高級ティッシュは全然違う!

花粉症と風邪の複合障害に悩まされています。会社の建物内で買えるティッシュが、高級ティッシュなんです。

移転前は安売りしてくれる雑貨店みたいなところがありまして、普通のボックスティッシュをひと箱づつバラ売りしてくれた。今のビルには高級スーパーとコンビニが入ってますが、コンビニで5箱セットはあまりお得ではないし、いつ使い終わるかも定かではないのですね。そこで鼻セレブに代表される、高級ティッシュですよ。

今回初めて使いましたが、普通のティッシュとは全くの別物。異次元の魔紙と言った心地良さ。いやー、セレブ向けティッシュがこんなに肌に合うなんて、実はオレ、根っからのセレブだったんじゃないかと思いはじめてます。だってセレブ向けティッシュを心地良く感じるってことはすなわち、その人がセレブであっても不思議はない、ということを意味しますからね。数学者はそう考えるはずだ。

…と言ったことを家族に力説したら、奥さんが買ってきてくれました。高級ティッシュ。

しかも、それを使った長男が心地良さそうにしてました。まさかおまえ…まだおまえには早かろう? それともあんた、セレブじゃないだろうなまさか…困るってそれは。

MacのHFSはholeに対応していない?

オレ「truncateで作ったファイルはまだブロックが確保されてないからduで見ると0なんだよ」Mac「」

  • gtruncate –size 100m 100m
  • gdu -sh 100m
    • 100M 100m

え?

これに気づいたのは、会社の仕事中でした。Linuxで400Gのmkfs済みイメージをtarでholeつきファイルとして作って持ってきて(ext4だと27MBくらいになる)、ちょっと展開して中身を…と思ったらものすごい勢いでNo space left on device。Ctrl-cとかCtrl-z、kill -9でも落ちないのね。

実際これはbsdtarでもgtarでもダメだった。bsdtarはzombieになったので書き込みエラーでexitしようとしたんだろうけど、バッファがflushできなくて死にきれなかった。gtarはもっとひどくて、どうやっても殺せなくて、結局リブートしたよ…

まあ2回試すのがバカって話もあるんだけど、まさかファイルシステムが対応してないと思わないじゃん? で、最初はbsdtarが悪いと思ったのよ。そしたらgtarまでダメで、リブートかけてトイレに行っている間に、ああそうか、これはMacのHFSが悪いんだなと悟ったわけ。ただ、この状況で無事にリブートできたところは偉い。Linuxならリブートが刺さってるところだよね。

その他。

  • holeつきファイルの扱いが最も上手いファイル形式はsparseファイル向けのフォーマットを何種類も持っているtarの1択なのだが、Linuxのtarもその処理は決して賢くない
  • 単に中身を読んでゼロだったところを抜いてく処理をしていくため、CPUが1コア、長時間100%で回り続けて小さいtarファイルを吐き出すという…
  • FIEMAPとかSEEK_DATA/SEEK_HOLEでデータブロックを探していけば一瞬で済むはずなのに…
  • というわけで、上記のように400GBの内27MBしかブロックがないようなケースでは異常に長い時間がかかったりする
  • しかもGNU tarはゼロブロックの判定も良くないみたいで、starの2倍の時間がかかったりする。どういう処理したらそんなに差がつくんだろう…
  • あとext4のmkfsはふざけていて、無駄に何GBもゼロデータを書いて埋めてくのよね(笑)。昔からどうかと思ってたけど
  • だからFIEMAPで探したとしても、400GBの中から27MBを探す仕事ではなく、数GBの中から27MBを探す仕事に変わる
    • それでも時間は1/100に短縮されるわけだが

メーヴェ

多摩川で毎朝ラジコン飛行機を飛ばしている人がいるんですよね。それを眺めながら通勤するわけですが、そのたびにナウシカのメーヴェについて考えてしまいます。実際に作ってる人がいるらしいですが、なんか実際は違うものなんじゃないかなぁと。

あれって宮﨑駿は絵に描きませんでしたが、基本はタコのイメージだから、引っ張るものが必要ですよね。翼側(タコ)とヒモでつながって主に下側に位置して、重しとして動作する、空中で姿勢制御できて本体を動かすほどではないが推進力のある物体があって、それで本体側(ナウシカが乗ってるほう)を引っ張って風で上昇してるんだと思います。

