いい有線マウスがない…ということは!

普段私は自宅ではMBPを閉じてHDMIでディスプレイにつなぎ、メカニカルキーボードとマウスをUSBでつないで使ってます。で、USB有線のマウスで小型の良いものを探していたんです。長らく気に入って使っていた古いマウスのボタンがそろそろヘタってきたのよね。

それでときどき電気屋さんに見に行ったりしていたが、どうもピンと来るものがない。というか良さそうなマウスは全部Bluetoothの無線モノなんですよね。私は有線の方がいいのに。

というわけで困っていたんですけど、マウスにこだわる意味もないかと思い直した。それでAppleのトラックパッド(Magic Trackpad 2)を買ってしまいました。Bluetoothです(oh…)が、USBでつないで充電とペアリングができます。Mac側のBluetoothをオフにしていても、USBでつないでいれば普通に操作できます。そうかこれを有線で使うという手もあるのか…ただ位置(キーボードの下部にくっつけて使う)を考えるとケーブルは邪魔になるっぽいね。

Macで使うには確実に快適だし、Appleだけあってしっかり作ってあるという印象を受けた。基本は現行MacBookのトラックパッドと同じで、サイズは結構大きい。

まだ使い込んでないですが、なるほどと。操作の感覚も悪くない。慣れたらかなり使いやすいんじゃないかと思う。

docker hubのautomated buildに問題が…

みんな使っているdocker hub(イメージのリポジトリ)。これは非常に便利で、Dockerfileをgithubに置いて連携させると、勝手にビルドが走る。設定したベースイメージの更新やgithubへのpush/mergeでトリガが走り、勝手にイメージをビルドしてくれるわけだ。最新に保てるし、automated buildの印がついてそこはかとない安心感を与えるし、とても良い。

ただ問題があって、ちょっと前(17.05あたり)からdockerにはmulti stage buildという機能が入ったんだけど、docker hubのイメージのビルドに使われているdockerが少し古くて(現在17.03.1-ee-2)、multi stage buildで書いたDockerfileを処理できないのだ。

multi stage buildというのは便利な機能で、例えばubuntuやcentosのイメージでビルドしたソフトウェアをalpineに持って行って小さいイメージで実行する、といったようなことが簡単にできるのです。これが来るまではalpineでビルドツールを入れる〜ビルドする〜ビルドツールを削除する、という一連の作業を一つのコマンドで実行しなければならなかった。multi stage buildはそういう煩わしさがないんですね。

まあalpineはlibcもglibcじゃないから単に持っていっただけだとダメなことがほとんどです。ライブラリも含めて根こそぎ持っていけばなんとかなるってケースも多い。

(追記) 2017-08-20

docker 17.06のEEが出てからちょっと経過したが、まだ17.03が使われている。この間、ずっと見ていたissueはこれ。

https://github.com/docker/hub-feedback/issues/1039

もうすぐだと思われる。あー待ち遠しい。

team is working on the upgrade for builders, please stay tuned.

(追記) 2017-08-21

ついにリリースされてmulti stage buildが使えるようになった!

川崎4-1浦和 (どーしたの)

台風が過ぎた水曜夜の等々力。超絶蒸し暑く、雨も降ったり止んだり。ちょうどスタジアムに入って座席を確保したあたりで降り出して、やがて強烈な降りっぷりに。しかしすぐに止んだ(小降り程度に落ち着いた)のでその辺をぶらぶらしつつキックオフを待つ。

観客も徐々に集まってきて、平日にも関わらず、かなり入りました。よかったね。

試合のほうは…浦和はマイボール時は稀に見るハイクオリティを見せつけますが、最後尾のディフェンスがボロボロというチグハグな状態。まだ昨シーズンの鬼のように強かった時の印象が自分には残っているんだけど、どうしちゃったんだろう。小林悠が1点目を決めた時はどうしようかと思いました。阿部の何の変哲もない、前につけるボール。これを小林悠が巧みなトラップでDFを操りGKと1対1。そして冷静に決めた。そして2点目は膠着状態に陥りかけたあたり、大島(?)がボールを奪った時点ですぐにDFの間に入った阿部。そこに中村憲剛がダイレクトで送り2-0。阿部のポジションも良かったですしあそこにしっかりボールを送れるのが中村憲剛という男。いい得点でした。

そのあとはあまり無理をせずに試合を進めていた印象。それでも3点目が入りそうなシーンが何度かあったんですけど、決めきれないところでCKから1点返されて2-1。このあたり、こないだの広島戦のようにサイドを破られるケースがなくて、深い位置に入られてもほとんどクロスを入れさせていなかったんですが、このシーンも車屋がしっかりカットしてCK、そこから失点という流れで、それはそれは嫌な感じがした。

