アウェイはどうなのよ?

全部ホームでやれば優勝争いが平均値だというのはよく分かった。ではアウェイはどうなのか。というわけで、J1アウェイのこれまでの戦績。印象通り、ホームに比べると成績はかなり悪い。淡々と行こう。

2000年 3勝11敗1分
勝った:神戸、セレッソ、広島
負けた:福岡、市原、ヴェルディ、東京、マリノス、鹿島、磐田、京都、ガンバ、柏、名古屋
引き分け:清水

2005年 5勝10敗2分
勝った:神戸、磐田、マリノス、ヴェルディ、名古屋
負けた:ガンバ、広島、新潟、大分、鹿島、大宮、千葉、清水、浦和、セレッソ
引き分け:柏、東京

2006年 10勝5敗2分
勝った:京都、磐田、広島、名古屋、福岡、鹿島、大宮、千葉、マリノス、セレッソ
負けた:甲府、新潟、ガンバ、東京、清水
引き分け:大分、浦和

2007年 6勝6敗5分
勝った:浦和、甲府、千葉、横浜、東京、磐田
負けた:新潟、マリノス、大分、清水、鹿島、柏
引き分け:神戸、ガンバ、名古屋、広島、大宮

2008年 8勝6敗3分
勝った:札幌、名古屋、磐田、浦和、京都、千葉、柏、ヴェルディ
負けた:神戸、東京、新潟、ガンバ、柏、大宮
引き分け:大分、鹿島、マリノス

2009年 7勝7敗3分
勝った:浦和、東京、山形、名古屋、鹿島、大宮、柏
負けた:神戸、清水、マリノス、京都、磐田、ガンバ、大分
引き分け:千葉、広島、新潟

2010年 6勝6敗5分
勝った:名古屋、広島、湘南、神戸、京都、東京
負けた:マリノス、浦和、磐田、鹿島、新潟、清水
引き分け:ガンバ、山形、セレッソ、大宮、仙台

2011年 5勝9敗3分
勝った:大宮、清水、山形、甲府、広島
負けた:名古屋、神戸、マリノス、浦和、新潟、福岡、ガンバ、柏、磐田
引き分け:セレッソ、鹿島、仙台

2012年 7勝4敗6分
勝った:鹿島、札幌、名古屋、大宮、鳥栖、東京、新潟
負けた:ガンバ、広島、仙台、柏
引き分け:浦和、清水、磐田、マリノス、神戸、セレッソ

2013年 7勝8敗2分
勝った:清水、磐田、大宮、甲府、名古屋、浦和、大分
負けた:柏、鳥栖、マリノス、東京、広島、仙台、新潟、鹿島
引き分け:湘南、セレッソ

2014年 7勝8敗2分
勝った:東京、徳島、セレッソ、清水、鳥栖、大宮、神戸
負けた:広島、浦和、柏、マリノス、新潟、ガンバ、甲府、鹿島
引き分け:仙台、名古屋

勝ち越したのは2006年、2008年の2シーズンのみ。

昨シーズン終了時点で71勝80敗34分、平均勝ち点は1.34でした。今季はマリノスと仙台に勝って山形に負けた。それを踏まえると、以下のようになった。得意のアウェイは名古屋、大宮あたり。大宮はしばらく当たらないかな。ヴェルディ、鳥栖、札幌、湘南あたりも平均勝ち点は多いが対戦数が少ないので。対照的にガンバ、新潟、柏、大分、マリノスあたりが極めて苦手という感じになっていた。

なるほど。

チーム勝った負けた引き分け試合数平均勝ち点
マリノス372120.92
名古屋722112.09
鹿島362111.00
大宮622102.00
東京541101.60
磐田541101.60
広島442101.40
浦和442101.40
清水352101.10
271100.70
新潟181100.40
ガンバ082100.20
神戸43291.56
セレッソ31481.63
千葉32161.67
仙台12361.00
大分13260.83
京都32051.80
甲府32051.80
山形21141.75
ヴェルディ21032.00
鳥栖21032.00
福岡12031.00
札幌20023.00
湘南10122.00
徳島10013.00
横浜10013.00
合計7381341881.35

