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山椒の実

独白

フランス代表で監督をしていたドメネクの本。経歴としては2大会連続で代表をワールドカップに導き、1度はジダンを擁して決勝まで行った(決勝はあの頭突き事件のアレ)というなかなかのもので、しかし最終的にチームは崩壊し、ワールドカップ中に選手に練習をボイコットされる羽目になるほど醜態を晒すことになった。つまり評価は低い。今はもう引退の身?

ありゃ確かにスゴイ話だったよね。つーか普通に考えれば単に誇りを持たずに出てきちゃった選手が悪いだけなんだが。

また監督やって欲しいよねぇとも思える。まーこういう人は代表で神経すり減らしすぎてもう無理かな。でもクラブチームなら代表監督で受けたような扱いは受けないだろうね。

本の中身はかなり面白く、楽しめる。かなりスゴイ。けっこうスゴイ。生々しい。好き放題書いてる。こういう本は好きなんだよね。暗いけど、引き込まれる。よくぞ書いてくれた。