ…予想通りの展開になるか?

Google日本語入力きたー

やっとAndroid版が出ましたね。いつまで待たせるんだと思ってましたが、早速入れてみて、悪くない出来だと思いました。PCではずいぶん前から使ってました。Linuxでもmozcでしたし。こういうところからGoogleに染まるのもどうかと思いますけどね。

メールに「あ、そう」「了解」くらいしか書かない私でも、入力方法は気になるもんです。

この文章も、AndroidからGoogle日本語入力で入れてます。

clacは使えるよ!

簡単な計算をするときに長らく重宝していたのがcalcというソフト。コマンドラインから十分な精度で計算してくれる。非常に便利で、私はここ数年というもの、毎日のように使っていた。

  • calc "9**100"
    265613988875874769338781322035779626829233452653394495974574961739092490901302182994384699044001
  • calc 1/10
    0.1
  • calc "sqrt(2)"
    1.4142135623730950488

別にPython起動してもいいんですけどね。シェルの入力でそのまま計算できるというのは便利なもんです。

しかしFedoraならいいけど、EPELにパッケージがないのでCentOSでは使いにくいという問題があった。しょうがないので自分でrpm作って入れてたんです。

そこに登場したのがPythonのeval()をうまく使ったclacというソフト。似たような使い勝手で、Pythonなので無限桁の整数を苦もなく使える。拡張もやりやすい。ソースはPythonのスクリプト1本なので、Cygwinのような環境にも持ち歩ける(Cygwinのパッケージには入ってませんが)。

これは良い! 非常に!!

…のだけど、

  • clac "9**100"
    265613988875874769338781322035779626829233452653394495974574961739092490901302182994384699044001
  • clac 1/10
    0.10000000000000001
  • clac "sqrt(2)"
    1.4142135623730951

うーむ。浮動小数点の演算で誤差が入るのはどうもアレですよねー。

しかし、拡張可能というのがこういう時に使えることを私は知っている。Pythonには分数や10進演算のモジュールがある。分数は確かPython 2.7以降だから入ってない古い環境もあるかもしれないが。なので、~/.clacrcに以下のように書いておく。

try:
  from fractions import Fraction
  frac=Fraction
except ImportError,detail:
  #old python
  pass
from decimal import Decimal
dec=Decimal

これによって、正確に計算することができるのだ。

  • clac "dec(1)/10"

    0.1
  • clac "frac(1)/10"

    1/10

ちょっと変な計算だってできる。まああまりに凝ったものならPythonを起動したほうがゴニョゴニョ…

  • clac "min(3,2,5)"

    2
  • clac "map(lambda f: f**2, [5,2,3])"

    25,4,9

16進数や2進数での出力も。Pythonのバージョンが古いと2進数はダメですが。

  • clac "bin(10**10)"

    0b1001010100000010111110010000000000
  • clac "hex(99979**20)"

    0x12360D70241827049F39B016F8F033F71E6CA4C37A526FFE06BB97EB9CEEC0FBBAF2F203830C74DAFDF1L

例えば、N進数の表示をする関数を定義しても良いだろう。

def nary(v, n=10):
  import string
  nary_digits=string.digits+string.ascii_lowercase
  assert(len(nary_digits)>=n)
  r=[]
  while v!=0:
    r.append(nary_digits[int(v%n)])
    v=long(v/n)
  r.reverse()
  return "".join(r)
  • clac "hex(10**10)"

    0x2540BE400L
  • clac "nary(10**10, 16)"

    2540be400
  • clac "nary(10**10, 30)"   ← 30進数

    dlfkb3a

でも、clacの環境だとこのnary()、可哀想にどこかで浮動小数点数に変わってしまうみたいで、桁数が多くなるとダメです。普通にPythonの関数として呼ぶと大丈夫なんですけどね…なんだかなぁ。

  • Python>>> nary(99979**20, 16)

    12360d70241827049f39b016f8f033f71e6ca4c37a526ffe06bb97eb9ceec0fbbaf2f203830c74dafdf1
  • clac "hex(99979**20)"

    0x12360D70241827049F39B016F8F033F71E6CA4C37A526FFE06BB97EB9CEEC0FBBAF2F203830C74DAFDF1L
  • clac "nary(99979**20, 16)"

    12360d702418270000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000001

今年の風邪は爆弾風邪?

