川崎1-4広島 (負け方にこだわっていきたい)

開始10分でこりゃ負けるなと思いました。なんというかまるで、やりたいことがなにもない、というふうに見えた。試合開始時点でこれでは、いくら適応・修正しようとしても試合終了には間に合わないです。

なるほど、今日は負け方にこだわって戦うのか。これは深いな…と思いました。

後半はあまり試合を見られませんでしたが、歓声や評判で判断すると、いわゆるひとつのフルボッコ? よく4点で済んだなという感じか。むしろ、4点止まりなところが広島の限界? 前半に伊藤宏樹が見違えるような動きで憲剛のパスを受けて1点取ったのはある種の奇跡としても、状況を判断してアジャストできた選手とできなかった選手がいたんじゃないでしょうか。

この状態で有料観客試合を(特にホームで)するのは良くないんじゃないの、という意見もあるでしょう。今日はスターウォーズ見に行ったらCGの納品が間に合わずに雑な背景で光りもしない棒を振り回して演技する俳優を延々と見せられ、ヨーダは声しか出てこない、みたいな。惨敗しても悔しさすら感じないですよ。

今後しばらくはボーナスステージになりそう。あまりに結果が出ずに監督が求心力を失うのが先か、それとも完成度が充分なレベルに達するのが先か。微妙なレースだと思いますね。選手の取り組みの真剣度も問われるだろう。賭けですね。

私はもっと緩やかにやるのが賢いと思うけど、新監督は一旦壊して作る最短ルートを選んだようですね。

風間八宏、もう川崎に来てる

とりあえず、川崎フロントは素人以下ではないことを無事に示しました。なかなかいいとこ突きましたよね。ゴシップ紙が勝手に噂を流していた3人の候補と比べてもしっくり来ます。

解説としての顔はともかく、プロではないにしろ現場で結果を残し続けている歴史があるのがいいですね。

Jの理事やテレビはともかく、筑波大のほうはこの時期に監督抜かれて大丈夫なんでしょうか? 何らかの見返りがあったのかな。

川崎3-1仙台 (久々の等々力)

2012-04-18@等々力

ホーム等々力にとっては開幕戦以来の勝利です。長いトンネルでした。

スタメンを見た時に、これは大島の出番があるだろうなと。仙台もだいぶメンバーを落としてきましたが、川崎は憲剛が自宅待機で稲本がフル出場。前半ロスタイムに出てきてそれなりにプレーに絡んでましたが、實藤の退場で引いた形になると、スペースを埋めて仙台の攻撃を遅らせるので精一杯という感じに。あそこで高頻度でボールにアタックに行くのが楽しい川崎のプレイヤーなんですが、まだそこまでには至っていない。まあでも久々に大島がプレータイムをもらって、ホームなので私も肉眼で見れたし、良かった。

實藤はカードや怪我のトラブルが多いですね。今日の2枚目は厳しかったが。五分の競り合いで相手が身体を預けてきて、逃げていったらカードが出てしまった。一緒に倒れるか、あるいは五分の争いという形のままにコントロールできてればカードは出なかったろう。いい経験です。

それでもすぐに田坂→田中祐介→小林悠と綺麗に追加点を決めて、ゲームとしては簡単になりました。その後の仙台も、もっと放り込んだり突っ掛けたりしてボックス内でゴチャゴチャにしていけば点入るのになぁ、相手は川崎DFだし(笑)…と思ったが、後ろで回すだけでシュートやクロスを入れて来なかった。カウンターが怖いというのはあるのでしょうけど、3点差の状況ですよ? 自陣でファウルする必要があるシーンすらほとんどなく、淡々と時間が刻まれて。まるでこないだのガス戦の川崎を見るかのような臆病さ。最後ロスタイムに入るところで放り込んできたのがすぐにゴールになったが、時既に遅し。アバンテが始まるタイミングが遅くて、近くのオヤジがイライラして「アバンテー!!」と怒鳴っていたのはご愛嬌。川崎も、見どころはたまに田坂がキープで頑張る(けっこういいチャンスになるシーンも)くらい。まあ3点差で10人になってりゃ、やるべきことは多くない。

