川崎2-3新潟 (相手の方が強い…)

中秋の名月が風流な湖(実際は釣り池だが)にチラ見えする金曜日に向かった等々力で繰り広げられた光景。ボールを持たれ続けました。うまく行きませんね。各所が安定しない。

この感覚ね。勝ち目がない絶望。リードした時間もあったが、取り返されるのは時間の問題のようにも思えた。観客が弱気になってどうする。

座席的には、相手のキモい弾道のシュートは堪能できた。しかしその後ポストに当たって押し込まれてしまったのは残念だった。よく追いついたと言えるだろう。勝ちを拾える要素が少なかった。川崎に怖さがないのは、あまり中を使わないからだろうか。もっとミスが多くても怖いチームはある。

川崎1-0東京 (加速)

よく行く場所の看板がかけ変わったと聞いて。リニューアルは1つだけで、近くにある看板はそのままでした。まあでも、かなり綺麗になったので十分満足してます。写真的には東京の方が勝ちますね。カラーの配置もメリハリがあるし、何と言っても背景が綺麗。立地的には、運が良ければ富士山も画角に入れられる、映えるスポット。もともと落書きも川崎側だけで、東京サイドはよく管理されてた方だと思いますね。

看板だけのデザインなら、7区の意味もある斜めストライプの川崎の方が好きなんだけどねー。川崎側も、場所を移せばいい感じの背景にできたんじゃないか。なんかくやしいな。

下の写真は、←がbeforeで、→がafterです。対戦ごとに1つずつ看板を綺麗にしてくれたらいいのになー

というわけで、雷がおさまった頃に始まったこの試合はバフェティンビ・ゴミスのお披露目会となりました。静止して細かいテクニックを入れつつキープするところなんかは雰囲気があったけど、そこから移動してくれないんだな。コンビネーションもまだまだな感じがした。ファウルをもらってクイックリスタートでビッグチャンスにしたシーンが一番のハイライトかな。本領は来季から、とかか。

試合自体は中位対中位。中位同士の試合。試合内容もそんな感じだった。局面ではすごいプレーがあるんだけど、続かない。ピンチだー! と思った直後のへなちょこクロス、みたいな。そんな展開が続いてて、こりゃWINNERで0-0に10万くらいぶっ込んどけばよかったなと反省していたところ、フィールド中央でボールを持った脇坂が突如加速して抜け出してマルシーニョに渡し、マルシーニョが細かいステップを踏みながら前進! いつ加速したのか分からなかったがいつの間にか相手を抜き去っており、綺麗な弾道のシュートを突き刺して1-0に。

10万もぶっ込まなくて良かったよ!

試合終了時は、両チームともかなり疲労感が残った様子。飲水タイムもなかったなー

市民税の申告

私はこれまで副業の収入がある場合は確定申告をしてきた。必要経費の領収書やレシートは保管して。昔は紙に必死で手書きして提出していたし、申告書作成コーナー(Webサービス)が昔は割と使いにくかったと記憶している。最近は税制も良くなってずいぶん便利になったんだけど、マイナンバーカードとかは使わずに作成コーナーでPDFを出して印刷したものを郵送している。

で、問題は昨年だ。副業の収入が少なかった。確定申告が必須とされる20万円を大きく下回る額。というわけで会社での年末調整の後は放置して、確定申告をせずに過ごした。平穏!

するとどうだ。

市民税・県民税の申告書の提出を求められたんだよ! 今までは確定申告の手続きで地方税の処理も勝手にやってくれてたのかー

提出しなかったら勝手に決めるからね(覚悟しとけ)、みたいな感じの文面の手紙も入っていたので、必要経費の申請をするかしないかを決めろ、ということなのかと思った。必要経費かかってないことにすれば放置でいいのか。書きたい場合は、本体の給与(こちらの所得税は年末調整済み)も込みで全部記入しなきゃいけないのかなあ。それはそれでめんどくさいな。

