柏2-1川崎 (カップ予選:Inspire the Next)

next is now?

会社を早退して大江戸線TX常磐線と乗り継いで、柏へ。駅付近の街並みは以前もこうだったかな…日立台は私にとってはずいぶん久々になります。なんかこれ凄い変わったよね…

試合の方は…開始10分で「あ、これダメなやつだ」感が出ていた。守備はいいとして攻撃が…憲剛か小林悠か、せめて田坂が必要だ。ネットは最も活躍していたが弊害も大きい。原川とのコンビではその害を隠せないよねこれ。中野はもうピークを過ぎたの? それともサイドが変わると活躍できないタイプなのかも。という感じで。谷口のプレゼントパスで失点、CKから1点返すも終了間際に陥落し、そのままタイムアップ。途中で憲剛や小林悠まで投入してのこの敗戦は痛い。非常に痛い。

後半頭から出た登里が出てきた時は「あー、実はこれで勝つのかも!?」とすら思ったんだけどなあ。

帰りはJRが大幅に遅延しており、帰路の選択を間違えた(JRに乗り続けてしまった)こともあって、帰宅はかなり遅くなってしまいました。

疲れた。疲れたよ。僕はもう疲れた。筋トレしてバンテリン塗って寝よう。

B2移行その後

S3→B2計画のその後。

前回のエントリを書いた時には、手元のローカルディスクがマスターデータであることを忘れていた。データは手元にあって、そのバックアップがS3という位置づけだったのだ。つまりローカルディスクが破損していない現状だとS3からのダウンロードという作業やコストは必要ない。

で、ローカルディスク(HFS+フォーマット)をRaspberry Piにつないでマウントし、だらだらアップロードを繰り返して、家族写真のデータを全部B2に上げた。

結局、B2のマルチパートアップロードは使わずに、大きめの動画ファイルも1本のストリームで送りきった。まあ大きめっつってもそんなに大きくなくて10GBを越えないくらいなので、特に問題はなかった。

キャッピングの機能が割と便利で、$0.5/dayに設定しているが、それでも3TB入る。100GBなんて微々たるものだ。

性能に関してはやはりS3のほうが速いかな。レスポンスも、スループットも。S3と違ってdelimiterを指定できないのでディレクトリみたいな使い方はできないが、自分には関係ない。

当面は両方使って、問題なさそうならS3のほうは消そうと思う。この圧倒的な価格差はでかい。まあ動機の99%は価格だから、S3が価格改定したらまたS3に戻ることもありうる。

川崎1-0鳥栖 (信じられない…)

ラストプレーで決めた大久保嘉人…それまで外しまくって「今日はダメだな」オーラに包まれていたところであのポジション。単純に、凄かった。そして絶妙なクロスは小林悠かな。クロスの前の2プレーくらいはけっこう強引で、無理矢理作ったチャンス。最後までよく動けたほうが先に触った…というか最後だからこそ身体が動いたのかもしれない。

この日は那須どうぶつ王国day。子供たちはあんまり動物っぽいことはしなかった。ペーパークラフトでサンバイザーを作っただけ。まあおみやげにもなったし、悪くなかったんじゃないかな。割と人気があったみたいだし。

キックオフ前にはイーグルの飛行儀式も…まあこれ失敗してたけど(笑)。以前はかなりすんなり飛んでたんですけどね。メインスタンドが威圧的になったからあそこに飛び込んでいくのはかなりの勇気が必要。勇気を持たなければ、持ち続けなければ成功を掴めない、という教訓を選手に与えます。

それを見て発奮した鳥栖の選手は勇気を持って猛然と川崎のパス回しに襲いかかり、優位に試合を進めます。川崎は大島が怖がってね。下がり目のプレッシャーの少ないエリアでボールを受けたがり、それでいて前にパスを出せない感じ。大島は無理できるタイプの人間ではないんだなぁと思った。それでも徐々に改善していったんだけど、前半に田坂が準備しているのを見て、私の席からは審判が準備している表示が見えなくてね。大島かネットか、という感じだったけど、ネット替えるとどうなるんだ、しかし川崎の10番をこんな早く見切っていいのか…そこからなかなかプレーが切れずに交代できなかったけど、出たのは大島だった。うーん…しかしこれで右サイドが改善して少し落ち着けたのでは。