重しのほうはたぶん主に下向きに行こうと引っ張る、本体よりは軽量のヘリコプター状の何かがあるんだと思います。風向きを計算し、自重を使った重力とプロペラの推進力でヒモを適切な角度・強さで引っ張って本体を風に乗せる。本体側の操縦士がリモートも本体も同時に操作するので、操縦の難易度は高そうです。

その状態を想像しながらラジコン飛行機の雄姿を横目に、多摩川を歩いたり自転車で行ったりしているわけです。

あー、言ってる意味、伝わってますかね? こんな内容、絵で説明しないと分かりっこないよな。こんな↓感じで語ってます。子機が自重とプロペラで親機を下に引っ張り、親機が翼で風を受けて飛ぶ。あー、絵が下手なのは置いといて。人の向きも逆かも(笑)

メーヴェ2

 

力学的(?)にこれで飛べるのかどうかは私にはよく分かってません。何か計算してみたい気もする。子機の重さ、プロペラのパワー、親機の重さ、親機の翼の大きさ、操縦士の体重、風速、その他…こんなんで飛べるの? なんとなく、親機が充分軽ければ飛べそうな気がするんだが。

タコに乗って空を飛ぶと言えばニンジャです。忍殺ならヘルカイトやアイボリーイーグル。ニンニンジャーでも先週あたり木組みのタコで飛んでましたけど、あいつらの場合、人が張り付くのは翼の風を受ける側、つまりメーヴェの描写と比べると裏側になります。飛行するにあたってどちらが適切なのか、というのも考えてみたいところです。

Aterm WG1200HP

NECの無線LANルータ。買ってみた。

いや、今までも無線でやってましたよ。でも、自宅の回線の設定が変わったら無線でつながらなくなった。いやつながるんだけど、外に行けるのがUDPだけになってしまった。名前解決やHTTP/2のサイトにはつながるんだけど、普通のWebにつながらない。まあ安物のルータだったからな。無線LANは規格も新しくなってるし、ちょうど買い替えどきだと思ったこともあって、あっさり新しいものにすることにした。クライアント側(MBPとNexus5)だけ新しくなってもしょうがなかったし。有線もいまどきGbEじゃなきゃおかしいと思った。

今は802.11acってのが出てるんですね。gも出てたのか。だいぶ時代に取り残されてました。

この製品にはNFCタグとQRコードが印刷された紙がついてきてて、Nexus5はタグに近づけるだけで設定が入り、即効でつながった。coolだ。ただQRコードは細かすぎてなかなか読めないし、読めたところでNECのサイトのURLが入っているだけだった。そのURLの先で設定項目が投入される何かが動くのかもしれないが、そういうのは嫌だよね。自宅の無線LANにつなぐだけのために外に出たくないじゃん。

このNFCタグは変更できるんだろうか。変更できればパスワードやSSIDの変更もはかどるね。本体への刻印はどうしようもないかも。まあSSID等はランダム値だから破られにくいだろう、というのはあるので変えてない。

地味にいいのが、まあ今までがおかしかったんだけど、会社にVPNで繋がるようになった。今までなぜかつながらなくて、まあいいかって感じで過ごしていた。いざとなればAndroidマシンからLTE経由でテザリングして、そこの回線からならつながったから。まあ滅多に繋ぎたくなることもなく。

あと、接続までの時間も速くなったし、性能も良好。満足度は高い。やっぱブランド物はちゃんと作ってあるわ〜

abrasusの薄いサイフ

盛んに広告を打っている、あの薄い財布を先日、買ってみました。確かに薄い。ジーンズのポケットがスッカスカになった。

最近の洋服はスマートフォンの普及により、ポケットのサイズが大きくなっているそうです。それに伴ってデザインも調節されて…という感じで世間は大ポケット時代に変革を遂げつつある。そこに来てのこの揺り戻しとも言える異変、異形の財布。

Nexus5とサイフを同じポケットに入れることに限界を感じた私が出会った広告。

今のところ1ヶ月くらい使ってますが、収容コイン数がやっぱり少ないよね。札についてはどうにかなった。レシートは入れづらい。カードはまあこれだけ入れば充分でした。入らないぶん(フロンターレ後援会の会員証とか)は定期入れに入れている。あとチケットもちょっと入れづらいかな。ポケットのスペースができたことを考えると、悪くはないです。