PKのシーンはやはり小林悠が駆け引きに勝ってシュートを打てる位置に体を入れたところで後ろから倒されたもの。1発退場+PK、これを沈めて3-1、勝負は決した。遠目に見て手を引っ掛けたのかと思ったけどそうでもなかったみたい? 厳しい判定だったかも。PKの時、小林悠はまた真ん中に蹴るだろうと思っていたら右ポストに当てて入れた。まあ当然ですけど、ああいうのも蹴れるんですね。4点目はドリブルで持ち上がる長谷川を見ながら下がるだけのDF。そこでシュートを打ったら入った。確かに小林(?)とかも上がってて見る必要があったのはそうなんだけど、あそこまで楽に打たせるというのは…

川崎としては1点で抑えたとは言え、シュートは結構打たれていた印象。興梠(?)のバックヘッドとかもね。

これで首位との勝ち点差は4。悪くない位置につけて前半17試合を終えることができました。

川崎5-0神戸 (圧勝しすぎ)

次に取っとけよもう。と思ってしまうほどの完勝でした。得点のタイミングもいい。だいたいやりたい放題といった様相。若干危ない時間帯もあったけど、シュートの悪さに助けられて無失点でしのいだ。帰ってハイライトを見ると、2点目は抜け出した中村憲剛を追った相手DFが怪我したんですね。ちょっと嫌な倒れ方で、重症でなければいいんですが…神戸にとっては非常な不運でした。

始まる前は厄介な相手だと思っていたんですけどね。阿部の先制ゴールでだいぶ楽になった。ほぼ小林悠のゴールみたいなもんだったけど、そのあと崩してクロス、を繰り返して大量得点。神戸は局面では頑張って盛り返せるかという部分もあるんだけど全体で見るとどうにもならなくて、苦しかったですね。

川崎2-0栃木ウーヴァ (天皇杯)

風雨がすごい1日だったが、小杉に着いたあたりで風だけに。スタジアムでは晴れ間も。それでも、風は強かったですね。このコンディションがどう出るか。観衆は4000人くらいで、当然、緩衝帯もなくのんびりしてました。始まるまで時間もあったので、コンコースをぶらぶら一周してみたりも。

試合はまあ、波はあるけど危なげない試合運びだったんじゃないでしょうか。知念にゴールが欲しかったね。

川崎1-0広島 (薄氷)

広島戦。諸事情で出遅れて、アップグレードしてメインで見ました。見やすい。

強豪・広島は今季はまだ本調子が出ておらず降格圏に沈んでいる。主力DFの中東マネーによる移籍も発表された。カネは入るんだろうけど、チーム事情を考えれば、きつい一撃。ただ長期的にはプラスになるんじゃないかな。川崎も過去にはフッキやレナトを持ってかれましたが、そのあと入ったマネーで色々いい選手が取れたり、何かとプラスになった感じはありました。

試合の方は前半は見所も少なく。広島は柏がシュートを顔に受けて担架で運び出される…これは不運でした。大丈夫かな。後半立ち上がりから押し込み始め、やりたい放題になりつつあったところで阿部がうまいシュートを決めて先制、あとは守って終了という話なんだけど。何度もサイドを破られて、今日復帰したエウシーニョ→奈良の交代で中央は硬くなったがサイドの状況はさらに悪化し、憲剛→家長の交代で致命傷の一歩手前まで追い込まれる。これじゃソンリョン忙しすぎだろ。

ただここで1点も入らないのが今季の広島の苦闘を物語るんだよなぁ。今日も川崎が良かったのは後半始まってから先制するまでのちょっとの間だけだからなぁ。そして川崎は良くないながらもホームで勝ち点3を得て上位をうかがうポジションに。あの阿部のシュートがなかったらやばかったなマジで。

3D Pen (3)

この文章を読んでいる皆さんは半田付けの経験はありますでしょうか?

ハンダをやるときに、第3の手が欲しくなりますよね。半田ごてを握る第1の手、ハンダを握る第2の手、そして基盤を握る第3の手。しかし現実には2本しか腕を持っていませんから、なかなか大変なわけです。

3D Penもそういう歯がゆさがあるのかなと思ってましたが、やってみると全くそんなことはない。なぜかというと、フィラメントがノズルから出てくるので、フィラメントを握る第2の手が不要なんですね。ペンを握る第1の手と、物体を握る第2の手があれば事足りる。

そこで。

この技術はハンダづけにも適用されるべきものと考える。ハンダのフィードはコテの外からではなく、コテの中を通って押し出され出てくるべきだと思う。そういう半田ごてってもう売ってるのかな。売ってないなら誰か、作ってくれねーかなー。KickstarterとかにあったらBackするかもしれないね。

あーいや、むしろ電気を通すABSかPLAのフィラメントがあればいいのか。導電性のフィラメントは普通に売ってるので、いずれ電子工作の世界においてハンダは廃れて、これと3D Penに取って代わられるんだろうな。

そういう風に僕は思った。

3D Pen (2)

先日の3D Penをついに子供たちに使わせてみたところ、なかなか楽しそうに使っていました。上手い人の動画を見せてイメージの膨らみを促したりもしてみたが、どうだろうか。まだ立体造形までは行ってなくて、平面でゲームのキャラクターを作って平たい物体になるのを楽しんでいる段階。それぞれに作りたいものって、あるもんなんだなぁ。色を使えるというのは良いポイントみたいで、フィラメントの交換を頻繁にやっていました。カービィ用のピンクのフィラメントを仕入れようか、迷っている。今は3Dペン用に多色詰め合わせでフィラメントを売ってるんですね。大して高くないし、買おうかな。今は白黒赤青黄緑+白(蓄光)の7色体制。