鳥栖は後半も落ちずにプレーを続ける。川崎はなかなか打開策が見いだせない上、数少ないチャンスに外す大久保嘉人…これは敗色濃厚…GKソンリョンがギリギリで防ぐ…というところでロスタイムについにゴールネットを揺らす大久保嘉人もオフサイド。こりゃ終わりだ…と思った人も多いだろうところであのラストプレー。えーと正直諦めかけてました私。しかしあの瞬間、コンマ何秒かで手のひら返し。「信じてて良かった…!」「おまえたちも信じてて良かったよな! ここでは何度も奇跡を起こしてきた。ここは奇跡が起きる場所なんだよ!!」てなもんですよ。

この勝利は大きい。苦しみながら掴んだ勝点3。実際、首位にも返り咲いた。

Gogs

Gogsなかなかいいですね。githubクローン。この種のソフトウェアではgitlabが最も著名だと思いますが、GogsはGolangで書かれたgithubクローンで、Golangで書かれているだけあってデプロイがシンプルで、割と高速に動作する。webhookもあるから、serfとか使うとpushされたイベントを拾って何かコマンドを実行したりといったことができる。Raspberry Pi用のバイナリも配布している。gitlabはRailsだからRaspiには荷が重いかなと思っていたところ、渡りに船とはこのことか。

Raspberry Pi(宅内サーバとして使っている)のnginxにこんな感じの設定を入れて。

location /gogs/ {
  proxy_pass http://127.0.0.1:3000/;
  proxy_set_header Host $host;
  proxy_set_header X-Forwarded-For $proxy_add_x_forwarded_for;
  proxy_set_header X-Forwarded-Host $host;
  proxy_set_header X-Forwarded-Server $host;
  proxy_set_header X-Real-IP $remote_addr;
  client_max_body_size 100M;
}

location ~ /gogs/(assets|css|img|js|plugins) {
  rewrite ^/gogs/(.+) /$1 break;
  root /home/git/gogs/public/;
}

で、systemdのファイルは配布物に入っているやつで。これで自宅内からは http://raspberrypi.local/gogs/ でアクセスできる。

webhookの受け先にはhokoってやつを持ってきて使っている。systemdのファイルはGogsのを参考に作って、gogs dumpしてS3にputするスクリプトを書いて、pushされたらそれが実行されるように設定。自分用であればバックアップは定時実行よりもこのほうが良いだろう。

Gogsはとりあえず、gistがないのと、PRをmergeしたあとにブランチを削除する操作をブラウザからできないというのがちょっと気になるな。自宅用では使わないので不便ではないんだけど。gitlabは知らないけどgithubにはあってかなり便利な機能。これissueにあるかな?

川崎1-1鹿島 (これぞ)

花冷えの4月初戦。桜が美しい。ここで恒例のオスモウを入れてきた川崎イベント陣。選手紹介も行司が「守備〜、○○〜、○○出身、川崎部屋〜」みたいな。寮住まいの選手は青玄(寮の名前)部屋〜みたいな呼び方だったり。うー。この日に備えてIt’s a small worldをピアノで弾けるように夜中ひそかに練習してましたが、結局まだうまく弾けるようにはなってません。左手が難しい。私は割と手も小さいので。ピアノって普段使ってない筋肉を使うから、疲労感も半端ないし、(略)

今の川崎が今の鹿島にどれだけ通用するか。それが見えた試合だったかと。川崎は怪我による出入りが多くて大島と車屋がベンチ外、大久保がベンチ、小林悠は代表の怪我から復帰してスタメンに、武岡もスタメン復帰。

谷口は左SBで、中央はエドゥと奈良が並んだ。谷口はポジションの模索が続いている感じ? まあ谷口や井川を入れるよりはエドゥと奈良のほうが守備は安定するだろうし、ここに谷口を使えるとエウシーニョを前に出せるから…

この日はその谷口がミスキックによるプレゼントパスを逃さなかったカイオに先制点を献上。スローインからの戻りが強めに浮いて、無理やり前にクリアしようとした谷口のキックが当たりそこねたもの。不運ではあるけど、この場面ではしっかりプレッシャーをかけた鹿島が偉かったな。カイオは試合を通じて川崎DFにかなりの脅威を与え続けていましたが、ああいう場面でもうまいこと落下点に先着するところも憎たらしいね。しかもダイレクトに打ったシュートはコースも的確。ずいぶん鹿島ペースが続いてたし、このまま1点で済まして後半勝負かなと思い始めたところから徐々に押し返しつつあったところ、田坂の殺人パスを受けた小林悠がGKより先に触って同点に。最後エウシーニョが触ったみたいで、得点はエウシーニョということになっていた。

それにしても田坂のパス。あれヒヤリ・ハットだよね。代表怪我明けの小林悠はこのプレーの前に小笠原のタックルを受けた時にもちょっとドキドキするほど心配させてスタジアム中が妙な空気になるくらいなので、あの、後ろからGKとFWの間に落とす浮き球…GKとの交錯必至…結局得点にはなったけど、ああいうのはやめて欲しいと思った。

