未来から来た会社が取り立てをしていった

まだ残り3戦あるけど。

AlphaGoの衝撃って結局、10年後が今来た、ってことなのな。あいつら未来から来やがったと。未来から取り立てに来た。突然。そして俺たちには何も残されていない。

あーおれもできることなら未来から来たかったのだが…現実は残酷だな。

まあでも人類の歴史で考えると、10年後から来た奴が現代人から知識を取り立てていったくらいがなんだと。いやしかし…

裏側にあるものとして、囲碁で計算機が人間を超えるのはいずれにしても時間の問題であったわけだが、その時間というのが先週/昨年までは10年くらいなのかと思われていたわけだ。その10年後が実は昨日だったとオレたちは知らされた。法則を無視して来ちゃった。しかもあの負け方。将棋でもあったけど、プロでも理解不能な勝ち方、なんだか分からないけど明確に人を超えたということだけが理解できるというね。

囲碁AIやってた/やろうとしてた技術者たちは、あと10年遊べるはずだったゲームが昨日終わってしまったと知って、たぶん今ごろ頭を抱えてるんだろうな。

私にとっても、いずれ自分の仕事はなくなるんだろう。できれば遊んで暮らしたい。しかし遊びすらも残らないのかもしれない。

西洋かぶれ

さいきん電車に乗って白金高輪(しろかねたかなわ)を通り過ぎることが多いんですけど、まあ白金高輪駅で降りたことは一度しかなくて、降りてもたいした商店街があるわけでもなくて、そのときもラーメン屋くらいしか行ってないんですけど、まあ悪くないラーメン屋だったとは思ったんだけどそれは置いといて、通り過ぎるたびに、

シャイロケイン・テイカナゥワー!

と言いたくなる衝動を感じるんだよね。当然、発音は大げさにDJふうなんだけどね。shiro kane, take an hourだからね。だいたい自宅から1時間くらいだし。

そして日吉(ひよし)行きにも乗るんだけど、

ハイヨゥシィ

と(略)

delicious.comのrssに広告が入りだす

XMLは正しくなったようだけど、ブックマークしてねーよこんなサイト…

スクリーンショット 2016-03-06 22.29.20

まあこれまでこういう商売っ気が全くなかったから、進歩と言っていいんだろうな。Sponsoredという文字列もちゃんと入ってるし、これで悪質性はないということなんだろう。彼らはこれでいかほどの収入になるんだろうか…

rel=”nofollow”でもつけとこうかな。でも、コード直にいじるとアップデートで戻っちゃうよねこれ。とりあえずHTMLタグをカスタマイズできるプラグインのウィジットを使うように変更してみた。

川崎4-4湘南 (2016ホーム開幕戦)

やって来ましたサッカーシーズン。今季もホーム開幕戦です。

子供にボクシングのミット打ちをさせつつ、スタジアムへ。翌日にとどろきアリーナでボクシングの試合があったようで、そのチラシをくれたよ。野球場建て替え工事中の等々力は通路ができてて混乱もなく移動できるようになっていた。ここ最近、あの正面入口のところが工事で寸断されてたんですよ。で、これまで宮内からフロンターレ公園に行くのに苦労していたんだけど、この日は柵が縮まって通れるようになってたのね。あれは助かった。偉いぞこれを調整してくれた誰か。工事の範囲ではあるんで、また柵はできるんでしょうけど、試合の日は考慮するようにしてくれそうな気配。しかし野球場は野球専用で完全建て替えですか。うらやましい。サッカー専用スタジアムを諦めさせられた心の傷がうずきます。

市長挨拶。まあ市長はどうでもいいんですけど、阿部市長の時代は官僚みたいな奴だったけど官僚なりに「川崎フロンターレ後援会会長、川崎市長の阿部でございます」という第一声が決まりだったんですけど、福田市長になってからは「川崎市長の福田です。どうもー」みたいな第一声になっていてですね…これまでフロンターレは後援会の会長だから試合の挨拶に呼んでたのかと思ってましたが、市長を呼んでたんですね。当たり前なんだけど。まあ市長はどうでもいいんだ。世の中には挨拶で自分とこのチーム名を間違う奴だっているんだから、かなりマシだよ。彼はフロンターレの状況を理解してくれてるしね。

試合のほうはまあ、今季も川崎は川崎だなと。取って取られて取られて取って。前半は立ち上がりから湘南がプレスをかけてペースを握る。川崎は左サイドを中心に攻めて、中央で綺麗に決める形。プレスを受けてバタバタしていたように見えたけど、攻撃に移れば川崎らしい攻撃を見せていたとは思う。得点シーンは大久保と小林悠いずれも完璧な技術を見せつけたもの。小林悠はTBSから一方的に移籍だか引退だか? の報道を電撃的に出された直後ですからね(別人)。それが2戦連続得点で答えを出した。得点王ペースよね。