先日、風邪にやられました。

  • 1ヶ月くらいハナが出たり出なかったり、セキが出たり出なかったり、熱は出ないが…というだらだらした状態が続き、
  • 突然、強烈な頭痛が襲ってくる!
  • 半日(?)もあれば終わります

ちょっと長めにセキが出ている人は要注意です。少しでも頭痛を感じたらすぐに頭痛の薬を飲んで寝ることですね。

私の場合は18時頃に自宅で「ちょっと頭痛いかな」という感じがして、19時にはもう耐えられないくらい痛かったです。時計も見る気になれないくらいだったけど、21時はまだ痛かったかな。夜中にはもうかなり回復していて、朝はもう何ともなかったです。それにしても、あそこまで痛いのはなかなかない経験だったなぁ。外出中だったらやばかった。

IronPythonメモ

Python.NETことIronPythonでプログラムをMSIL(アセンブリ)にコンパイルするときに、普通にやるとモジュールを使えない。Tools/Scripts/pyc.pyでコンパイルできて.exeと.dllを生成できるのだが、実行すると例外が発生して落ちてしまう。sysは組み込みらしく使えるものの、sys以外のモジュールはひどい状況だ。

最初はprintくらいしか使ってない非現実的な例しか見つからなくて困った。

例外の文字列を見ながら、モジュールも込みでコンパイルする(pyc.pyにモジュールのファイルをいちいち追加していく)と、何とか実行できるファイルを生成できるが、非常に長大なコンパイルオプションになり、面倒なことに。とてもやってられない。

import文を追跡してpyc.pyに渡すスクリプトを書けばいいのかなぁと思いながらググッていると、良い情報があった。

次のようなスクリプトを実行して、一度stdlib.dllを作っておく。

basedir=r"C:\Program Files\IronPython 2.7.1"

import System
import sys
sys.path.append(basedir+r"\Tools\Scripts")
import pyc

files=System.IO.Directory.GetFiles(basedir+r"\Lib")
files=filter(lambda f: f.endswith(".py"), files)

pyc.Main(files+["/target:dll", "/out:stdlib"])

MLのメールのように/out:stdlib.dllとすると、stdlib.dll.dllというファイルになってしまいますね。

そして、コンパイルするスクリプトの中で、

import clr

clr.AddReference("stdlib")

と書いておけば、普通のPythonのスクリプトの多くが動く。例えば、以下のような。

import clr
clr.AddReference("stdlib")

import os

print os.path.join("os", "path", "join")

> \path\to\ipy \path\to\pyc.py /target:exe /main:hello.py

> hello.exe

os\path\join

全部のモジュールを1つのDLLに入れていて富豪的な解決策だが、まあ動けばいいんじゃないかな。

C#で何か書こうと思っていろいろ調べたりもしてみたが、配布可能な.exeをPythonで書けるならそのほうが書きやすいと思う。

main()の外でargcとargvを見るには?

少しググッてみたけど答えは見つからなかった。とにかくmain()に渡されるargcとargv。これを引数で渡すことナシに別の関数から勝手に参照したいと思い立った。

なんでそんなことをしたくなったのか分からない。でも思い立ったものはしょうがない。

それなりに調べていくと、環境変数を示すenvironというグローバル変数を使えば良いようだ。

extern char **environ;

そしてenvironとargc/argvは以下のような関係にあるらしい。

  • (long)environ[-2-argc] = argc
  • environ[-2-(argc-1)] = argv[0] (= 実行ファイルを示す文字列)
  • environ[-2-(argc-2)] = argv[1] (= 第1引数)
  • :
  • environ[-2] = argv[argc-1]
  • environ[-1] = argv[argc] (= NULL)
  • environ[0] = ここから環境変数
  • :

とても移植性があるとは思えないですね。Linuxでは動作したが。

#include <stdio.h>

void show_argv(){
  extern char **environ;
  int n=-1;
  if(environ[n]!=NULL) return;
  --n;
  while((long)(environ[n])!=-n-2){
    --n;
  }
  int argc=(long)(environ[n]);
  char **argv=&environ[n+1];
  int i;
  for(i=0; i<argc; ++i){
    printf("%d: %s\n", i, argv[i]);
  }
}

int main(int argc, char **argv){
  printf("in-main\n");
  int i;
  for(i=0; i<argc; ++i){
    printf("%d: %s\n", i, argv[i]);
  }
  printf("out-main\n");
  show_argv();
  return 0;
}
// gcc -Wall -o test-argv test-argv.c

以下、実行結果。

# ./test-argv test argument here. 
in-main 
0: ./test-argv 
1: test 
2: argument 
3: here. 
out-main 
0: ./test-argv 
1: test 
2: argument 
3: here.