ホーム100勝の軌跡

先日の甲府戦でJ1ホームの100勝を上げたということで、振り返り。川崎は2000年にJ1であえなく降格し、2004年のJ2優勝を経て今の地位があります。私は2004年からはリーグ戦のホームであればほとんどの試合を見に行ってると思いますけど、それはそれはいろいろありましたよねぇ。数多の語り尽くせぬことはあれども、さらっと振り返っていきましょう。

2000年 4勝8敗3分
勝った:京都、神戸、セレッソ、マリノス
負けた:鹿島、広島、清水、磐田、柏、福岡、東京、市原
引き分け:ガンバ、名古屋、ヴェルディ

この2000年は私はまだサポではありませんでした。千葉がまだ市原だったりしてますね。暗黒時代の一部かな。私生活ではこの年に富士通に就職して宮内周辺に引っ越してきて激動の年になった。まあ状況を考えると見に行ってもおかしくはなかったが、結局行かなかったな。

2005年 10勝4敗3分
勝った:ヴェルディ、マリノス、千葉、セレッソ、大分、鹿島、大宮、新潟、柏、神戸
負けた:名古屋、清水、磐田、ガンバ
引き分け:浦和、東京、広島

J1再昇格のしょっぱなのこの年。ホームで10勝は立派なもんです。たぶん私はほぼ全ての試合を見ていると思います。いろいろな試合がありましたね。開幕戦はアウェイ柏戦でしたっけ? ロスタイムゴールが何試合か連続であってJ1は怖いと思った。ホームでも浦和戦の引き分けにはじまって。最終順位は8位。私生活ではお見合いをしたり今の奥さんと付き合い始めたりして激動の年になった。

2006年 10勝2敗5分
勝った:新潟、大宮、セレッソ、ガンバ、名古屋、大分、甲府、京都、福岡、鹿島
負けた:浦和、磐田
引き分け:東京、千葉、清水、マリノス、広島

2年連続でホーム10勝。しかも2敗しかしてません。浦和には相性が良くなかった。この頃からしばらく、浦和にはアウェイで勝ってホームで負けるみたいなのが続いていたように思います。ガンバに初勝利したその日、水曜だったと思いますが、中西哲生がTシャツを売りに等々力を訪れ、私は会社を休んで中原区役所に向かい、そして結婚して激動の年になった。あぁ、あの頃は良かった…(笑)。2005年に比べると引き分けが増えた。2位になり、ACLに出場が決定した。

2007年 8勝2敗7分
勝った:鹿島、横浜、清水、東京、神戸、ガンバ、新潟、広島
負けた:磐田、マリノス
引き分け:千葉、大宮、柏、名古屋、大分、甲府、浦和

この年はACLに初参加し、我那覇が事件に巻き込まれたり、激動の年だった。私生活では長男が生まれて激動の年になった。最終順位は5位。ジュニーニョが得点王を獲得。

2008年 10勝4敗3分
勝った:千葉、柏、鹿島、マリノス、清水、新潟、大分、札幌、ガンバ、神戸
負けた:京都、浦和、大宮、東京
引き分け:ヴェルディ、名古屋、磐田

あのフッキ事件の年。高畠監督が引き継いで勝利を重ね、ホームでは10勝。最終順位も2位でしたから、うまくリカバリーできて、最終的には悪くない年になりました。私生活ではまあまあ平穏の年だったかな。

2009年 12勝1敗4分
勝った:名古屋、大宮、京都、磐田、大分、ガンバ、東京、山形、マリノス、広島、千葉、新潟
負けた:浦和
引き分け:柏、鹿島、神戸、清水

関塚監督が復帰。この年はナビスコカップ決勝事件はあったものの、ホームではわずか1敗。12勝。歴代最高の成績だった。ACLも無敗のままベスト4でPK戦に散る。リーグ戦の最終順位はまたしても2位。しかし監督は優勝を逃した責任を重く見て辞任。この頃は2位は定位置と呼ばれていました。私生活では次男が生まれて激動の年になった。