湘南は今季のユニも背番号が読みにくい。黄緑地に白の数字…これ毎年だよね? わざとやってんのかあいつら。ユニバーサルデザインとか無視か。ただ、写真で見たらうっすら黒縁が入ってんのね。若干改善してたのかこれでも。さらなる改善を願う。

後半は頭から選手交代して右サイドも使うようになったのだけど、サイドにこだわりすぎてクロスを放り込むような感じの攻撃になってしまう。前線に森本だけいても高さでは湘南DFのほうが強くてチャンスには乏しい感じに。それでもいくつかのチャンスはあったものの、正直な感想を言えば、攻め手がなくなったように見えた。これでは技術の高さで勝負できない…その中央の弱さを見た監督の選択は、新加入したばかりのDFエドゥアルドを前線に張らせて放り込み続行…まじですか。それでも最後はクロスの折り返しを受けた森本が頭で決めるんだから、この選択は当たりでした。監督もやるときゃやるんだな、ということを示した試合だった。負けてたらうーんこの采配…となっていたでしょう。エドゥアルド本人も、パワープレー要員で獲得されたとは思ってないでしょうし。

新加入選手は、GKソンリョンはサイズがあるしキックも上手い。バックパスを受けてプレスを受けたときでも安定感がある。これで失点さえ防げば完璧だな。徐々に実力を見せてくれると思う。フロンターレは川島がいた頃でも失点は多かったから、GKが充実感を得られるクラブとは言えないのが可哀想なところ。奈良は正直よく分からなかった。ゴール裏1FだとDFの実力はホント分からないのな。狩野は役に立っていた。FKやCKも良さそう。原田拓と同じくらい使える奴だ、と思えばいいのかな。ただショートコーナーからリターンパスを受けてオフサイドを取られたシーンはダメだな。エドゥアルドは…役に立ってたけど、今日のプレーで彼の実力を話す必要はないだろう。森本はゴールを決めた。持ってる。

守備陣を補強し守備練習に重きを置き守備を徹底的に整備したことにより優勝候補の筆頭に踊り出た川崎、とは何だったのか…川崎の守備が強化されたんじゃなくて、単に広島の攻撃がうんこだっただけじゃねーかこれ。

がんばれ俺たちのシャープ

シャープとFoxconn…じらしますね。早く決まって欲しいよ。ジャパンディスプレイに移るよりはだいぶ良さそうな相手。国内市場は今後縮んでいくから、でかい企業はワールドワイドで戦えないとやってけないでしょう。Foxconnなら世界で戦えないわけがない。

最近けっこうシャープ製品買ってるんです。でかい4Kテレビとか、電話とか。製造年とかを見て、あー「テレビが売れなくなっちゃった…」って泣きながら作ってたやつだなこれ、みたいなね。感慨がありますよ。涙を拭いて。

私は一人暮らししたときに最初に買ったのがAIWAの丸っこいブラウン管のやつでしょ。そして次がSHARPの30インチくらいの液晶かな。当時は液晶の中では一番大きくて30万くらいした。新宿ヨドバシで当日配送にしてもらって、速攻で横浜の自宅に帰って待ち構えていたという思い出がある。

その後年月を経てBenQの22インチくらいのPC用ディスプレイにHDDレコーダーをつける日々。音声を出す古いミニコンポがこれもSHARP製だった。そしてまたテレビがSHARPに戻ってきました。22インチから60インチに移るとまあ、別物だよねこれ。圧迫感がないように、壁掛け風のスタンドにくっつけて壁に寄せてます。

しかしまだ4Kの映像をちゃんと見れてないという不満はある。つないでるHDDレコーダーもChromeCastも4Kに対応してない。PC(Windowsのほう)は低スペックでフルHDの動画すら処理できる性能がない。こないだ買ったRaspberry Pi 2 BもVideoCore-IVは4K出せないよね。というわけでうちで4K出せるのがMacBookProしかないんだ。MBPつなげると4Kの画面は広すぎてね。Dockとかひどいことになる。

しかたないから、GoProの最近のやつでも買ってホームビデオを4Kにするかと本気で思いはじめている。

電話のほうは今までFAXつきのBrotherのやつを使ってたんだけど、調子がおかしくなったからFAXいらないし、子機だけのシンプルなやつを探して、SHARP製品に乗り換えた。新聞屋さんのチケット抽選に毎月FAX使ってたんだけど、まあセブンイレブンに行くor新聞屋さんに直接渡せばいいわけだから。これも悪くないね。まあ固定電話だから最初から多くを期待してないよ。ジーコジーコの黒電話でもいいくらい。あれ電源いらずだからむしろ普通の電話よりも性能は高いよね。