でも、移植性のある方法はないんでしょうかね?

川崎3-0マリノス (オー、ジュニーニョ)

前日に発表された衝撃的な契約満了のニュースを受けて、10番のユニを着て等々力へ。ホーム最終戦。天皇杯に出ずに帰国することがアナウンスされ、アウェイに行けない私には最後のジュニーニョとなる。どういう気持ちで見ればよいのか…

状況が消化試合ってところが悲しいですけど、ジュニーニョにゴールさせて勝つというタスクは完遂しました。しかしマリノスは最初から谷口FWってどうなってるの(笑)。前半はセカンドボールを拾われまくり押し込まれるものの大したチャンスは作らせず、しかし川崎もシュートは少なかった。ジュニーニョは1本ミドルを打って感覚を磨き、小林悠のヘッドはポストを叩き、後半へ。カウンターからのクロスをオウンゴールで先制1-0、ガチャガチャした展開を続け、カウンターで綺麗に崩してフリーのジュニーニョにボールをつなげ、連続得点3-0。1点取らせないとマクドナルドの賞(決勝点を取った選手に贈られる)がジュニに行かないんでは? と思って見ていたが、マリノスのシュートは枠外で守りきってしまった。賞はオウンゴールだとどうなるのかと思ったが、普通にジュニがもらっていた(別に点を取られなくても良かったのだ…)。

今シーズンは得点を捨ててチャンスメークに徹していました(ブラジル時代のプレースタイルか?)。確かに衰えは感じるものの、それでも誰よりも多くのチャンスを作り出していた。もちろん今日くらいお膳立てがあれば問題なく2得点する力はありますしね。インタビューではタイトル以上の経験をしたように言ってくれましたが、やはりジュニと一緒にタイトルを取れなかったのは心残りです。他のクラブを見つけてプレーすると思いますが、日本でやるなら見に行きたいなと。

チラ裏を見ると、サポーター達は天皇杯に出ることをおねだりすると。セレモニーの時もお願いしていた。バス待ちでもお願いしていたらしい。なるほど、そうきたか。

今日は箕輪も試合前に引退の挨拶をした。移籍したのにこっちでやるなんてどうなってるのと思ったけど、アリだとは思います。マリサポが松田の断幕を出してるのと同じ感覚かな。相変わらず元気そうでした。教師をやるそうです。学校名は言わなかったのでまだどこでやるか決まってないのかもしれませんが、教師やるならあの髪型は変えざるを得ないんではないかと思いました。でも、カッコ良かったですよ。その頃佐原(育成部門のコーチ)は5番ゲートでチラシを配り、周平(トップチームのコーチ)はアップの準備などに忙しく、宏樹(現役)はまだスタメンを張っていた。旧川崎山脈は四者四様。3バックが懐かしいなぁ。周平復帰まで3バックの中央を守った渡辺匠は今は松本山雅ですね。相馬(監督)も周平復帰までは渡辺匠と同様に3バックの中央を任されることもありました。

セレモニー。社長挨拶の「2度とこういうことのないように…」は苦笑するしかない。今季の総括はシーズン後にゆっくりやって欲しいです。いろいろこうなった要因はあると思う。無論一つではない。それらが修正できる要因であれば、修正しなければ来季上には行けない。

スタジアムの改修も、なんか中途半端で終わらせそうな流れになっているようだ。totoで当てて「ジュニーニョスタジアム」の命名権を買う私の計画(笑)も進んでいない。

マリノスの社長は辞めるのかな…

Jリーグも残り2試合

残り2試合になりました。今週末がホーム最終戦というクラブが半数。

川崎は広島でJ1残留を確定させましたが、今年もアウェイがラストゲームです。私は最終節はホームでやるほうが好きなので、残念ですね。

J1の優勝は柏・名古屋・ガンバの3クラブに絞られました。マリノスは早々と4強から脱落しまして、川崎は週末にそのマリノスとホーム最終戦を戦うことになります。どっちから見ても、言っちゃ悪いけど消化試合だよね。マリノスのほうは賞金額が変わるか。川崎は2連勝すれば賞金圏に届く可能性が数字上は残っていますが…まずないでしょうね。あんだけ負けてたら当然です。