というわけで、今日のMoMは田坂でしょうね。先制点に3点目のお膳立て。2得点の小林悠も良かったが。囲まれた時に正しい方向に移動できるというのはいい才能ですね。昔の我那覇がそうでしたが、田坂はちょっとタイプが違って、かなり近くまで引きつけてもキープを続けられる。小林悠がインタビューで相馬さんへの感謝の言葉を口にしたことは私には好印象でした。ちょっと言い方を間違えたらフロント批判と受け取られかねないところだが、あのくらいのコメントがベストでしょう。

稲本も要所で効いてました。さすがベテランですな。例えば「稲本いなければ8割くらいの確率で失点していたろう」と思うシーンが前半にあった。

これで1勝1分1敗の4ポイントでAグループ2位に。3連勝の磐田はほぼ決まりと見て良く、あとはダンゴです。残り3試合ですが、川崎はホームを2試合残している。消化試合数が2試合のクラブもある。どうなることやら。

これでアウェイ札幌戦に勝てば、いい形で山本昌邦新監督に引き継げそうですね。

山本昌邦、川崎の監督に就任 (予定稿)

ようこそ川崎へ。

山本監督の名前が次期監督候補としてスポーツ紙を賑わせてから、ネット上の口さがない人々は「ネタクラブw」「それだけは勘弁」「また暗黒時代か」「迷走」「フロントに謝罪と賠償を(ry」などと意味の分からないことをほざいていましたが、実際はついこないだまでエリート街道を歩んできた経験豊富なコーチですから、度を過ぎた悪評を受けて迷惑していたことと思います。確かにこれまでのキャリアでは失敗と思える点もありましたが、手がけた選手が順調に育って日本を背負ってますし、失敗自体は本人にはどうしようもない要素が絡んだものと言え、私は優秀な人材と思ってます。よくぞ引き受けてくれました。

優秀な人材に最適な環境を。山本監督の立場を考えてみると、ここで失敗したら将来がないという背水の状況。逆に、成功したらそれこそ引く手あまたの監督業になります。無論、そのことは自覚しているはずです。仮に(かつてのコールリーダーじゃないほうの)西野アキラだったら、確かに優秀な監督だと思いますが、今の状況の川崎で立て直しに失敗してもキャリアの傷はほとんどありませんね。だから西野なら手を抜くだろうと言いたいわけじゃありませんが、同じ能力であれば追い込んで全て発揮させるのが上策。山本監督はおのずからそのような状況に置かれており、適切なインセンティブが設計済みですので、私は適任だと思います。

現場を離れて数年経っているということだけはマイナスポイントです。だから、ちょっと時間がかかるかもしれないね。まず川崎の選手の特徴をつかむのに時間がかかると思う。ずっと川崎を見ていてスタンドから感じるのは、ボールを扱うスキル、あるいはボール+相手1人という状況のスキルはJ1の中でも高いレベルにある。だけど、基本的にあまりインテリジェントのある選手たちではない、ということ。本能的なプレーは上手いですが、一旦単調なパターンにはまるとそれを試合終了まで破壊できないことが多く、何をすれば状況を打開できるかを理解できていない(理解できていればやるスキルはあるのに!)。勝負どころが見えてないですね。あと現実から目を背ける弱さもあります。そういう弱点を見極めてサポートし補い、良い点を伸ばす。それができれば上に上がっていくでしょうね。フロンターレにとって必要な人材は、サッカーという競技がどのようなものであるのか、というところをしっかり教えられる人材。山本監督は最適な選択となることでしょう。