川崎2-2神戸 (新メインスタンドお披露目)

久々のJリーグ。いやー嬉しいものですね。新メインスタンドの完成を祝って、2万人以上の川崎サポが集まりました。手に手に金色のチケットを握りしめて。バックスタンドのコンコースはけっこう混雑していたものの、体感的には2万人入っているとまでは思わなかったもんね。やっぱメインにかなりの人数が入っていたのと、バックの人も自席からメインスタンドを眺めて悦に入っていたんだろう。

それにしても川崎らしくない? 立派なメインスタンドができました。あとアウェイ側にもオーロラビジョンができたのが非常にうれしい。ついウキウキしてしまいますね。私は出遅れたこともあってバックスタンドにしか足を踏み入れなかった。そのかわり翌日の見学会に行こうと思ってたんだけど、14時半くらいに行ってみたら長蛇の列で、最後尾で聞けば1時間半待ちと。…諦めるしかなかった。まー残念ですが、これからずっと使っていくわけだから、チャンスはいくらでもあるでしょう。

さて、得点チャンスがいくらでもあったこの試合。結果が2-2引き分け。これで引き分けは厳しい。シーズンの長さが半分になったことを考えると、こういう取りこぼしの傷は大きいと思います。内容は悪くないのに結果が伴わないというのが一番悪い兆候、というのはカズも日経のコラムで語っている通り。もちろん、2試合で1勝1分は悪い成績ではないですが、内容で言えば2試合とも7-1くらいで圧勝してておかしくないわけで(言い過ぎ?)。

立派なメインスタンドを前にして、久々にパノラマ用の写真も撮ったんだけど、いまちょっとMacに入れたhuginが壊れてて使えないのね…Androidでその場でパノラマにしとけばよかった…市長の挨拶はあれバックもやる気あるんですかね? なんとなくメインで満足しきってこれで打ち止めという感も…

しかし、シーズン開始という高揚感にごまかされてしまった気がしてますよ。だってメインスタンドを見る目にも複雑な気持ちがありますでしょう? これで一生見ることができなくなったであろう専ス…それは言わない約束か。

みにくいアヒルの子

始まる前に、次男に「みにくいあひるのみにくいってどういう意味か分かる?」と聞いたら、予想通り「見えにくい、よく見えない…」と言っていましたので、「そういう意味もあるけど、この場合はきれいじゃないってことだよ」と教えてあげました。

そしてこの「みにくいアヒルの子」。正直泣きそうになりましたね。ちょっと重くるしい、悲しい話なんですよね。隣家のクソババアとしか表現しようがない奴に生まれる前からの「どうせこいつ七面鳥だから捨てちゃいなよ」攻撃(←本当にクソなんだよこのババア!)にもめげずに育てていた母親が、あるときつぶやくんです。「この子さえいなかったらうちはもうちょっと平和なんだけどな」と。近所でいじめられ、兄弟にもいじめられ続けてもなお母親を信じていたはずの子が、それを聞いてしまったわけです。そして家を出て行く。親も追いかけてきませんのね。このくだりは本当に辛い。小さな子どもと一緒にこれを見た母親たちは何を思うのか…

そして世間の荒波に揉まれて…これ、アンデルセンが自分自身の半生を描いたものらしいです。誰にも理解されずに過ごした少年時代を経て、小さな家を出て世間の不条理を知り、そして初めて認められたっていう話。しかし、あの渡りのガンは撃たれて死ぬ必要あったんでしょうかね?

