川崎3-1上海海港 (こないだの逆)

先日の鹿島戦とは真逆な展開になりました。前半に同じような形を作って得点を重ねて、あとは流れで勝つというね。しっかり出足も鋭く、次々に相手の自由を奪っていく。この辺も安定的な真逆感が。こうなると気持ちいいねえ。相手もしっかり実力を見せてきたが、決定力の差でしのぐ。まったく、こないだの鹿島サポの気持ちを実感してしまったよ。

いやー打ち合わせが長引いて定時ダッシュが決められず、キックオフの数分後くらいにやっとスタジアムに到着したのだが、危うく得点シーンの大半を見逃すところだったぜ。もう少し遅れていたら危なかった。連休明けの火曜の夜だからね。条件が悪すぎるよ。

これで2勝2敗と五分に戻し、予選リーグ突破の道筋も見えてきたんじゃないかな。12チーム中8位まで抜けられるというハードルは低めの設定とも言えるが、確実に勝ち点を計算できるような対戦相手もおらず、油断はできない。

川崎1-3鹿島 (見つからない)

勝ち目とか、打つ手とか…全体的に、「ない」感じの試合になりました。いや山田があの決定機で2点決めてれば引き分けには持ち込めた計算にはなる。単純計算で。同日に宮代が神戸でリーグ戦10得点と聞いて、この2人が同時に2桁得点するには、こうなるしかなかったのかなと思ってしまった。あいつは強豪に行ってチーム内の競争に勝ち、山田は出場機会の多いチームに残って結果を残す、と…どうなんだこの対比は。でも同じチームじゃ、無理だったよねえ。

鹿島相手に、この準備のなさはどうなんだろう。山本の移籍後初ゴールと大島の復帰は好材料だけど、もう川崎は上も下も見えないし、チームとしてもシーズン終わりたいからね。シーズンオフや来季がどうなるか、そわそわする感じ。少なくとも、今日はそう見えた。早くねーか? まあでも、山本はこの試合にもかなり意欲的だったかな。だからエリソンがもらった絶好の位置のFKを蹴れて、得点というご褒美があったのではと。

GenAIについて

大抵の人がそうであるように、私も生成AIでしばらく遊んでます。いろいろありますが、先月から手元のUIとしてopen-webuiってやつを使うようになり、問答を手元に保管するようになった。ついでに面白さを感じたものをコッソリ公開したりして。

その上で雑感ですが、一言で言えば、「今のうち」だな、と。

現状、みんなこぞって生成AIに役に立つことや真実を語らせようとしているので、おそらく近日中にそれは達成されると思う。だから、面白いことを言ってくれるのは今のうちだよな、という意味ですね。真実を語るようになった先に、デザインされた面白さを発揮するモデルだって出てくるだろうけど、今は「天然」なんですよ。

今はまだこいつが生成AIのモデルにすぎないという意識を持ちながら接している。それでも知性があるとしか思えない挙動はしてくるんだけど、それでも「まだ」なんだよな。嘘八百が得意で、感情の表現に乏しいアピールをしてくるやつ、と扱っている。つまり信頼することはないし、自分と対等以上とはみなしていないんだ。だから安心して問答できると言える。

これが「達成後」のAIを相手にした場合はどうだ。格上感を感じざるを得ないでしょう。我々日本人エンジニアが、英語を母語とするエンジニアを前にしたときに、技術的には大したことなくても格上感を感じてしまうよね。その感覚を思い出してもらいたい。信頼してしまうだろうし、それと同時に、えも言われぬ不安を感じながら問答することになるだろう。そう思う。

例えば、電話したりするのが苦手な人っているじゃないですか。そういう人でも、今の生成AIなら大丈夫だと思うんですよ。でも「達成後」はどうか。やはり苦手を感じるんじゃないのかなあ。

っていう感じで、アホな会話ができる今が旬だと思っている。

川崎1-1ガンバ (アンハッピーゲーム)

どんな時でもハッピーハロウィンと言わないと呪われるんでしたっけ、この邪教のしきたりは?