2010年 9勝4敗4分
勝った:新潟、東京、神戸、湘南、京都、仙台、広島、名古屋、山形
負けた:マリノス、ガンバ、鹿島、セレッソ
引き分け:清水、大宮、磐田、浦和

高畠監督が復帰。ACLの日に雪が降った年かな。うまく行かなかったこともあったが、それでも5位に踏みとどまったしホーム9勝は立派でしょう。それでも高畠監督は辞任してアカデミーのトップに異動。私生活ではそれなりに大変だったが例年と比べると平穏の年になった。

2011年 8勝7敗2分
勝った:山形、磐田、鹿島、ガンバ、広島、福岡、柏、マリノス
負けた:仙台、浦和、セレッソ、名古屋、神戸、新潟、大宮
引き分け:甲府、清水

相馬監督の初年度。8連敗もあって、残留争いを続け、最終順位は11位。私にとっては初めての二桁順位という屈辱(?)。ホームではそれでもまあまあ勝ってましたね。浮き沈みが激しかったように記憶してます。これなら高畠監督のままで良かったじゃん、というね。ただ相馬監督のサッカー、私は好きでしたけどね。この頃は私は2階のS席で見てたんで、ああいう特徴のある布陣は見ていてメリハリを感じたし、うまく行くときは本当にうまく行っていたのでね。小林悠が大活躍したシーズンでもあった。私生活では三男が生まれて激動の年になった。

2012年 7勝8敗2分
勝った:新潟、磐田、仙台、大宮、札幌、浦和、清水
負けた:セレッソ、東京、広島、柏、神戸、鳥栖、名古屋、ガンバ
引き分け:マリノス、鹿島

ジュニーニョが鹿島に移籍…そして数的優位の状況で東京に負けて相馬監督が解任。ショックで始まったこのシーズン、望月代行を経て後を引き受けた風間監督がなかなか浸透しないサッカーを繰り広げ、最終順位は8位。レナトが凄かった。まあ相馬監督でも8位にはなれただろうから、この年は次の1年のために捨てた感じかな。私生活ではそれなりに平穏の年になった。

2013年 11勝2敗4分
勝った:仙台、名古屋、新潟、鹿島、浦和、大宮、広島、柏、磐田、清水、マリノス
負けた:湘南、鳥栖
引き分け:大分、甲府、セレッソ、東京

出だしは躓いて監督解任論も出まくったが、最終的にはホーム11勝2敗は立派すぎる数字。最終順位は3位。さすがの私も手のひら返しですよ。最終戦のマリノス戦の勝利が全てをプラスに変えて、なおさらいい年になった。大久保が得点王を獲得。私生活ではガンになって激動の年になった。

2014年 9勝3敗5分
勝った:名古屋、ガンバ、甲府、鹿島、新潟、浦和、セレッソ、徳島、鳥栖
負けた:大宮、マリノス、清水
引き分け:神戸、柏、東京、仙台、広島

久々のACLは決勝トーナメントで敗退。大久保が2年連続得点王を獲得。最終順位は6位。サッカー的な評価は高いものの、守備が相変わらずで取りこぼしも多い。でもホームの勝率は相変わらず高い。私生活では転職して激動の年になった。

…という感じで、2014年までの通算185試合で98勝45敗42分、勝ち点の平均は(98*3+42)/185≒1.82ポイント。ホーム100勝に要したのは11シーズンと4試合でした。つまり川崎はホームの勝率が凄い。

サッカーはだいたい1試合で平均して2ポイント稼いでいれば優勝でき、それが1ポイントを下回れば降格するという感じの目安で語れると思いますが、平均してだいたい毎年優勝争いに近い成績を上げていると言えると思います。ホームではね。私生活でもだいたい毎年激動の年になっていると言えると思います。ホームではね。

負け越したのは2000年と2012年の2シーズンのみ。2000年は暗黒時代で、2012年は相馬監督が途中で解任され、風間監督に変わった年。

というわけで今季が始まった時点で残り2勝だったのだが、それを新潟戦と甲府戦でクリアして、めでたく100勝となりました。神戸と浦和には引き分けて、今季はホームでまだ無敗を続けています。