そういうわけで、確認のために電話してみたら、丁寧に教えてくれた。本体の給与はもう年末調整のデータが行ってるので書かなくていい、副業の収入と必要経費だけ書いて出せばいいと。もし出さないと必要経費が0という計算で請求されるのと、タイミングが遅くなって支払いの柔軟性(2回に分けて、とか)が欠ける可能性がある、といった感じ。それだけでいいなら、出すか。

toto(WINNER)とか競馬代とかも考えようによっちゃ、経費だからなー。申告したら税額少なくなる可能性もある。どうしようかな。まあ川崎と神奈川の税率は合わせて10%とかそこいらだから、20万を大幅に下回る額の10%…あれこれ悩むのも割に合わんよなー

時節柄だと書きたくなる、インボイス制度について書く暇がないなーこれじゃあ。

一人旅2023 内房

内房線に揺られて、房総半島に行ってきました。小杉からは行きやすい。行きが木更津乗り換え、帰りは君津乗り換えと、終点の1駅前で乗り換えるのがコツ? なんですかね。みんなそうしてたから、自分もそうやって乗り換えたけど。

まずは内房線随一の観光地、浜金谷駅から。鋸山をロープウェイで登り、日本寺へ。石切場でもあり、直線に切られた岩が並ぶ。石仏が多い。でかい石仏の迫力がすごい。行き交う石仏に、自然に手を合わせて合掌している自分に気づく。展望台の絶景もすごい。突き出た展望スペースも怖い。さすが房総半島。

しかしここは階段が多いので体力に不安のある人にはおすすめしない。サンダルで来て日傘さしてる人もいたけど、無理があるだろうと思う。あまりの起伏にムクれている子供を目にしたが、理由は聞かなくてもわかる。騙されて連れてこられたんだ。かわいそうに。親にしても「来てみてビックリ」な可能性もある。かわいそうに。

鋸山ロープウェイ自体は、15分おきの運行だった。40人乗り? にしては小さくて、詰め込みすぎな感じがした。混んでて景色を見れないのは残念で。歩いて登る道もあるみたいだけど、上がってから展望台に行く道、寺に行く道、寺内部の道も起伏だらけなので、ロープウェイの方が正解だろうな。頂上の先の日本寺に駐車場があるので、車で行くならそっちなんだろうけど。なんだかんだでロープウェイってロマンがあるからね。

この辺は外国人観光客が多い。甲府にはほとんどいなかったのだけど。やはり千葉は成田があるから来やすいのかなーと思ったり。あーでも、箱根とかもほとんど外国人だし、むしろ甲府が行きにくいのか、あるいは武田信玄が国際的には無名だからか。

ここまでで充実感もあるし、ひどく疲れたので、金谷港からそのままフェリーで久里浜に行ってあっちから帰ろうか、とも思いつつ。the Fishとかいう小綺麗な施設で一息つくと、また元気が出てきて房総でもう少し過ごすことにした。アジフライも美味しかったし。海が見える席で食べる小洒落た魚料理。オッサン一人だとアウェイ感が強いが、なかなか良い。この、たまにアウェイ感を感じて過ごす時間、割と好きなんですよねー

館山駅まで電車に揺られて、館山城を目指すことにした。駅周辺、割と雰囲気があって良かったな。駅前通りの売地の看板を見て、値段が気になってsuumoを見たけど載っていなかった。

海沿いの道を歩いて、渚の駅があったのでちょっと寄ってみたら、さかなクンの展示がなかなか良かった。ご活躍されてますね。

そして館山城だが、やっぱここは里見八犬伝っすね。ストーリーとか登場人物とか全然把握せずに行ったのを後悔した。八臣の墓には手を合わせた。墓自体は、かなり奥まったところにある。これもだいぶ上り坂だった。かなりハードなアップダウンの1日になった。

あとは、天守閣から見える市の天然記念物(ビャクシン)を見に行ったりして過ごした。水田の近くに電気柵や箱わながあったりして、イノシシとかシカの対策かな。出るんでしょうね。日本の田園の原風景みたいな風情があった。海も近いし、日々を過ごすにはいい場所なんじゃないでしょうか。

一人旅2023 甲府

文庫本をお供に中央本線に揺られて、甲府に行ってきました。思ったより近い。路線図を見ると、長野とかはかなり遠くて鈍行で行くのはキツい。一方で甲府は手頃であって、等々力緑地から見ても3時間くらいで到着できる。