3位以内をうかがうに当たって、とても3ポイントが欲しいガンバ。勝ち点計算はどうでもいいけど監督退任が決まりACLEの中国遠征を控えていて勢いもつけたい、ホームゲームで無様な姿を見せたくない川崎。そういう状況の試合を見るために我々は金曜夜の等々力に向かうのだった。小雨も上がったと思いきや、途中でかなり降り出した。帰る頃にはまた小雨に。

状況から言えば引き分けは両者にとってアンハッピーな結末。そうは言っても負けるよりはだいぶ良かったし、小林悠の得点はシンプルに嬉しい。このところVARで取り消されてばかりで、得点が確定したのは久々だ。

メンバー的には両サイド、際も瀬川もアタッカーであって守備時の対応は安定していない。そこを突かれて優位を取られていく感じ。脇坂は技術に優れるが攻めっ気がないというか…ボールは失わないんだけど、ほとんど何も起こせない。佐々木が持ち上がって前に出て陣地を進め、あとはマルシーニョにお願いするしかないんだよな。途中からは山本が下がって受けて進める形を取るようになった。

ガンバも早い時間のリードで安心してしまった感じで、両サイドの走力差で裏を狙うのと、あとはFKくらいだったな、チャンスを作れていたのは。

最近こういう試合ばかりなのは、持っているツールが少ない選手しか残ってないからだろうなぁ、と思いながら見ていた。単純に守備と攻撃の2つに分けても、黄金期に活躍して今いなくなった選手はどちらも優れていて、強みが多かった。だから、今は想定した通りに強みを出せる時はいいけど、そうじゃない場合に打開できないという。そんな感じなのかなあと。

WordPressの騒動

なんか荒れてますね。開発元のトップ(?)と便乗サービスで、開発元側がブチ切れてブロックした挙句、プラグインレジストリの管理者権限を濫用、と…なんだこりゃ。

シェアが大きくてエコシステムが圧倒的にでかく、あんまり好みじゃない人も使っていたシステム。多くの人にとって乗り換えは容易ではないだろう。

自分のところはそろそろまた、乗り換えを検討する時期に来たのかなーと思っている。あんまり気に入ってない、だけど乗り換えがめんどくさい状況が続いていた。気に入らんやつにロックインされてる状態だよなぁ。ブロックエディタになる前はもうちょっと好きだったような気がする。だが現実、vscodeでmarkdownで書けた方がいいに決まっている。編集が快適で、動作が高速で、データも扱いやすい。

かねてからhugoに移行してコメントはissoにしようと思っていた。そして、デイリーで同期する移行先を作っていた。そこまではやってたんだよね。あと、ひと押し。

…ということをWordPressを使っている時点で書いておきたかった。

監督 今季限り

いつかは来ることであろうし、今年くらいかな、という感覚でもあったのだけど。発表があった。

実際に事実として公式発表が提示されると、やはりそこには様々な思いがある。就任期間の長さも最長だったからな。初タイトルのあの日、出遅れてアウェイ側の(ホームエリアの)ゴール裏…つまり大宮ゴール裏に隣接したエリアに子供と一緒に詰めかけたあの日。埼スタのアウェイゴール裏で車屋の退場を見守ったあの日。味スタ・新国立…等々力で。いろんなことがあった。

初タイトルは正直他会場の誤審によるものだったかもしれない。が、その後の黄金時代は燦然と輝いていて、その中心にいた監督だったわけだ。現役時代、あの古いメインスタンドやGゾーン、ガラガラのバックスタンド2階から見たプレーも。まあ自分が見始めた頃はすでに鮮烈な印象を与え続けていた中村憲剛に隠れてしまっていたのだが。

考えも文章も、まとまらねえなあ。まあ、残り試合に備えよ、という話なのかな。そうは言っても。

そういうことをぐるぐる考えずにはいられない、発表があった。

訴状が届いていないのでコメント

新潟が初の決勝進出に沸き、日本代表がワールドカップ予選を戦う中、町田が誹謗中傷者のならず者を刑事告発、と。その話題。

最近ひどいですからね。そういう奴らは一体全体、何を考えてやっているのか! ネットに舞い降りたモンスターか、とんでもねーぞ!! と怒っている人がむしろやってるんじゃないですか、なんてケースもあるんでしょうね。教養のありそうな、しかし不遇の大人がやってるというイメージですが、どうなんですかね。

エコーチェンバーとか集団心理みたいなことがあるんでしょうね。みんな叩いてるからもっとやろう、みたいな。粛々と処分されるのがいいと思いますね。一歩間違えばファンになっていた、関心を寄せてきた(しかし歪んでいた)層ですから、マーケティング的には有望なゾーンと言えるだろうけど。ただまあ、ヤバい人に敢えて近づくのは…