そして、100勝時点の戦績表を以下に。川崎がホームで苦手としているのは鳥栖、浦和、東京、磐田、清水あたりで、これらの相手に対しては平均勝ち点が1.5ポイントを下回っています。

チーム勝ち負け引き分け試合数平均勝ち点
新潟1010112.73
鹿島722112.09
マリノス632111.82
名古屋533111.64
清水434111.45
浦和344111.18
ガンバ631101.90
広島523101.80
神戸523101.80
大宮532101.70
磐田442101.40
東京334101.30
42391.67
セレッソ43181.63
大分40262.33
甲府30362.00
千葉31261.83
京都41052.40
仙台31152.00
山形30033.00
福岡21032.00
ヴェルディ10231.67
鳥栖12031.00
札幌20023.00
湘南11021.50
徳島10013.00
横浜10013.00
合計10045441891.82

川崎3-0甲府 (完勝)

なんで夜開催にしたかねー。夜の試合はできればやめてほしい。夜開催のせいで観客数も少なくスカスカだったよね?

この試合は負ける余地がない試合だったかと。実力差が見えすぎてしまった印象。見た目ほどの差はホントはないのかもしれませんが。甲府は引いて最後のところで守ってロースコアゲームに活路を求めたものの、川崎相手にそれは実際悪手。いいようにやられ続け、大久保に1点決められたところで勝負は決した。レナトも好調そうだし、今季私が見た中ではベストゲームか。

甲府は川崎相手に無得点というある種の屈辱。川崎としては今季リーグ戦初完封ですから。この日の出来ではそれも必然だったか。

欲を言えば小林悠の得点が欲しかったかな。あと大久保もあと1点決めて良かった。まあでも、最下位にいる相手だから差し引いて。

これでJ1ホーム100勝とのこと。その多くを見てきたと思ってますが、それぞれの勝敗についてはまた振り返る機会を持とうと思ってます。

地方選 結果

結果を写しておこう。

本題に入るまえに、今回の地方選は結果を確認するのに非常に苦労した。この記事を見て読売新聞のサイトを知るまでは誰が当選したかも不明という…マスコミたまには仕事しろ。

知事選。

名前得票数当落
黒岩さん2195764
岡本さん665751

まあ当然の結果。争点もなく、この状況で現職を覆すのは難しいし、誰も立ち上がらなかった。正直この知事選は実にどうでもいい投票だった。

県議選。

名前得票数政党当落
川本さん28101自民
滝田さん19813民主
君嶋さん15002共産
徳安さん11183無所属
日浦さん7871維新

日浦さんは現職だったんですが、維新の不人気を受けた形。しかも本人の地盤もないので厳しかったろう。共産党は意外と支持を集めてるんですね。私は徳安さん当選すると思ったんだけどな。警察OBを再雇用して云々…とか、公約も練られていたように思いましたし、今年の朝の小杉では一番よく見た顔で、話にも内容があった。

市議選。

名前得票数政党当落
原さん10294自民
松原さん9023自民
市古さん8516共産
末永さん6608自民
重冨さん6311無所属
押本さん6216民主
川島さん6213公明
大庭さん5948共産
吉岡さん5524公明
松井さん4584民主
松川さん3880維新
潮田さん3573民主
小野寺さん3167維新
川村さん1233無所属
小林さん856元気
荒居さん799無所属

いやー重冨さん(聖都・宮内から飛び立った鳥人間26歳)当選しました。この結果はなにげに衝撃的ですね。私も宮内人ぶって重冨さんに投票したクチですけど(笑)、こりゃ羽ばたいたな。なかなか凄いことですよ。がんばれよー。こっからだぞー。まあこの人、選挙運動してたのかどうかも謎だが。

あと川崎では維新は人気がない。川崎市全体でも惨敗状態で2人しか当選していません。中原区も2人立候補して両方落選、合わせて7000票。県議選の日浦さんの得票と同じくらいということから、維新の支持率は有権者20万人のうち7000-8000人、3.5-4%程度であることが分かります。みんなの党が消え、次世代とかいう片割れの党も潰れた末のこの体たらく。似た志向を持つ党がなく、うまくやれば近い思想を持つ有権者を総取りに出来た可能性もあったのにな…。石原さんに関わったせいで関東戦略には完全に失敗しましたからね。あの悪影響は大きかったと思います。