以前に甲府に行ったのは、調べてみると(Jリーグの試合でアウェイに訪れた)2007年の話で、あれからもう16年が経っている。当時は車で小瀬のスタジアムに行って、帰りにどっか寄ってったような気もするが覚えてない。

まずは武田神社。ヴァンフォーレのユニとか大分のユニ着た人を見かけた、なんて言うとどの日に行ったかバレますね…冨永愛が武田信玄やるポスターがなかなかサマになっていた。武田信玄は老人イメージが強い人が多いと思うが、父親を追放した若い頃はこんな感じなんじゃないかなと思ったりして。宝物殿も史実と対比していて面白かった。近くの湖(ため池?)のところまで登って盆地の眺めを見たり、林になっている館跡とか、当時の濠の跡が残っている地形がどうとか、割と楽しめた。後ろが山で、前は緩やかな坂道に程よい平野。為政者が本拠地にするにはいい土地だと思いました。信玄の墓に行きそびれたことに後で気づいた。駅からは迷うことのない1本道で、緩やかな上り坂。バスも通ってるみたいでバス停はたくさん見かけたが、バスはあまり見なかった。本数が少ないのかも。

甲府駅周辺。信虎の銅像はもうちょっと堂々としていてもいいんじゃないの? 逆側の信玄のデカい銅像は台座が高すぎると思った。あと県庁の施設が良かったな。中に子供が遊べる噴水があったりして、堅苦しくない感じだった。

甲府城(舞鶴城公園)は、なかなかいい石垣だった。上からの眺めも良い。まあこういう城にありがちだが、アップダウンが多い。天守閣再現してほしいけど、武田信玄絡みじゃないし、歴史的には地味だから無理かなあ。まあ、躑躅ヶ崎館の再建の方が先だろうな。あっちには天守閣もクソもないが。

藤村記念館というのが駅前にあって、覗いてみた。昔の小学校ってこういう建築だったんですね。オシャレな古い洋館という感じで、割と新鮮な経験になった。入場無料で、悪くない。このへんのちょっとした展示は無料なものが多い。甲府城の物見櫓もそうだし、駅の近くにあるでかい門も。いちいち靴脱ぐのはめんどくさいけどねー

電車で移動しつつ、甲斐善光寺にも行ってみた。クライング・ドラゴンの間で教えられた通りに手を叩くとかなりの勢いでドラゴンが吠えた。すげえ。ありがたや〜。共振現象か。奥に、真っ暗な中で進む修行みたいなやつがあったので入ってみたけど、自分の腕時計の針の蓄光部分がかすかに光ってしまったのは残念だった。暗闇で外して失くすのも嫌だしなあ。ただいつまで経っても目が慣れることのない暗闇で左手を頼りに進む経験はなかなか良かったな。これが宗教行事というのも分かるよ。スマホをつける不信心者は、さすがにいなかった(うちの子供はつけかねないが)。五感のうち、視聴覚に訴えるお寺だね。建物の外観が全体的に古くなっているのが気になった。中は普通に立派なお寺さんだと感じたけど、外観だけでも塗り直せないかなあ。

甲府に行きたいと思ったのは、織田信忠の本を読んで、信忠が暴走気味に滅ぼした猛将勝頼、という図式を頭に置いて甲府の史跡を鑑賞するのはいい体験になるだろうと。滅亡への分岐点となった高天神城をめぐる攻防も展示に解説があった。武田氏三代、それぞれ強烈なキャラクターと人生がある。まあ、中では信虎が一番幸せだったんだろうなあ。信玄も勝頼も、自信と挫折の人生だ。

あと日本住血吸虫の記念館的なところも行きたかったが時間がなくてやめた。

一人旅2023 序

この夏は、一番上の子供が「一人旅したい」と言い出しまして。青春18きっぷを手に、あっさり「みちのくひとり旅」をキメてきました。ついにオレも子供が一人旅をする年齢になったか。感慨深いものがあるね。

私も学生時代は何度か使いましたが、最近の青春18きっぷって昔とは変わっていて、1枚なんですね。これは転売しづらい。5枚つづりではなく、1枚に5ヶ所スタンプを押す場所がある。で、彼が東北から帰ってきた時点で、2ヶ所が空きだったんです。使用期限は9/10。