そして私はどのくらい使えるようになったかというと、これがやはり難易度は高くて、デモでよくあるタワーを台紙なしで作ってみた感じがこれ。自分ではだいぶ慣れたと思っているんですけど、かなりゆがんでますw

ちゃんと測って下書きを書いてからやればよかったのかも。ただちょっと歪んでた方が手作り感があって良いと強弁してみよう。

色が無駄にGoogle配色になってしまった。フチの部分に使っている白いフィラメントは蓄光タイプのものなので、暗闇で輪郭が光ります!

まあ、それだけなんですけど。あとは、3Dプリンタで以前に出した物体に目と口を書き込んでみたり。これはこれで面白いんだけど、失敗した時の復旧がどうしたらいいのか…

あと、今度やってみようと思っているのが、3Dプリンタで出した物体同士をくっつける接着剤として使えるんじゃないか、という考え。目と口を書き込んでみたら、割とがっちりくっつくことがわかったので。溶かしてくっつく感じで、小さめに作っておいて、間をこいつでパテみたく埋めてけば、かなり行けそうな気がしている。金継ぎみたいな感じにできるんではないかと。PLAだと継いだあとに削るのが厳しいので、ABSのほうが良い可能性も。

 

3D Pen

以前から気になっていた3Dペンを買ってみた。3Dプリンタは今のところ一色しか出ない。複数色を組み合わせるには、別々に物体をプリントして、組み立てるといったような作業になるのだが、うちのは安物であることもあって、ちゃんと組み立てられるほどの精度では出ないんです。

そこで3Dペンで、3Dプリンタで出したものに別の色でフリーハンド装飾したり、うまく物体同士を接着できるんじゃないかという気持ち。ただそれなりに技術は必要っぽい。YouTubeで動画を見たりしてできる気になっていたが、実際にやって見るとなかなか難しい。

とりあえず立方体と球形を作ろうとしたのがこちら→

まあ下敷きに大学ノートとMac Book Pro、背景にDysonの掃除機をさりげなく写り込ませて意識高い系のアピール写真みたいになってしまってますが、そこは気にしないでください! Campusノート省いてリンゴマーク露出させたほーが良かったのかも!!

それにしてもこれ、立方体? だいたい縦横も合ってないしひしゃげすぎてます! なかなかどうして、動画のようには行きません。あの動画見てる時は、サッカーボールくらい簡単に作れると思ったんですけどね。あの動画、マジで熟練者ですよ。

球形にしても、いくつか円を作って接着して、蜘蛛の巣のように表面を作って塗っていく感じなんだけど、こんないびつな球形を作るのでも、なかなか難しかった。

でも3Dプリンタと同じ1.75mmのフィラメントを使えて、フリーハンドで描けるという3Dペン。これから重宝しそうです。しばらくは練習かな。3DプリンタでもRaftやSkirt、Support MaterialとPLAのゴミが出ますが、3Dペンが吐き出す余計なゴミは3Dプリンタの倍以上という感覚。だって思ったところで止まらないし、あれよあれよと言ってる間に出てきちゃうんだもん。ニッパは必需品です。

動画見てると、はんだごてみたいなやつでまた柔らかくして表面を加工していたのは参考にしたい。20年以上前に買った普通のはんだごてしか持ってないけど、大丈夫だろうか…今度試してみよう。

動画でよく使われているように紙に描いた図形をなぞって外す、というようなことも試しましたが、実際は紙にPLAがくっついてしまうので、紙が破けて物体側に残ってしまう。やっぱPLAにはこれだよねということで3Mのマスキングテープを使ってます。マスキングテープを机に貼って、その上に「消えるボールペン」フリクションボールで書く感じ。3Dペンでなぞっていくとインクも熱で消えてくれて、くっつきも剥がれも調子が良く、割と楽に平面を作れるということは分かった。

川崎 84-76 A東京 (準決勝)

Bリーグ初年度の日本一を取るべく、川崎がホームとどろきアリーナにA東京を迎えた一戦。それにしても金曜夜に等々力集合という鬼日程は相変わらず。いい加減気づこうな…普通の社会人は平日夜に等々力には来れないんだよ! 駅近ならまだしもね。まあ今週に限っては私は土曜日動けないんだが。私はしょうがないので会社を早退して駆けつけたさ。

ゲームのほうはオンザコート2ではA東京が、1では川崎が強かったという感じかな。#7篠山竜青が絶好調で、要所でシュートを決めまくった。マークも激しかったがモノともせず。一方で#14辻が調子を落としているような感じだったのが気になるところではある。コレオを取り入れたアメスポ応援も盛り上がった。明日勝てば次は決勝です。川崎を日本一に!

帰って速報を見るとフロンターレも鹿島で勝ったらしい。いい金曜日になりました。