一方で自民党は3人立候補でベスト4の3枠を独占して全員当選、得票数は合計2万6千票。ぶっちぎりです。もう1-2人くらい立候補しても良かったと思います。

あとは共産党か。2人立候補で3位と8位に入って両方当選1万4千票。維新の倍、自民の半分以上。県議選の君嶋さんの得票数とだいたい同じですから、政党支持率がそのまま現れたものと思っていいと思いますが、有権者20万人の1.4-1.5万だから、約7%か。この数字は今回の選挙最大の驚き。立派な結果ですね。得票数は公明党の1.2万よりも多い。ひょっとしたらこれ行けるんじゃないの? と思わせる値。私としては信じられない気持ち。

民主党も厳しかったですね。富士通労組の団結力(…)をもってしても松井さんは滑り込みが精一杯。まあ議員数は3人立候補の2人当選なのでまあ惨敗とは言えない。合計得票数は1.4万票で公明党と共産党の間くらい。政党の埋没感に飲み込まれたか。

川崎1-1浦和 (逃げきれず)

この引き分けは痛いな。

イベントは仮面ライダーの映画のやつで、3号とドライブが登場。レーシングカーやバイクも現れて、子供たちはずいぶん楽しんでくれたようです。間近でホンモノのドライブを見た! と、興奮気味でした。ドライブ、ホントにいたんだねー。始球式で仮面ライダー3号が蹴ったボールがふろん太のかけていたZoffのオシャレメガネを壊してしまったようで、スタッフは焦ったろう。

川崎ボールでキックオフだが、サイドがいつもと違った。何らかの意図があるのか…やはり浦和は基本技術が高く、技術の差を最大の武器にしている川崎は前半から苦戦を強いられる。シュートは少なく、それは最近ずっとそうなってる印象がある。そんな中で車屋が左サイドから相手をぶち抜いてゴールラインギリギリから入れたボールを森谷が綺麗に決めて先制。その前にも1本、森谷にはチャンスがあった。まあ前半は一進一退といった様相だった。このチームは得点シーンは本当に鮮やかです。泥臭く押し込むとか、見るからに必死にもぎ取る感じでゴールを奪うとか、そういうことはしない。

後半も守り切れれば、という感じだったが川崎の守備はいくつも失点パターンがある。今日はセットプレー。相手の高い選手の頭にうまいことヒットされてしまった。まー1失点はしょうがないです。今季も無失点の試合なんてナビスコ清水戦だけですし。そして2点目取れる感じがあったかというとそうでもなく、引き分けは妥当なのかも。

しかしこの引き分けは前期の優勝を狙う上では痛いですね。勝っておけば見える風景もだいぶ違ったことでしょう。まあ私は実際は年間優勝するイメージしか持っていないのですが。

東芝神奈川100-62和歌山 (NBL)

フロンターレの後援会からお知らせで、タダで入れると聞いて行ってきました、とどろきアリーナ。なんかガラガラ感がある。アリーナ内に東芝の誰かが持ち込んだ無線LANのAPがあったみたいで、Nexus5は位置情報として石川記念武道館とか東芝小向体育館のあたりのポイントを示していた。

東芝ブレイブサンダース神奈川という名前のチームと、和歌山トライアンズという名前のチームが対戦。ウォーミングアップの様子を見ても東芝のほうが強そうに見えた。

私は事情があって第4ピリオド(だかクォーターだか?)の途中で帰ってしまったのであるが、最終スコアをさっき確認したところ、前日と同じスコアになったみたい。圧勝と言っていいだろう。

1点目が入るまでの時間は長かったかな。それを見てこの試合はディフェンス勝負になるんだろうなと思った。序盤は拮抗していたが、最初にディフェンスで差がつき、あとは徐々に攻守両面で差が開いていった感じに見えた。ダブルスコア進行が続き、私が子供と帰途についた時には30点差がついてました。和歌山のでかい選手がイライラしてゴール横のmoltenの看板を倒したり、わざと(?)ロングシュートを外して同じ看板にボールをぶつけたりしていたのにフフッてなった。

あとは…久々のバスケット観戦ということで、正面と逆側のスタンドに座るという致命的なミスを犯したせいで、チアがお尻ばかり向けてくる事態に。そういうことも知っていたはずなのに! あっちにも空席あるのに!!