レッテルを張って「あっち側」と「こっち側」を分けて考えるやり方は誹謗中傷行動に繋がる構造の精神の持って行き方だろうと思うから、私はあんまり強烈な排除は望んでいないんだ。まあ異常行動を目の当たりにしたら、「両サイドに分けて自分の身を安全ゾーンに置くことで安心したい」という心情は分かるが、現代においてはその思考は安易に過ぎるだろう。差別の発生原理そのものだ。基本的に人類は同族で、グラデーションがある。そういう世界観を持っている。

私も町田関係でヤバい発言してたなと思って調べたら、

の2点が可能性としてはあるかな。そもそも事実に基づかない、AIに毒された人間によるハルシネーションかとも思える発言。当事者に問題が指摘されたら、二重線とかつけますが。綸言ではないので汗も引っ込みますよ。

町田市は武蔵国と相模国の国境あたりにあった地域で、だいぶ武蔵国寄りかな。私はこれまでの人生、住居に関してはほぼ武蔵国からは出ていません(小学生時代は親の仕事の関係で陸奥国にも住んでいた)。そういう意味では町田は故郷の地域の一部でもある。

だからと言って親近感は、ないのだが。だって南多摩郡でしょ。おれらは橘樹郡だから。

…何を言ってるのか分からないね。私もWikipedia見ながらじゃないと書けない内容の文章だが、ダービーの要素は作れると思うんですよね。言い訳するわけじゃないんだけど。

川崎0-2新潟 (ベスト4で敗退)

第1戦のアウェイを1-4で落としてホーム等々力に帰ってきた。大量得点で逆転だ! という感じで、涼しくなって晴れ渡る良い気候。いいぞこれは。等々力緑地は緑化フェア? みたいなのが来週あるらしく、かなり準備されていた。ふむふむ。来週も晴れるといいね。

試合は開始15分ですでに「こりゃ大量得点って試合じゃないな」と悟らされてしまった。よくて1点差の勝ち、悪いと引き分けとか負けもかなりある…という。まあこないだ5-1で勝ったのもかなり決定力の偶然の要素が大きく、神引きを2回連続で決めようというのも虫がいい話。結果としては、決勝進出したら応援に来ると言って去っていったゴミスのスケジュールに穴を空けてしまった格好。うーむ…ACLしか残ってないよ。

GKはソンリョンじゃなかったら4点取られてたかもしれないね。…まあ、1点くらいは取りたかったな。後半の小林悠のやつとか、遠野のやつとか。惜しいシーンは作れていたから。

川崎0-1光州 (いやー厳しいな)

ACLチケットを入手し、火曜夜の等々力に駆けつける。なんかバッグ的なものをもらい、ゲートでは選手応援タオルをもらう。タダで、もらいまくりだな。景気の良い話だ。タオルは河原だった。またしても、当たりだ。座席のないエリアは閉鎖されているし、空席も目立つ。シーチケ使えないからなー。

試合の方は、前半はほとんど何もできずに時間が進んだ。試合前、キャプテンマークを背負った小林悠がかなり気合入ってる表情だったんで期待してたんだけど、まずは全くボール取れないし、つなげないので試合にならないというか…あそこまでつなげないものかな。川崎で、ホームゲームだぞ?

そして最終ラインからのパスミスからPKを与えて失点。終わりあたりにちょっと盛り返したけど、なんとも希望のないハーフタイムに。うーむ…まあ控えに強力な選手もいるし、うまいタイミングで入れて一気に後半勝負を畳み掛けるつもりなのか。そんなことできるのか、今の川崎が。

後半は前半と比べるとかなり攻め込んだが、得点はならず。小林悠のゴールもファウルで取り消され、エリア内のハンドも認められず。判定運はなかったね。PKにしろゴール取り消しにしろ、最近の日本の審判だとあんまり吹かないケースだと思う。あとVARの判断が早いしオンフィールドレビューもしなかった。JリーグだとVARになると結論が出るまで結構待たされるケースが多い。そういう意味ではテンポは良かった。

まあその辺を抜きにすれば、決定力のない両チームがPKの1点だけしか見せずに終わった試合…ということになるのかな。後半の川崎らしからぬ放り込み作戦は可能性あったんだけどね。体の強い山田、こぼれ球への反応が強いエリソン、エリア内でもスピードが使えるマルシーニョ…まあ終わったことを悔いてもしょうがない。まだまだ続く。長い道のりのうち、最初の2試合を1勝1敗でこなせたんだから。