今をときめくホラー作家の背筋…ハイキンではなくセスジが正しい読み方なんでしょうね恐らく作風からして。トレーニング系の本も出してればどっちなんだ、となるかもしれませんが。デビュー作(?)の近畿地方のやつはカクヨム(?)の連載後半くらいかな、話題になってた時に毎日更新チェックして読んでた頃があった。かなり良かったし、あれでモキュメンタリーというジャンルが盛り上がったという面があるのではないか。この令和の世に。
Category: Horror
ホラーじみた話。拝み屋が呪物を次々に発見し、発見し、発見し、発見し、発見し、いや発見しすぎでしょ。程があるはず。ないのか。まるでオールスター大感謝祭だ。なんか多いっすけど、これって今日はなんかのイベントなんすかねー、と警備の人に尋ねたくなる。特級呪物が多過ぎて覚えきれない。歴史の闇、家系の闇。絶景祈らむ…
呪われ過ぎでしょう。どんだけ悪業を重ねたら子孫がここまで呪われるのだろう。マジで死に絶えてますよとっくに。よく生き残ったな子孫。余徳というやつかな。それをすり減らして現代に至ると、そういう話? 何の徳だよ。
最近のホラーはかなり人気があるジャンルになってますよね。
怪談のアラビアンナイトのような話。ただし語るのが怪異で、聞くのが絶望から逃げ出して怪異との友人として過ごすことになった若者ね。怪異の方は人間態…というわけでもなさそうな描写だが、どうなのか。若者の方の洞察力は普通に高く、常に冷静さを失わない。ミスの少ない、距離感に優れた主人公タイプだな。
なんというか、物語としての展開は進まないまま本が終わった。ここで終わり? 続きがあるんだよね、と確認したくなる。カクヨムで書いてたのが書籍化されたらしく。このままエンディングに向かったところで、決着はつかない感じもしたけどな。
南の島の怪談だ。楽園のようでいて恐ろしきクローズドサークルで、死を呼ぶ少女が呪いの光景を見たら何が起きるのか。この先生きのこる未来なんて見えるわけがない。そんな話。呪いかかるの早いよ。スティーブン・キングのジプシーに呪われて痩せてく話くらいの早さ。
果たして登場人物が全員病んでいるわけだが、メンタルの乱れは心の乱れ! などとわけのわからない事実を叫びそうになる。
最終的には丸く収めながらホラーらしさも兼ね備えた感じにまとめた。
ホラー小説。中編2つ。拝み屋チームの話と、田舎に流されたサラリーマンの話。
表題作よりも後ろの鉄柱ていう作品のほうが良かったかな。そっちの方がオカルト色は薄い。表題作は不気味で自我に問題のある主観者の正体が明らかになるクライマックスは衝撃があって良かった。それぞれに後味も残る。
だけどまあ、この救いのなさはどうにもならないね。ホラーはどうしても、こういう結末になるからなあ。
物語の可能性は無限なんだよ。その恐ろしさを教えてやるよ。小説家がそれを語った、そんな感じの物語。
この本では物語とアイテム特性で振り切っているが、共同幻想めいた話はネットにはそこら中に転がっている、実はこれ、実にリアルな話なんだ。嘘も100回言えば本当になる。フェイクニュースだ。何度も言えば嘘になる。それが現実だ。わかったか?
このようなリアリティに不思議な恐ろしさがある話で、出てくる古典の源氏物語の亜種も、それ自体の変遷も、引っくるめて楽しむのがいいんだろうな。死んだ同級生が最後まで死んでたのが残念な感じもした。死ぬ必要あったか? それも物語の構成に影響を与える要素に過ぎないのか。しかし女子大学院生キャラって、流行ってんのかな。前も見たぞ? 今は世間に共感を得られる属性なんだろうか。
樒なんて「樒/榁」の本を読んで以来だ。そうじゃなきゃ読めないよ「しきみ」なんて。
しかしユーモアのあるホラー、面白かったな。恐怖がありつつも、それだけではない。愛があり、愛嬌がある。当然、ホラーもある。
かなり楽しめたし、美しさのある物語だった。商家の関西弁と、時代設定の勝利だろうなあ。商売繁盛!
タイトル出落ちのような開幕に度肝を抜かれながら。まさか本当にサイコロを振れないとは。思わんよそんなこと。普通は比喩表現だろ? いやむしろそこは、振れよ!
量子の話は三体〇からの続きとしても読める可能性がある。量子将棋なんてものがあるんですねえ。思わず探して遊んでみたり。
倉田秋なんてガンバにいたサッカー選手かと思ったらあだ名だった。そして死の香りを漂わせすぎた主人公が、人生という名のクソゲーを舞う。
うーん、なんかかわいい女の子たちに囲まれた主人公が、勝手に友人の死を納得するみたいな話になっていたのはどうかなと。ややこしい育ちの文系の女子大学院生というのも、かなり攻めた設定で現実感が薄いんだよな。総合的には、もののけ姫でアシタカを主人公に持ってきた? みたいな話だった。謎解きも独りよがりで、ラストもあざとい。設定上、こうなるのは分かってたんだけどな。こう、ひねりもなくやられると。
芦花公園はロカコウエンなんですね。著者の名前で探すときはアシハナコウエンやアシバナキミゾノではないことに注意しましょう。京王線の駅名でもある。千歳烏山の隣ね。各停しか止まらん。その公園が、今や人気ホラー作家だ。いつ人間に!? なれたのか! 今度降りてみたい駅ナンバーワンの座、争奪戦に名乗りを上げたね、マジで。
殺してくれる謎の美女。描写も丁寧で、そこからの1章のラストが圧巻。一瞬で事件と推理の可能性を否定するのだ。わずかに残っていた可能性が潰え、本格的に怪異が物語を支配する。
明治時代から続くあの現象の報告書をまとめた問題作。いいのこれ出版しちゃって。事件ですよ?
家族がこの名前を名乗り始めたらどうしよう。そんな不安とともに読み進める。日本を長らく蝕んできた、あの。
そのまま現代の闇に続いて終わりかと思いきや、終盤は議論の起きそうな展開に。そういうのを求めていたわけじゃない、という読者の声が聞こえてきそうな。アベンジャーズを意識しすぎたんじゃないか。失敗してないか。