川崎1-4広島 (負け方にこだわっていきたい)

開始10分でこりゃ負けるなと思いました。なんというかまるで、やりたいことがなにもない、というふうに見えた。試合開始時点でこれでは、いくら適応・修正しようとしても試合終了には間に合わないです。

なるほど、今日は負け方にこだわって戦うのか。これは深いな…と思いました。

後半はあまり試合を見られませんでしたが、歓声や評判で判断すると、いわゆるひとつのフルボッコ? よく4点で済んだなという感じか。むしろ、4点止まりなところが広島の限界? 前半に伊藤宏樹が見違えるような動きで憲剛のパスを受けて1点取ったのはある種の奇跡としても、状況を判断してアジャストできた選手とできなかった選手がいたんじゃないでしょうか。

この状態で有料観客試合を(特にホームで)するのは良くないんじゃないの、という意見もあるでしょう。今日はスターウォーズ見に行ったらCGの納品が間に合わずに雑な背景で光りもしない棒を振り回して演技する俳優を延々と見せられ、ヨーダは声しか出てこない、みたいな。惨敗しても悔しさすら感じないですよ。

今後しばらくはボーナスステージになりそう。あまりに結果が出ずに監督が求心力を失うのが先か、それとも完成度が充分なレベルに達するのが先か。微妙なレースだと思いますね。選手の取り組みの真剣度も問われるだろう。賭けですね。

私はもっと緩やかにやるのが賢いと思うけど、新監督は一旦壊して作る最短ルートを選んだようですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です