というわけで、新横浜に行ってきました。なんだかんだ言ってみんな松田好きですからね。天気は快晴。気分の良い週末です。
スタジアム周辺では、そこここで署名活動やら寄せ書きが。さすがに署名も寄せ書きもしませんでしたけど、いいですね、最終戦がホームで。最終戦がアウェイだと、こういうのを別立てでやらないといけないので。川崎も佐原が引退するとかいう話が出てますが、たぶん等々力でまた何かやることになるんでしょう。
わたなべ家はガンダム(?)やふわふわ、手力で線路を進む遊具、電気自動車の試乗、ワルノスと写真を撮ったり、ケバブに胡麻団子にハマトラ熟読…と、いつも以上に日産スタジアムを満喫させてもらいました。再入場があるのがいいですね。ただ列の捌け方が悪いのはホーム側も同じで、開門後30分経っても捌けていませんでした。アウェイの洗礼だと思っていたら、ホームでもこうなのね…手荷物検査もしないのに、どうしてこうも手際が悪いんでしょうか??
試合前のセレモニーでは、マリノスケが300試合出場(?)を達成したというアナウンスとともに花束をもらっていました。「出場」と言えるのか?? さらにこの状況でそれを達成してしまうこと、達成を祝うところ。マリノスの発想力の豊かさには脱帽するほかないと思いました。来シーズンはマジで来ると思います。このシーンだけ見て、私は来シーズンの優勝候補の筆頭に上げることを決意しました。
ふろん太はJ1で何試合出場(?)したんだろうね。2005年からだと17試合ずつだからリーグ戦は102試合あったけど、その前にも1シーズンいたから、もっと多いですね。2000年シーズンは15試合かな? というわけで、現在は合計117試合です。昨年のホーム最終戦(新潟戦)でピッタリ100試合達成だったんですね。去年何かやったっけ?
まあそんな感じで始まった試合のほうは、攻守に圧倒した大宮がやる気のないマリノスを下しました。ラファエルと石原の2トップはもともとJでも屈指の実力。固い守りをベースに、自由に動くラファエルのキープ力とパス、高さを活かす大宮が軽々とパスを回しまくっていて、なかなか強かった。マリノスは試合前は「技術だけならガンバに勝るとも劣らない実力」という評価をしていましたが、予想以上に悪い出来。あと2~3点取られててもおかしくなかったです。両者とも勝っても負けても得る物も失う物もない消化試合。モチベーションに差があるとすればホーム最終戦で退団選手にいい思いをさせたいマリノスが勝るかと思っていましたけどね。無理して退団選手を出場させたためなのか、単に弱くなったからなのか。村上は出場なし。
前半、山瀬(前半終了後に交代)がほとんどの攻撃を牽引していたので、よくこんな選手出すよなぁ…と思っていたら、その山瀬との交代で出てきた小野裕二(交代のタイミングにはブーイングが浴びせられていた)が立ち上がりになかなかのプレーを見せて、こいつの目処が着いたから山瀬を切ったんだろうなと思った。山瀬はビッグチャンスを外してましたが、あれが決まっていたら試合の行方は分かりませんでした。逆にCKから押し込まれて0-1で前半を折り返す。
後半も大宮のプラン通りに試合が進み、松田も顔見せの出場をして、カウンターでダメ押しを食らい、試合は終わりました。ガッカリですね。
即座にJ’s goalの速報を見ると、川崎は0-1で勝っていて、東京が2-0で負け、神戸が埼スタで浦和を0-4にしたところだった。うひょー! 奇跡が起きたよ!!
試合後はすぐにセレモニー。ほとんど客を待たせないスムーズなスケジュール。監督挨拶はブーイングと松田のチャントにかき消され、また大して面白いことも言わずにおざなりな挨拶だった。社長も大型スクリーンに映しだされたカンペを読んでいったのはいいんだけど、途中でカンペにない内容を退団選手に語りかけようとして、選手名が出てこずに泣いたふりをして誤魔化すという失態を見せてしまった。来季までやって辞めるそうです。ただし3位以内に入る奇跡を起こせば続投。サポーターはエンドレスの松田のチャントと3番のユニ型ビッグフラッグで応戦。あとは何かを投げながら場内を半周。山瀬がバズーカみたいなもので2階席にも投げてくれました。私は2階席にいたのでバズーカに期待してたんですけど、さすがにそこまでの強運は持っていませんでしたね。
その後は、ゴール裏が執拗に松田を呼び出してスピーチ。まあTVでも映ったらしいですが感動的な内容ではありました。しかし「こいつは面倒くさい奴だなぁ」という感想も持った。松田は再度呼び出されてユニやパンツまで脱がされ、着ぐるみ剥がされた状態で退散。
次の山瀬はシャワー後に急いでやってきた形。非常に爽やかな奴で、自分が10番を背負っていた間に無冠だったことを謝罪した上で、笑って別れたいと。歌わなかったけど。ここはたしかに「横浜の山瀬」のチャントを歌うべきところでした。自分でも分かっていた様子でしたが、このへんで歌いきれないところが無冠に終わった原因の一つでもあるのでは? レナチーニョなんてあんだけ歌いまくった挙句に逃走だよ?? と思いました。
最後まで聞いてきたかったですが、次の坂田が始まる前に子供が耐えられなくなったため退散しました。新横浜の高級洋食屋で夕食を食べて、帰宅。
そして帰路にまた速報を確認すると、川崎はロスタイムに追いつかれていた…なんて川崎らしい終わり方(笑)。でも東京が奇跡的にJ2に落ちたので、まいっか。そして奇跡を起こした神戸が我那覇を放出。正直、川崎で獲ってほしいです。
マリノスから獲得するとしたら、川崎は財政的には余裕があるほうなので、今回の契約切れの選手ではなく、残そうとした選手を強奪するのが効果的な方法だと思います。補強ポイントと比較すると、栗原か田中裕介、狩野あたりですか。でもまあ、たぶん獲らないでしょうね。
キクマリ情報によると、300試合達成はマリノスケではなくマリノス君だったようです。
実際のところ両者の違いがよく分かりませんが、そういうことです。よろしく。