私がこの2ヶ所のスタンプスペースをどう使ったか、という話をお送りしたいと思います。子供もそういう年齢になったもんで、親だって、家族旅行とかじゃなくて一人旅してもいい感じになってきてましてね。行こうと思って行ってないところ、結構ありますよね。

猛暑の中「中年オッサンが近距離日帰り一人旅を2回やった」ってだけなんですけど、割と楽しい体験になったと思うんで、書けるだけ書いていきます。

vscodeのターミナル

皆さんはvscodeのターミナル、使ってますか。

これのいいところは、コマンドの成否がプロンプトの横の表示でわかること。普通のターミナルでやろうとすると、うまくできないよね。他にもコマンドをコピー・再実行できたり、出力をコピーできたりする。何かっつーと便利にできている。新世代の人たちはいいなあ。生まれた時からvscodeがあるなんて。私なんて最初のエディタはMS-DOSのEDLINですよ。シェルはCOMMAND.COM。よく生きてこれたなオレ。どうなんだこの落差は…

ただ私は普段は別ウィンドウでターミナルたくさん開いて使ってるんで、vscodeのターミナルはあんまり使っていないんです。だけど失敗コマンドを色で見分けたい。

しょうがないから、失敗したら次のプロンプトの色を変えるようにしてみた。たんだけど、実際に失敗した場所と表示がずれてるから直感的でなく、あんまり気に入っていない。

故障の夏、修理の夏

暑さの残るある1日の話。実話です。

かつて自転車を手放した私は、ちょっとそこまで行くのにレンタルで自転車を借りることが多い。値上げは厳しいけど、利便性は捨て難い。それで、こないだ自宅の近所で借りようとしたら、予約した自転車がパンクしていた。しょうがないので運営にパンクレポートを投げて、また近くの別の自転車を借りようと予約して赴いたところ。

その自転車は後輪のチューブがなくなっていた。これってカテゴリは…パンクでいいのか? ずいぶん上位版だな。パンクロック最近また熱いしな。これはデラックスな1日が始まるぞ、と思って会社に行って壊れかけのシステムを騙したり直したりして自宅に帰ると、食洗機が壊れていた。

なんて1日だ。これで不運を使い切ったと確信したよ。宝くじでも買うかーーーと思う吉宗であった。

川崎2-2札幌 (マルシーニョオオー)

今日は雲が出ていたぶんマシだったけど、そこそこ暑かった。そんな中の、この試合。連敗に沈んでいる川崎は復活なるか?

それで、マルシーニョが出てくるまではフルボッコ状態でしたね。勝ち筋がどこにも見えなかった。ホームでこんな一方的にやられるショックが。なんでこのメンバーでダメなんだろう…そんなことを考えていた。みんな似てるから、かもしれないなーなんて思ったんだよね。異質な奴を何人か入れとかないと、同じ対応で対処しやすいのかも。シンプルに暑さが続いてパフォーマンスが落ちた説も、あるけどね。

しかし3点目欲しかったなー。3点目を取られなかったのも大きかったが、こちらが3点目のチャンスを逃したのも大きいな。

川崎3-4ガンバ (こんな負け方もあるんだなあ…)

まさかのリバース等々力劇場。ショックは大きい。まあ軽率なプレーが失点に結びついた影響が大きかった感じかな。相手は厳しい夏のコンディションの中でも、しっかり追って来て川崎のプレーの幅を狭めていた。結果、激しい消耗戦、激闘。3得点というのもずいぶん久しぶりに感じる。その幕切れがこんなにも寂しいものになるなんて。

久々のマルシーニョ。時間制限付きか、前半だけだった。かなりオフサイドに引っかかっていたが、ビッグチャンスも作り出した。交代で入った瀬川が(勝ってれば)MoM級の2得点。2点目(川崎の3点目)は何度もブロックされながら無理矢理、力ずくで押し込んだ。1点取るのも簡単じゃないよねという気持ちと、何もかもが幸せな気持ち。

あーマジで、こんな負け方もあるのかー、あるんだなあ、という言葉の繰り返ししかできなくなってしまった夜だった。