劇を見た後に菊池寛の訳を青空文庫で読んでみましたが、劇は子供向けだったけれど、かなり原作に忠実に作ってあったことがわかりました。大人が見ても本当に悲しかった。子供にその心情が通じてたかどうかは分かりません。

同じように生まれつき何らかの障害がある子が親元を離れて冒険をして…という話だと私がどうしても思い出してしまうのは「ファインディング・ニモ」なんですが(笑)、ニモとはだいぶ趣が違いますね。

トッキュウジャー…名作だったわこれ

ニチアサキッズタイムにマジ泣きする大人…そんな大人ってどうかと思いましたが、先の日曜のトッキュウジャー45話は本当の意味で涙を流して泣いてしまいました。何やってんだオレは…どうしちゃったんだオレの涙腺は…

普通、大人が「泣いたわー」と言う時は比喩的な意味で言っているのであって、実際に涙を流すことは多くありません(よね?)。私も過去数年に渡って「泣くわこれ」「泣いたぜ」と思ったり言ったりしたことはありましたが、実際に涙を流してマジ泣きするケースはほとんどなかったわけです。それがこれだ。ここまで行ったのはアウグストがブラジルに帰るとき以来かもしれん。容赦ねえな子供番組も。つーかこれ、この後どうすんだよ…

Calcudoku

最近は通勤時間にAndroidマシンでMathDoku+というパズルゲームをサルのようにやっています。ルールはCalcudokuそのまんまです。以前にmPuzzleのCalcudokuの9×9をやはりサルようにやっていたんですが、最近はMathDoku+の6×6を最も難しい設定でやる。これがベストです。というのはmPuzzleの分割方法は難しいランクの問題であっても直線的な領域だけしか使われない。しかもアプリには問題生成の機能がなくてサーバから問題を持ってくる。Calcudokuの場合、直線的な領域だけでは面白さは半減します。広い掛け算の領域があって4桁になったりするので計算が面倒で後回しにしたい、しかし一桁しかなくても組み合わせが多くてなかなか候補が減らないという領域が同居するジレンマ。

6×6の★5つの問題はだいたい5〜20分くらいで解ける感じ。まあ早いと4分で行けるときもあります。平均10分くらいかな。★5つだと、たまに間違って袋小路に入ってしまい、パスすることもある。

まあMathDoku+の場合、6×6ではそろそろ物足りなくなっているんですが、UIの問題があってこれ以上大きな問題になると操作がしづらくなるという…このMathDoku+のUIはコピペやUndoがあったり決めたら自動的に消してくれたりフリック入力があったりと、操作はしやすいんだけど、数字が見にくいんだよなぁ。もうちょっと画面をうまく使って欲しいところ。自分としては9×9で楽しみたいのに、9×9だと目が疲れるという…そのためだけにタブレット買うのもね。mPuzzleの画面はその点優秀でした。しかしあれは今思うと入力はクソだったな。

Calcudokuの楽しさは、Sudokuが組み合わせのみでできている(中に入るのは数字だけど数字の値には意味がなく、区別できれば記号でも何でも良い)のに対して、Calcudokuは四則演算と組み合わせの両方の要素が混ざっているところ。そして領域の形状の自由度がある。私はSudokuもかなりハマりましたが、今はCalcudokuばかりですねー。Sudokuも条件判定のパターンさえ覚えればほとんどの問題はバックトラックなしで解けるゲームですが、CalcudokuもSudokuと同様、難しい問題でもバックトラックはほとんど必要ありません。因数分解と足し算の組み合わせパターン、フィルタの発見など。たまにバックトラックが必要になることもありますが、8〜9割くらいは普通に候補を絞っていくだけで解ける。

最近になって、そこにさっそうと現れた「三角パズル」。詳細はググっていただくとして、Androidアプリもなく、テキストエディタ上で手で解いてみよう…と思ったわけです。

初期状態がこういうテキスト。

          [12345]
       [12345][12345]
   [12345][12345][12345]
[12345][12345][12345][12345]

ここから、足し算の組み合わせを使って数字を消していく。しかし組み合わせと計算だけでは消しきれない…で、バックトラックを使うことになるわけだが、この三角パズルは中央のマスを決めるとザクザク候補が消えていき、SudokuやCalcudokuユーザなら息をするかのように候補が絞れて、それだけで機械的に1択の状況に持ち込めることが分かった。で、中央のマスを決めてからバックトラックしたとして、候補は多くても5回だから、、、このパズルを通勤時間にやり込むには退屈かもしれない。最大5回の単純なバックトラック1段で矛盾をいかに早く見つけて戻るか、というゲームになってしまいそうだ。問題サイズを増やそうとすると一気に増えちゃうという問題もある。

なので、今の望みはMathDoku+のUI改善ですねー。