こうしてみると、個人的に今までの人生を振り返ると、電機大手の中ではSHARPに一番お金を突っ込んでるような気もする。そんなつもりじゃなかったんだが…

32bit時代を知ってる奴はおっさん確定、という時代

最近はもう32bitが昔の8bitみたいな扱いになってますよね。8-16色パレットのドット絵、PSG音源、スプライト、バンク切り替え…そっから16bitの時代になると多重スクロールだのFM音源だの256色だのディザリングだのフルカラーだの漢字ROMだのセグメントレジスタだの…おっさんホイホイですな。

32bitの人はどう昔話するんだろう。あの頃はPAEで無理やり4GB越えメモリを使ってたんだよ、でも1プロセス内では使えなくてね、とか? PCI ExpressがなくてPCIだったんだよね。IntelがInfiniBandから撤退して、IBからノード間通信を省いたものを作る、名前はPCI Express、どうだー、みたいな発表をしてみんな唖然としてね。私その発表を聞きに行ってましたよ。Intel Developer Forum、そのときもらったマグネットのgive awayが最近まで冷蔵庫に貼ってありました…

つまり今となってはポインタが64ビットじゃないなんて、むしろ新鮮なんだよ。レトロ。昭和な感じってやつ。あーでもAndroidとかの多くは今でもまだ32ビットのシステムか。

というわけでRaspberry Pi 2 Bを買って遊んではいるんですが、32bitってtime_tも32ビットなのよね。sizeof(struct timeval)=8とか…忍殺じゃないけどこれ2038年早々に爆発を起こすやつじゃんか。

pi@raspberrypi:~ $ date -d @2147483648
date: invalid date ‘@2147483648’
pi@raspberrypi:~ $ date -d @2147483647
Tue 19 Jan 12:14:07 JST 2038

こんなんだもんなぁ。

そしてlong doubleはdoubleが同じで8バイト。まあ私は浮動小数点を使うことはあまりないけどね。

自分はCentOS7とかFedoraのほうが慣れているんだけど、世間的にはDebian/Ubuntuのほうが使われているのかな。Raspbianにも使われているDebianのjessieってやつは割と最近のものみたいで、dockerの公式イメージのベースとしてもよく使われている。jessie自体はあのカウガールね。そんな名前だったか。

それにしてもaptはどうしても慣れない…自動更新の設定はどうにかやった。デフォルトエディタがviじゃないのも今さらながら違和感。

Raspberry Piは4コアあったりGPUがあったりして、小さいは小さいんだけど、いまどきのコンピュータでもある。Ethernetは中ではUSBのアダプタという扱いなのか。

pi@raspberrypi:~ $ sudo ethtool -i eth0
driver: smsc95xx
version: 22-Aug-2005
firmware-version: smsc95xx USB 2.0 Ethernet
bus-info: usb-3f980000.usb-1.1
supports-statistics: no
supports-test: no
supports-eeprom-access: yes
supports-register-dump: yes
supports-priv-flags: no
pi@raspberrypi:~ $ sudo lsusb
Bus 001 Device 003: ID 0424:ec00 Standard Microsystems Corp. SMSC9512/9514 Fast Ethernet Adapter
Bus 001 Device 002: ID 0424:9514 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub

MacやLinux(x64)の場合はtime_tは当然8バイトで、2,147,485,547年くらいまで行ける。

[watanabe]# LANG=C gdate -d @67768036191644399
Wed Dec 31 23:59:59 JST 2147485547
[watanabe]# LANG=C gdate -d @67768036191644400
gdate: time '67768036191644400' is out of range

しかしこの67768036191644399(0xf0c2ab7c542aef)ていうマジックナンバーは何なんだぜ? 64ビットの上限はもっと先だぜ? yearのところの数字はちょっと32ビットのsigned intの上限に似ていて、ただ似ているだけで上限そのものではない(1899の差がある)。

MacとGolangとRaspberry Pi

最近のhomebrewで入るgolangはbottleから入れても、だいたいのプラットフォーム向けにクロスコンパイルできるようにコンパイルされたものが入る。昔はMac/x64しか作れなかったのをオプションでどうにかしてたんだけど。当時はアップデートのたびにコンパイラを何周も走らせてたもんなぁ。

で、普通にbrew install goで入れた状態で、GOOS=linux GOARCH=armであなたの素晴らしいプログラムをビルドすると、Raspberry Piでも動くバイナリを吐いてくれるようになる。こりゃいい。楽ちんだ。

これでいろいろはかどるね。

delicious…

スクリーンショット 2016-02-16 23.48.46このブログをPCで見た場合、delicious.comの私のアカウントのRSSが右側に流れるようになっています。