後半も立ち上がりから鹿島が攻勢を仕掛ける。川崎もネットや大久保、中野を出して応戦するも実らず、鹿島のチャンスにはDFがギリギリのシュートブロックを続け、GKソンリョンが数点防いでどうにか同点でフィニッシュ。これが今年の堅守川崎。後半も好機は少なかった。見た感じ3回くらい? だけどGKを脅かすには至らず…クロスは大久保に合わず、エウシーニョのシュートは枠外、大久保の切れ込んでのシュートも枠外、小林悠の足元深すぎてトラップできず、とか。

全体的には最近の川崎としては珍しく、やられ続けた試合だった。これが今の実力か。しかし鹿島戦って昔からこういうギリギリの感じだった気がする。箕輪のド〜ン! とか吉原の抱きつきタックルとかジュニーニョの3本指シュートとか。これぞ鹿島戦。それだけ鹿島ペースだったってことだろうけど、私としてはこういう試合も楽しめた。適度に激しく、強者に挑む感じのね。結果、勝点1を拾えたし。

川崎0-1福岡 (…あれ?)

なんか弱くなってない? 対策されたのかな。こないだのマリノス戦とくらべてもずいぶん悪くなってたような…崩そうとする以前のところで引っかかってしまう。いろんなとこで動きが遅くなってるのかな。それとも精度が悪いだけなのか。早くも今季のワーストゲーム候補か。リーグ戦でこんな試合しやがったら許さないぞう。

まあ、勝てる流れには最後までならなかったね。マリノス戦に引き続き、前線で割と良く動いてもパスが出てこない。だらだらボールを動かしているうちに引っかかって相手チャンスに。悪い流れがなかなか終わらない、というか何らかの脅威を与えていかないと、ゲームを引き寄せられないのよね。

こりゃやられるぞ、と思った流れが続いたところでウェリントンのさすがのシュートを新井が超人的反応でセーブ、そのCKから失点、という…

このウェリントンはリーグ最強FWかもしれない。レベルが違ってた。今シーズンはかなり猛威を振るうんじゃないかな。川崎の超強化された素晴らしい守備陣ですら、しばしば子供扱いですよ。城後や中村北斗も健在で、井原も男前だし、けっこういい感じじゃん福岡。とにかくウェリントンがやばい。存在感がやばい。テクニックもある。サイズもある。パワーもある。シュートもある。パスもうまい。レナトを彷彿させるアンビリーバブルなトラップも。まじで万能、全知全能じゃないですか。福岡サポはウェリントンの名前を聞いてるだけで幸せな気分になるじゃないかな。これ活躍し過ぎると来年は中国とかの? 金満クラブに持ってかれるパターン? なんだかんだで結局甲府に落ち着いた超人類クリスティアーノとかもいるくらいだからわからんけど。

この日は(後半はだいぶ冷え込んだけど)桜も開花しつつあって、アメフトも来ていて子供たちはいろんな体験をさせてもらいました。タックルとかキックとか、いろいろ。かなり楽しめた。今度アメフトも見に行こうと思いました。

川崎0-0マリノス (これは珍しい)

スコアレスドローというのは珍しいですね。お互いにメンバーを落とした中で、それでもチームカラーは変わらずあって、そしてマリノス的には恐らく狙い通りの、川崎的には痛恨の、このスコアレスドローという結果をどう見るか。

定時前に会社を飛び出して駆けつけたこの日。きれいな満月でした。桜に、満月。風情があります。しかし後半はずいぶん寒くなりました。

長谷川やネットは初めて見たけど、割と使えそうな奴でホッとした。補強した選手のクオリティは全体的に高いぞこれ。しかし、ここでベンチにも入ってないのか大塚翔平…

試合の方は楽勝かと思いきや得点する人がいないというね。まあありがちな展開。森本貴幸も森島康仁や杉本健勇と大差ないなこれじゃ。…健勇はナビスコマリノス戦で点取ったよね三ツ沢で。森本は割と密集でボールを受けるシーンが多いけど(これは川崎MFのパスがそういうのを好むせいかもしれない)、そういうボールをあんまりうまく処理できないのよね。途中から田坂→中野投入で勝つ、と思いきややっぱり点取る人がいないので井川→憲剛まで出した。マリノスは栗原→ファビオで守りを固める。これは固かったですね。流れは良くなったり悪くなったりでしたけど、最後まで固かった。