えー、優勝争いの話でした。柏は2位の名古屋に3ポイント差をつけているので圧倒的有利か。ガンバは可能性は残っているけど、2勝しても勝ち点は70。柏が1勝でもすると追い付きません。残りの対戦は、以下のようにいずれのクラブも最終節がアウェイです。

  • 柏…Hセレッソ、A浦和
  • 名古屋…H山形、A新潟
  • ガンバ…H仙台、A清水

対戦相手を見ると、ガンバが一番きついかな。名古屋は2勝しそうですね。でも柏が浦和を落として目の前で優勝を決めるかな? ちなみに浦和は昨年話題になったように、最終節は毎年負けてますからね。セレッソは難敵ですが、普通に行けば引き分けくらいは得られるんじゃないかな。

残留争いは浦和と甲府に。甲府がなかなか伸びませんで、まだ勝ち点30です。当初残留ラインが35ポイントと言っていて、そのあと甲府が頑張るもんだから修正が必要かな、なんて気もしてたんですけど、最初の35ポイント説で正しかったようです。浦和は33ポイントですが、前節の仙台戦で引き分けた1ポイントが効きそうな気配。得失点差があるので、次節勝つか甲府が負ければ勝ち抜けです。気になる対戦相手は…

  • 浦和…A福岡、H柏
  • 甲府…H新潟、A大宮

浦和はアウェイの福岡戦が命ですね。優勝目前の首位の柏様には勝てないでしょ。甲府は得失点差もありますから2勝しないと目がないと思います。

J2の昇格争いは、ガスが優勝を決めました。忌々しいですな。残りの2席を鳥栖(65)・徳島(65)・札幌(62)で争います。鳥栖と徳島のどちらかが必ず上がってくるなんて胸熱です。気になる当たりは、

  • 鳥栖…A徳島、H熊本
  • 徳島…H鳥栖、A岡山
  • 札幌…A湘南、H東京

札幌の相手の湘南も東京も一昨年はJ1にいた難敵ですが、2勝がノルマかな。鳥栖と徳島はこのタイミングで直接対決というのは熱いですね。得失点差を稼いでいる鳥栖は、勝てば昇格が決まります。鳥栖…なつかしいなーあのスタジアム。広島とかより行きやすいですしね。というか広島がいろいろ遠すぎる(笑)。

JFLは4位以内に入った準加盟クラブ(町田・松本・讃岐)がJ2に昇格することができます。審査とかは済んでるんですよね?? まだあと5試合ありますが、町田(3位52ポイント)、松本(5位50ポイント)、讃岐(10位40ポイント)で、4位の長崎が51ポイント。当たりは、

  • 町田…A讃岐、Hホンダロック、H高崎、A高崎、H讃岐
  • 松本…Aソニー仙台、A金沢、Hホンダロック、Aホンダロック、Hソニー仙台
  • 讃岐…H町田、A栃木、A滋賀、H滋賀、A町田

栃木はJ2の栃木SCではなくて栃木ウーヴァFC(12位35ポイント)というクラブです。

一見して分かる通り、震災の影響による変則日程が組まれており、開幕戦に当たる前期第1節が最終節に回っています。

町田は高崎(16位)と、松本はホンダロック(8位)と、讃岐は滋賀(1位61ポイント)とH&Aの連戦。あと町田と讃岐は直接対決が2試合。松本はソニー仙台(18位13ポイント)と2試合残しています。讃岐は勝ち点差はきついですし首位の滋賀との連戦もきついですが、町田と2試合の直接対決を残しているのが救いでしょう。気になるのは4位の長崎との対決をどのクラブも残していません。4位の動向によって昇格ラインが変わりますが、その長崎の相手は、、、

  • 長崎…Aジェフ、H琵琶湖、H栃木、A栃木、Hジェフ

どうなることでしょうか。長崎が対戦を2試合残しているジェフリザーブズは、試合数が半分のソニー仙台を除けばダントツの最下位で、来季の廃部も決まってますから2勝してもおかしくない。琵琶湖も15位31ポイントと振るわない相手。となると長崎は2位くらいに入っても不思議はないです。

Jリーグは最終的にJ1が18、J2を22クラブにしてJFLとの昇降格をするというプランでいるそうです。現在J2は20クラブですから、もし今シーズンで町田・松本・讃岐の内の2クラブがJ2に上がったら、もう来年の今頃はJ2も残留ラインで盛り上がるってことですか。楽しみですね。