ある日見てみたらXMLのパースエラー…

RSS エラー: This XML document is invalid, likely due to invalid characters. XML error: EntityRef: expecting ';' at line 16, column 77

これは恥ずかしい。

ダウンロードしてxsltprocとかにかけてみると、確かにエラーが出る。

  • wget http://feeds.delicious.com/v2/rss/wtnb75
  • xsltproc wtnb75
wtnb75:16: parser error : EntityRef: expecting ';'
 <guid isPermaLink="false">http://tracking.instantcheckmate.com/?a=418&oc
 ^
wtnb75:16: parser error : EntityRef: expecting ';'
 <guid isPermaLink="false">http://tracking.instantcheckmate.com/?a=418&oc=1&c
 ^
wtnb75:16: parser error : EntityRef: expecting ';'
id isPermaLink="false">http://tracking.instantcheckmate.com/?a=418&oc=1&c=246&s1
 ^
wtnb75:17: parser error : EntityRef: expecting ';'
 <link>http://tracking.instantcheckmate.com/?a=418&oc=1&c=246&s1=rss<
  :

なんかトラッキングのリンクが埋め込まれて、そのリンクの中のパラメータの&が&amp;になってないためかな。横着せずにCDATAとかで囲めば何事も起こらなかっただろうに。

これ不思議なのは、XMLのバリデータの権威である http://validator.w3.org/ にこのリンクを食わせても、ノーエラーになるところ。→参考リンク

w3.orgが解析したソースを見ると、中身が違う。あれっと思ってダウンロードしたファイルの中身を貼り付けて直接validateをかけるとやっぱりエラーになった。delicious.comはw3.orgからのアクセスだと正しいXMLを出して、うちからだと不正なXMLを出すらしい。まじですか…割と労力かけてんじゃんdelicious。てっきり新規開発停止してるもんだとばかり思ってたよ。

このプラグインがどんなパーサを使ってるのかよく知らないんだけど、まあWeb上に転がっているファイルのフォーマットが厳格なものだと思っちゃいけないよね、という感想を持つ。私の経験上、別に不正なフォーマットを使っているdeliciousが悪いというふうには思わないんだ。大昔に検索エンジンを作ってて、ページを収集するロボットを書いてたんだよね私。そのとき知ったんだ。フォーマットやバリデーションが大事なんて言う奴は現実が見えてないんだと。

つまり、この不正なXMLをパースできないプラグインは出来が悪い!

Picasa終わるのか…

Picasaついに終了。デスクトップアプリも更新停止予告。やりやがったよ。ふざけやがって。

これまで写真の整理にこのPicasaのデスクトップアプリを使っていた。Webアルバムとかは正直どうでも良いけど、デスクトップアプリはかなり重宝していた。これまで顔認識による3兄弟の顔の違いをがんばって覚えさせてきたからなぁ…まだ間違うことがあるけど、だんだん学習できてきてたのに、無駄になるとは。

こういうメタデータはどうやったら別のソフトに引き継げるんだろうか。私はGoogle様のサービスに写真をアップロードする気がなくて、単にEXIFから得た日付時刻でファイル名を生成してS3とローカルHDDに上げていくだけという管理方法でやってきている。自前のコピーのスクリプトがあってね。今はGolangで実装し直したやつを使ってたりする。

それで、たまにネットに上げたい写真があったらPicasaではなく電話機とかからFlickrに上げる。そこは区別を意識し続けないといけないところ。無節操にプライベートをアップすべきではないと。そしてそういうプライバシーは置いといた利便性という点では、ネット系のサービスって(今回Googleのような超巨大優良企業が運営するPicasaが終わる事実を見て分かる通り)永続性に問題があるし、プライベートの写真をわざわざクラウドに上げなくても管理できるはずでしょ?

写真管理に必要なのは永続性と閲覧の快適さ。
# プライバシーの確保も前提になるだろう

永続性はS3とローカルHDDで多重化しておけばまず問題ない。Tokyoリージョン(ap-northeast-1)にしてしまったのは後悔しているが。関東地方が滅亡したらうちの写真が終わる…そんなときに自分が生き残っている可能性は低いか。

そして閲覧のところをPicasaのデスクトップアプリでやってたんだよ。あれはすいすいスクロールしてスムーズに閲覧できて、顔認識やGPSデータ、タグづけ、検索もできて、つまり写真を管理しやすかったので気に入っていたんだ。例えば年賀状写真を選ぶときにPicasaならすいすい探せるでしょう?

Picasaに移る前はLinuxのVMを立ててdigiKamというKDEのソフトを使っていたんだよね。あれも割といいソフトだった。まあ顔認識はなかったけど。

次はどのソフトを使えばいいのかな。しばらくはPicasa体制を続けるけど、そう何年も持たないから、いつかは乗り換えなければならない。憂鬱だ。