逆に終盤はそこまで仕事のなかったGK新井がビッグセーブを連発して締めた。「川崎の典型的な負け試合」をGKが救った形。

おれ、この戦争が終わったらS3からB2に移行するんだ…

あのBackblazeがいつの間にかオブジェクトストレージに参入していたと聞いて、早速アカウントを作っておいた。B2というのはそのサービスの名前ね。Backblazeはオンラインバックアップ屋さんで、ハードディスクの運用に関しては割と知見を持っているっぽい会社。ディスク故障率のデータを公開していたことが記憶に残っている人も多いだろう。

B2の価格はS3(AWS)の半分以下なんだぞ。それどころか1/4とか1/5くらいの値段に見える。これは安い。こんな値段で儲かるのかこいつらは。中身はRAIDXのY重化みたいなことはしてないと見た。Erasure Codeでも使って冗長度をある程度持ちつつも安上がりにしてるんだろうと思う。たぶん。

https://www.backblaze.com/b2/cloud-storage-providers.html ←圧倒的ではないか…

AWSに毎月いくら払ってるんだおれは。調べたら$3-4くらいだった。最近アンケートに答えていくらかクーポンみたいなのを貰ったな。で、これを原資にしてB2に移行しようといま計画している。

いま100GBくらいの家族写真たちをS3にバックアップしているけど、これをB2に移せばなんと月に$1未満で済む計算になる。安い。安すぎる。安すぎですだー。年間数千円かけていたのが、千円切るよこれ。しかもTokyoじゃないから関東が壊滅しても写真データが生き残る! まあAWSでTokyoリージョンを選択したのは私の間違いですが。

で、見てみたんだけど、うーん、APIはS3互換ではない。いろいろ非互換がある。S3はMD5だけどB2はSHA1だったり。あと全体的に後発なだけあってB2のほうが使いやすそうなAPIという気もする。まあ大して変わらないか。分割アップロードもある。普通にコマンドラインツールを使ってアップロードできることまでは確認した。公式クライアントの他に、Golangで書かれたコマンドもあるようだ。S3からの移行を一発で行けるコマンドはないのかな。あとはスクリプトにするか、自作のS3関連コマンドをB2にも対応させて一発で行けるようにするか。私が使うことはなさそうだがCyberduckにも最近(先週?)B2に対応するコードが入った。リリースされたかどうかは不明。

S3 Tokyoからのダウンロード料金は$0.140/GBかかる。つまり100GBなら$14程度。割と安いですね。B2もS3もアップロードの転送料金はかからない。EC2の同じリージョンに送る場合はタダだけど、EC2から外に出すのにやっぱり$0.140/GBかかるので、S3から直接外に持って行ったほうが安い。借りているサーバ(転送量課金がないやつ)を使って移すつもり。転送量の無料枠を使ってちんたらやるというセコいやり方も考えたが、保管料もあるから得にはならんだろう。1GB無料だからって、100GBの転送に100ヶ月かけるのはさすがにないね。

B2は無料枠(10GB)があって、無料枠ぶんはクレジットカードを登録せずにお試しできるという太っ腹なところも見せている。ある程度データを上げてみて、アップロードの快適さでも試してみるかなー。

とは言え、S3はAMRやAMLの入出力にも使うから、B2があればS3を全く使わなくなるっていうわけじゃないんですけどね。

今後起こること

いまのところDeepMind/Googleしか巨大なプレイヤーがいないのかな。でも、だんだん現れて消えて、そしてまた現れてくるんだろう。DeepMindの人は今は無二の天才と称賛されているが、常に上には上がいる世の中、天才はいつまでも一人ではないだろう。今回話題になった囲碁だって1位の打ち手は18才だよ18才。どんどん出てくるんだ。

いずれにしても、私の仕事はなくなるんだと思う。子供が成人する頃までは稼がせてほしいものだが…どうかな。未来人が攻めてくる時代だからな今は。逃げきれると思う? まだ逃げきれると思ってんの??

それで、私の失業までに起きることを当てようかと。

まず、割と難しい理論を使った単純な目的のアルゴリズムの考案というのは機械に取って代わられるだろう。例えば暗号とか圧縮(要はエンコード/デコード系のアルゴリズムね)とかがこれに当たるな。暗号で言えば今は楕円曲線暗号が全盛期なので、いきなりこれを壊すと問題が大きいため、既存の捨てられつつある暗号を破るアルゴリズムを機械に考えさせるという仕事を誰かが実施する。そして、思いもよらないやり方により、かなり安い計算コストで暗号が解読されるようになる。そして次は楕円曲線暗号が解読される。最後に機械が新たに暗号化アルゴリズムを考えだして、しばらく使えるねという判定を下すので人類はそれを使いはじめるだろう。その理論は誰にも説明できないが、既存の説明可能な暗号が全部解かれてしまうので…。

