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山椒の実

さかなクンの一魚一会 (さかなクン)

昨年、館山に行ったときにさかなクンの展示があったんです。無料だったので入って鑑賞させてもらいまして、なかなか楽しかった。いいモノを見せていただいたと。それでこの本を読むことにした。館山在住なんですね。いいところだ。

しかし魚屋とか寿司屋、水族館とか魚に関する職業も一通り試して向いてなかったなんて、意外だったな。魚に関してはスーパー高校生だったのに、魚のことにしか興味を持たず勉強してなかったから魚系の大学も行けなかったなんていう話も。

とにかくですね、こいつはすごいやつだ。まさに荒海に生きる、破天荒な人生。ただそれ以上に、こいつを育てた親がすごい。そう実感させられた。圧倒的に。圧倒的明らかに、オレがこいつを育てるのは無理なんすよ。申し訳なくなる。もし、我がわたなべ家に生まれていたら、さかなクンは今頃…違う魚生を鮎まされてたんじゃないかと思い鱒からね。これが親ガチャの世界なんだよ。

かように、この親にこの子が産まれる奇跡に感動しながら読み進めたが、感動のラストもいいな。

ところでオレは魚高いからここのところずっと、肉(鶏豚牛)ばっか食ってる。思うに、うちの国は海洋国家なのに、なんで高いのかな、魚。この立地で肉の方が安いなんて、おかしいよね。