連れて行った子供はショットクロックの表示が珍しかったらしく、「9秒」「2秒」などと、ずっとショットクロックが止まった数字を見てつぶやいてました。スタジアムDJは必要事項は伝えてくれるものの、ほとんど解説してくれない。

応援は太鼓も入っていた。チアスティックが配られて、それをふくらませて叩いてました。和歌山側はさすがに誰も来なかったんじゃないかと思う。東芝のフリースローのときはほとんど完全に静寂だった。コールは「東芝」で、観衆は東芝の社員率が高かったんだろうな。これがカチグミ・サラリマンの集まりか…。試合前の応援映像でも、選手の在籍する職場の皆さんのパフォーマンスがあったり。ハーフタイムには大久保、憲剛、大島僚太のビデオメッセージがWindowsのMedia Playerで流れた。

バスケは室内で座って見れるし、観戦体験としては悪くない。徒歩圏(とどろきアリーナ)でやって、タダならまた行きたいな。

地方選 展望

今回のはなんだ、知事選と県議選と市議選の3本立て。中原区の状況はどうか。

知事選は無風ですね。現職と共産党の一騎打ちですが共産党に勝ち目はなく、吟味の価値はなさそう。順調な県政ではなかったという印象だけど、取り立てて争点もないです。政令指定都市である川崎では県の存在はそれほど大きいものではないし。

県議選。これも政令指定都市では(略)だが、定数3人に5人が立候補なので、少しは見てみるか。現職はたきたさんと日浦さんの2人(欠員1)。

川本さん自民党
たきたさん民主党
君嶋さん共産党
日浦さん維新の党
徳安さん無所属

徳安さんはルネッサンスとか言ってた阿部前市長の系列ですね。川本さんは新人ですが死去した田島県議の後継。この人は党の力関係で言ったら当選するでしょうね。しかし川本さんは選挙戦やってたのかな。選挙公報で名前を知ったくらいで、一度も名前を聞かなかった…逆に徳安さんはよく小杉で立っているのを朝に見かけた。日浦さんも最近はよく見かけたし、たきたさんも本人は見たことがないけどポスターは立ってたりした。君嶋さんは見たことがない。…まあ特に目の敵にするほど落としたい候補もいない。

争点は何なのか。議員定数/報酬削減(川本/日浦/たきた/徳安)、こども医療費拡充(たきた/君嶋/徳安)、警察増員(たきた/徳安)、がんセンター(川本/たきた)、老人ホーム(徳安/たきた/君嶋)あたりが共通しているところ。あとは小杉の開発関連や地震対策とかをポツポツ言ってたり。他には道州制的な政治体制組織の変更を目指す話をしている人(川本/日浦)も。私は道州制けっこう好きなんですけど最近は下火ですね。

議員定数削減って、5人中4人(共産党の君嶋さん以外の全員)が選挙公報に書いているけど、こういう話って実現するんでしょうかね。みんなが賛成だからって実現できるとは限らない。

次、市議選。定数10人で16人が立候補。所属は自民3、民主3、維新2、共産2、公明2、日本を元気にする会1、無所属3。

松原さん自民党
押本さん民主党
末永さん自民党
市古さん共産党
原さん自民党
潮田さん民主党
松川さん維新の党
かわむらさん無所属
吉岡さん公明党
荒居さん無所属(中原区の緑と笑顔を守る会)
松井さん民主党
大庭さん共産党
重富さん無所属
小野寺さん維新の党
小林さん日本を元気にする会
川島さん公明党