さらに、似たことがいろんな分野のアルゴリズムに適用される。人類は欲望に正直なので、カネが絡むアルゴリズムがその主戦場になる。そして欲張りな賢者に富が集積されていく。人類はそれを受け入れるか、破壊して再分配するかの選択を迫られるだろう。革命が起きるか、抑圧が勝るか。近年のマインドから言えば、貧者ほど抑圧を好み、貧者ほど貧しさを自責と見なす傾向があるから、もはや革命は起きないような気がする。実際に構造を知っている人は不公平だということが分かっているけど、そうでない人にとってはそうでない、みたいなのがあるよね。知的生産者に限って、AIに負けるようなら価値ないじゃん、みたいに考えていそうだ。実際に最初に切られるのが知的生産の分野なのだがね。

ただ経済のしくみってのはうまくできているので、我々のレベルの人間(って何?)が貧困にあえいで困窮するっちゅうことはないんじゃないかなと楽観している。オレ困窮してないっすよ。オレを困窮させたら大したもんっすよ。

残りそうなアルゴリズムは対象データの少ない、一点ものの処理。私なんかは今は割とそういう一点ものの処理をなぜか(無駄に?)自動化する、みたいなことをやっているので、少しは寿命が長いかもしれない。まあこれも少しは、というレベルなんだけどね。

あとはクリエイティブ系なところね。いろんなデザインとか作画作曲作詞作文…まあ、いろいろあるんだろうけど、何か独自に作る系の仕事は軒並みやられるよね。

そして、単純労働というのは意外に機械に取って代わられることが少ない。これはまだまだ人間のほうが単価が安く、故障にも強く、故障しても交換しやすいためだ。従って、ある程度の頭脳を持った階層の人々が最初に仕事からあぶれると思うんだ。例えば工事現場の交通整理みたいな仕事を機械にやらせる必要性が見当たらないでしょ。コンビニバイトだって人間のほうが有利だ。ああでも、力仕事は別か。

となると、単純労働の軽作業で長時間働く…というのが今後の有望な生存戦略なのかな? これならまず失業しない。そのかわり人間同士のパイの奪い合いが今より激しくなって単価はどんどん安くなる。つまり常に給料下げてれば永遠に失業しない。凄い。天才か。

ずいぶんだせー未来だなおい(笑)

あとは興行の類。機械と機械の争いを、チケット代を払って見に行く人間はいない。今だって、機械のほうがチェスが上手いからって、機械対機械の試合でカネ取れないでしょ。そのへんの原理は全部同じだよ。相撲ロボットやサッカーロボットができて、例えばそいつのパスが中村憲剛よりも有意に上手いと証明されても、やはり僕は等々力に行って青いチームを応援するだろう。

川崎3-2名古屋 (夜に咲く花)

夜に柵はない。なんでこの時期にこんな時間にサッカーやってるんだよ(怒)

寒いじゃないか。死ぬかと思ったよ。この日は一人だったのでチケットをアップグレードしてメインで座って見ていました(初!)が、ほんと、この寒さで身体を動かさないでいたから、マフラーがなければ死んでた可能性。メインでももうちょっと良い席でも良かったんだけど、そのへんは徐々ににじり寄っていこうかと思う。

この日は代表合宿でアピールに疲れた(?)小林悠がなぜか不在(インフルだってさ)で、怪我の武岡の代わりは谷口。谷口の代わりにエドゥアルドが中央に。前半から圧倒して幸先の良いエウシーニョの先制点もゲットしたけどスコアがなかなか素直じゃない…というよくある展開に。攻撃は回ってたけど、やっぱ小林悠いないと全然怖さが足りないね。SBに入った谷口も守備は強化されるという効果はあっただろうけど、クロスが…。

後半に入ると狩野→森本。後半開始で森本投入、これがパターンなのかもしれない。逆転されてから現在の川崎では最強とされる攻撃の切り札、中野を投入し、スタジアム全体に期待が高まる。これで中野のサイドから中村憲剛が深いところからクロスを入れ、そのボールはぽよよんと楢崎を越した先で絶好のポジションを制していた大久保嘉人のところへ。これで佐藤寿人に並ぶ、咲いた得点記録…もとい最多得点記録。オヤジギャクばかりで…すみませんすみません。

そして憲剛の凄いのが決まって逆転。これは正直打つと思わなかったところで呆気にとられたけど、気持ちよかったですね。憲剛がこういう活躍すれば勝つんだよ、といった試合でした。