「勝負どころが見えてない」については谷口がいなくなってから顕著になったような気がしますがどうでしょうか。まあ本人が移籍したかったのでしょうがないですけど。

山本新監督に今シーズンやってもらって、うまいことJ1残留できれば、複数年任せたいですね。

まあ実際誰になるのかはまだ分からない状況ですけど。

監督解任で仕切り直し

相馬監督が解任され、一つの冒険が終わりました。

お疲れ様でした。

まー等々力で10人の東京に負けたのは印象が悪かったですね。昨シーズン新潟(!)や浦和に2敗したりホーム勝率が低いのも大層悪い印象でした。東京戦の後のスタンドの空気、かつて経験したことがないほど荒れてましたよ。乳児を抱っこヒモに入れてそそくさと出口に向かっていたんですけど、途中で明後日の方向から電話が飛んできましたからね。狂女が投げたもののようでした。もし子供に当たってたら許容範囲外。悲しみではなく、ある種の憎悪が渦巻いていた。こんなのばっかりなら子供を連れてけませんよ。

何か、もうちょっと何とかなったような気がするんですけどね。漠然とした言い方ですが。いつも「そう悪くない」「しかし結果が出ない」「改善しているような」「しかし試合結果には反映されないような」という、その連続。安定感のない、モヤモヤ続きの1年ちょいでした。クラブ生え抜き&結果を残してきた高畠監督を切ってまで招聘したOB。代表のレジェンドで、川崎OB。であっても川崎ではほとんどスタメンを確保したことがなく、川崎サポにとってはそれほどのレジェンドではない…というポジション?(←失礼な言い方ですみません)

思えば町田ごときをJFLで3位に導いた1シーズンを経て川崎へ。当時の町田は続投させる気でいたらしいですし、もうちょっと経験を積んでから川崎に来ていたらまた違っていたろう。強奪に行った川崎も、川崎を選んだ相馬監督も、判断が甘かったか。愛ゆえに。

特に今季は代行監督のプロを招聘し、バックアッパーの準備を整えた上での開幕でしたから、ためらう時間は不要でした。財政的にも余裕がありカネもそこそこ使えるだろうし、望月代行監督でしばらく戦っても問題なさそうだから、次期監督選びの余裕はありますね。そういうときに限って速攻で決まったりするもんですが、どうなることやら。

日程を見ると、解任のタイミングは非常に良かったと思います。次が下位に沈むガンバ(Away)、ナビスコ仙台(H)、これも下位に沈む札幌(A)ですからね。交代後に上位と当たると後任がやりにくいですから。ナビスコ仙台は別として、大変失礼ながら勝ち点を計算できる相手、しかも失敗したとしても非難が届きにくい遠方アウェイが続く。5月に入ると適切なタイミングがないです。マリノスで岡田監督が辞任したタイミングを思い出しますね。それに、次がアウェイなのでマッチデープログラムの編集部も胸をなでおろしていることでしょう。そういう気配りも大事。

まずは望月代行に期待します。

限界が遠のく?

Vistaのリブートに数時間(!)かかるのは、crcdisk.sysのせいのようだった。普通の人は数時間も待たないよ。一度修復すると息巻いていたが、修復することなど不可能な状況、とのこと。

セーフモードで見ているとcrcdisk.sysの読み込みで非常に時間がかかっている。セーフモードは10分くらいかかって起動したが、その間にAndroid機で検索して、対処法らしきものを見つけ(Googleありがとう)、BIOSで一度AHCIモードを切って起動、すると数分で上がり、IDEドライバのインストールが始まった。しかしこのままではReadyBoost/ReadyDriveが無効に。ドライバのインストールが終わった所で再度落としてBIOSでAHCIモードに戻して起動し直すと、まともに数分で上がる状態に。わーい。

それにしても、crcdisk.sysって一体なに? ディスクの特定のセクタにCRCが入ってて、エラーチェックでもしているのかな??

川崎0-1東京 (悪夢)

昨年見そうだと思った悪夢を体感。もはや追体験に近い。最悪の気分で過ごす1週間が始まりました。土曜の万博にも行けないので、2週間か。

2012-04-08@等々力

得点や失点の時って何か、予感がありますよね。そろそろ料理しないと…と思っても料理の時間が訪れない。お腹はぐーぐーすく一方。誰かがスーパーなプレイをしないと得点は生まれないもので。

逆にあのCK、CKの取られ方と小松が前線に残っているのを見て、スタンドの多くの人も失点の予感を感じてましたよねぇ。小林悠もそれを感じてかどうか、「残るのオレじゃないの?」と小松に確認しに行ってました。小松にしたら一番動けるのは交代で入った自分だから、前に残ってボールが来たらキープして攻撃につなげたいという思いもあったんでしょう。そこで失点するのがフロンターレのチームカラーである、ということが分かってなかった。

小林が先発に入って攻撃は一定の改善が見られたと思いますね。小林悠にいかに点取らせるか、ところから逆算していくのが得点への最短コースでは?