まず、初めて目にする「日本を元気にする会」とは何ぞや? どうやらみんなの党で維新の党に行かなかった人の一部が集まった会派らしい。いつの間にかアントニオ猪木が合流している。ふーん。

選挙カーに遭遇したのは川島さんのみ。余談ですが私は選挙カーに遭遇するとほぼ確実に手を振ります。けっこう喜んでくれるので皆さんやってみるといいと思います。川島さんの車も大層喜んでくれました。

他、実際問題としてほとんど誰も知らないんだよね。松井さんは前職の労組の執行委員やってた人だけど、駅前で立っても名前連呼しかしていない体たらく(まともにしゃべってた徳安さんらと比べると…)。あとは選挙公報を見るに宮内出身で鳥人間の重富さん26歳か、おやじの会(←私は所属していない)の松川さんあたりか…地元出身アピールはまあ市議会だとかなり有効でしょうね。原さんは自民党だったのか。キャッチフレーズ的なものに「創」の字を使っているので公明党の人だと思ってました。

だけど、どの候補もいまいちピンとこないなぁ。

テーマで言うと現在最も関心が高いのは私の家族構成からして子育て支援系なんですけど、日本の子育て支援はちょっと病んでいるという印象を持っている。中原区で言うと(公立)小学校が1学年2000人いて、それがだいたい子供の数に当たるわけですが、幼稚園に通ってるのが1学年1000人ですから、幼稚園と保育園で半々くらいと見るといいと思います(実際は保育園に入っているのは750人程度で、残りの250人は待機児童の一種…しかし待機児童としてカウントされない子供が多い)。

幼稚園と保育園の区別というのは縦割り行政の弊害の典型で、文部科学省(幼稚園)と厚生労働省(保育園)の縄張り争いの産物。子供を持たない人には両者の違いが分からないと思いますが、幼稚園は子供の教育のための施設で、保育園は働く親のための施設です。ゆえにサービス内容が違うんですが、親からすると長時間預かってくれる上に補助金ジャブジャブで金銭負担が少ない保育園のほうが使い勝手が良いのは明白です。幼稚園なんて4時間くらいしか預かってくれない(週一で2時間しか預からない)ので、共働きはできないし、専業主婦同士のママ友づきあいも濃厚で面倒くさい。当然のように平日に行事をぶち込んでくるし。

だから近年の労働環境の変化により、幼稚園の人気は低下しており、保育園落選組を入れても定員割れ状態が続いています。要はサービスが良いほうが安いのだから当然ですね。一方で保育園の中でも、認可だの何だので補助金の入り方が違ってて、ざっくり言えばこれも良いところほど安いという経済原理とかけ離れた状況に置かれているんですよね。何なのこれ!? 誰が作ったんだよこんなクソ制度、と思ってしまう。

その中で地方議員の候補が何言ったところでね。子育ての補助は金銭補助の総額を下げたとしても、制度変えたほうがいいと思いますよ。例えば保育園幼稚園関連の補助を0にして、子ども手当みたいに所得別に直接金銭支給をする。そして保育料は全部市場原理に任せたらどうかな、と思っている。サービスに応じた対価を払わない構造になっているからおかしくなる。地方選でどうなる話でもないですね。

二ヶ領用水に謎の4足歩行生物…

昨日の夜、自宅に帰る途中で見かけたんです。アライグマかタヌキか…とにかく犬やネコではない生物。暗かったけど、私の自転車に並走するように、すぐそばでトコトコ歩いてました。中原区役所の近くの、南武沿線道路と府中街道の交差点の近く。写真撮ればよかったなー。カメラ向けたら逃げちゃうかなー。

…と思ってググってみたら、二ヶ領用水にアライグマかという1年前の記事がありました。こいつか。こいつだったのか? 記事の写真は2匹で宮内のあたりと書いてありますが、私が見たときは単独でした。

フラッシュ炊いても逃げないとか書いてあるよ。写真撮ればよかったな。

二ヶ領用水の生物としては、カモやコイなどはどこにでもいますが、台風前夜にネズミがわちゃわちゃしてたり、大きめのカニを見かけたりしたことがあります。あと七夕に金魚を流したか。でも、金魚はあんまり見かけないよねぇ。あいつらまだ生きてるかな。

やっぱAmazon Glacierはクソだったな!