自宅Windows Vistaが限界に近づく?

VistaのノートPCを頑張って使ってきましたが、限界が近づいてきた気がします。

まず、普通にサスペンドできない。ACアダプタを引っこ抜いてから閉じるとサスペンドできる。おかげでWorldCommunityGridがはかどってしょうがない。何やってんのか分からなくなってるけど。

設定は↓の通りで、問題ないはず。

20120322214852

ログを見ても手がかりが見つからない。以前はちゃんとサスペンドできていた。

しょうがないので、電源タップのスイッチを切ってから閉じてまたスイッチを入れる、という一連の作業をすることでサスペンドしている。家人にそんな面倒な操作はさせられないので(特に4歳児とか2歳児には無理というもの)、ファンが回ってることに気づいた時にサスペンドしてあげている。馬鹿馬鹿しい。

もう一つ、VistaというOSのせいだが、当初からワイヤレスLANが不安定だった。接続が不安定(Android君はそれは安定して接続してくれてるよ?)な上に嘘をついてつながったフリをする。実際ipconfigで見てもIPアドレスついてないじゃん。しかも「ネットワークに接続」のインタフェースが最悪で、再接続のボタンをつければいいだけなのに、ウィンドウを開いて、切って、つなげて失敗して、閉じて、また開いて、切って、つなげて今度は成功して、閉じて…というやる気の感じられない状況。なんで失敗した所でわざわざウィンドウを閉じなきゃならないんだ? リトライのボタンをつけてよ。しょうがないので固定IPにしたら少しは安定した。

最近は同じマシンでOSを入れ替えたり入れ直したりするくらいなら本体を買い替えるという風潮ですよね。

あまりモバイルで使っていないし、次に買うなら据え置くマシンにしようかな。それともUltrabookにするか? Chromebookにするか? 中華Padにするか? もし普通のPCにするなら4コアか6コアは欲しい。メモリもそこそこ大きめにしたい。PCじゃなければ、まあ普通に使えれば何でもいいや。

ただ、Windows(かMac)でなければiTunesで買った音楽(の一部)はDRMを外して別のフォーマットに変換しないと消えてしまう。…順調にめんどくせー世の中になってたんだな。GoogleもPlayで音楽売り始めるとか。曲によっては今後そっちから買うこともあると考えると、さらに面倒なことになる?

PCに関しては、予算はざっと10万くらい手当てしておけばいいだろう。このVistaノートは潰してLinuxを入れて使い続けるか、捨てるか…。まだ地デジにすらなってない自宅TV(CATVのおかげで辛うじて番組が見られる)やHDDレコーダー、洗濯機、オーブン、電子レンジ、ミルクスチーマー、炊飯器、風呂場用DVDプレイヤーなどの購入も控えている。

川崎0-1セレッソ (あかつのまわしは水色)

120623I Want You Back (Jackson5)…という含みはありませんよ。

この色は今季からですかね。以前は普通の色のまわしだったと思うのですが。

知らない人もいると思いますが、川崎のホームゲームには(たぶん)毎回あかつさんが来てスモササイズを踊っていきます。知る人ぞ知る人気コーナーなんです。これだけでも入場料を払う価値はあります。…といっても、入場料が必要ないフロンパーク(場外)でのイベントです。セレサポの人も砂かぶり席でかじりついて見てました。

今日はKONISHIKIも来てましたが、私はあかつで満足してしまったこともあり、KONISHIKIのウクレレの時間は雨のため場内に退散し、聴きませんでした。


試合については省略。冷たい雨の中の試合でした。