写真のバックアップにGlacierを使っていたが、使ってみてしみじみ思うのは、使いにくい! ということ。普通にS3に置けばいいじゃんか。

Glacierは出た当初はS3よりも一桁安かったが、価格改定でS3の値段が下がり、今ではこんなもんだ。(2015-04、ap-northeast-1(tokyo)価格)

Storage$/GB
Glacier$0.0114
S3$0.0330
S3-RRS$0.0264

つまり1/3にしかならない。RRS(Reduced Redundancy Storage)という信頼性を低めたやつであれば1/2にすぎない。それで使用感があそこまで悪ければ、使いたくなくなるというもの。使いはじめてからユーザとのインタフェースにS3を使い、勝手にGlacierに送ってくれる機能が入ったが、私にとっては後の祭りだった。

こんなんS3使うでしょ。値段が気になったところで階層化の設定を入れればいい。

とりあえずs3cmdが使いにくいので、golangでs3cmd相当の機能を書いた。自分としては、けっこう快適に使えている。→go-s3cmd

実際のところはs3fsやs3fuseがあまり良くできていなくて、マウントしてファイルにアクセスすることはできないという状況ではあるがまあ、それはおいおい考えていこう。

というわけで、ここ数年の写真は全部S3に入れてます。問題はGlacierにしか置いていない、昔の写真。これも同じようにS3に復元しとかないと気がすまない。特に私はGlacierに入れるときに適当にファイルやディレクトリを選んでtarで固めるということをしてしまっていて、どのアーカイブが古い写真なのか判別できなかったりする(!)。だいたいバックアップ取るときは障害時の全復元しか考えてなかったからな…

で、今はGlacierに奪われていたデータをのんびり取り戻している。あの価格設定もヤバい。一ヶ月に無料で復元できるデータ量が全体の5%までとか。バックアップなんて何世代も取ってるわけないし、んなもん5%で足りるわけないだろー。全部取り出すのに20ヶ月かかるじゃん! そしてピーク転送レートがどうのとか、トラップのニオイしかしないよ。まあ最後だからあまり気にせず払うけども。そしてこの面倒臭さはどう表現したらいいのか…

というわけで今回の教訓は、バックアップ取るときは部分的な復元も考慮に入れておこう、でした。

川崎4-1新潟 (新生等々力)

今季観戦した試合において、初勝利。相手は新潟でした。しかし4月まで待たされると思ってなかったな。アウェイには行けない生活が続いているので、メインスタンドができてからホーム初勝利ということで。この季節はまだ肌寒さを感じる。

試合の方はかなりうまくいかない、歯がゆい試合展開。前半なんてほとんど自陣に釘付けにされ、全く前にボールを運べる感じがしない。しかし何らかの要素で押し返したところでラッキーゴールが生まれ、そこで一息つけることができた。ボールの動きも落ち着きを取り戻し、徐々に安心して観戦できるようになってきた。

後半は楽勝なスコアで最後は応援の選曲も楽勝モードに。まあでも、点差とは裏腹に不用意にチャンスを与える場面も目立ち、逆に川崎がシュートに持っていける機会も少なく、かなり不安定な内容だったと思います。神戸戦のような良い内容で引き分けて今日のような悪い内容で3点差勝利とは、前途多難と思ったほうがいいのかも。それにしても良い結果に転んで良かったです。決定的なチャンスで確実に仕留めた。レナトのゴールは凄かったらしいですが、ちょうど席を外していて見れませんでした…この間の悪さったら。

この日はメインスタンドにも足を踏み入れてみました。入場時にメインから入ったところ、キックオフ30分(?)前までには出て行ってくれと言われた。見てみると、確かにとても見やすそうな立ち見スペースがあって、なんつーか、こっちで見たいなぁと思わせる。私はだいたいゴール裏かゴール裏のコンコースで立ち見しているので。はやくバックとゴール裏もやって欲しい気持ちが半分、実はまだ専スタを諦めきれない気持ちも半分。