勇気40%

忍たま乱太郎の主題歌の話ではありません。

最近は「40%キーボード」と呼ばれる小型のキーボードが流行りみたいですね。詳細はググっていただくとして、4列でウルトラコンパクト、Fnキーを駆使して記号や数字も入力できる…それでいて大抵はメカニカルのCherry MXで打鍵感やキーの大きさを確保し、軸色も選べたり、キットになって組み立てたりカスタマイズも結構できるとかいう話。この駄文みたいな普通の文章は打ちやすいだろうし、何よりカッコいいよね! 自分もずいぶん興味はあるけど、どうなんだろう。完成品で売ってるやつもあるみたい。ニッチな市場だけあってどれも値段は高い。

自分は普通のメカニカルキーボード(テンキーがないけど矢印キーは独立してる)を使っていて、使わないキーもまあ、あるにはある。ファンクションキーは日本語変換キャンセルのときくらいだし、右上のInsertだのPageUpだのは完全に無駄。取り払ってもうちょっと小型のやつ…という気分もあったのだけど、40%キーボードまで削ってしまう勇気を持っているかどうか。6段目(ファンクションキーの列)は捨てられて当然とすら感じてるけど、果たして5段目(数字/記号キーの列)を捨ててもいいものか…かなりの勇気が必要だよこれは。

実際のところ仕事で使うとしたら、記号の問題はかなり厳しいかもしれない。多段でRDPやらVMコンソールに入ってった時に記号の入力に苦労することが割とあってですね…わかる人にはわかると思うが、手元のキーボードはUSキーボードで、途中のマシンが日本語キーボードの設定だったり、特殊キーを奪っていくやつがあったりする。記号入力があやふやな状態で、しかも厄介な記号入りのパスワード(画面にエコーされないから入力できてるか分からない!)を入力するオペレーションがあったりするんだよね。何度もしつこく押すことでやっと入力できる記号…なんてのもあったりする。

ターミナルでssh、それだけで済む環境なら、こんな苦労せずに済むんだが。40%で難敵RDPと戦えるのかと。

川崎2-0マリノス (給水タイム)

風があってゴール裏は割と過ごしやすかったが、それにしても暑さは相変わらず。かき氷が売れまくっていた。氷屋さんが上場してたらこの夏の株価は爆上げなんだろうけど。試合でも前半と後半に1回ずつ給水タイムが実施された。今日は家族5人でペットボトル何本消費したんだろう…捨てるのが大変だったよ。とても過酷なリーグですね。こんな日が続くと、こういうのが欲しくなりますね。

試合の方は理想的な展開。先制・駄目押しと得点の時間も理想的だったし、守備も危険なシーンに至る2プレーくらい前には厳しく寄せてボールを奪い、シュートをほとんど打たせない。ソンリョンほとんど仕事なかったよね。それでも終盤はオープンな行ったり来たりになるのは典型的なJリーグの試合…なのか? この環境ではどうしたって動きは落ちますからね。

小林悠のゴールはいずれも完璧なものだったが、私は逆に「浦和の西川はこれを止めてたのか…」というふうに感心してしまったよ。次のワールドカップのGKは西川で決まりだな(ちょっと気が早いかな?)。

ゲーム事情2018夏

温度計パズルは無事に課金できたので、大量の問題をほそぼそとやっています。しかしだんだん単純作業になってる気がするので、そのうち捨てると思う。

cryptogram

英語の文章があって、文字が隠されている。単語の切れ目や記号(カンマやアポストロフィなど)は明らかにされている。同じ文字は分かるようになっている。3文字でXYYなら「ALL」か「TOO」かな…「XY’Z」なら「IT’S」かな…みたいな感じで推理を重ねて、文章を明らかにしていくというゲーム。名文が集まっているが、割と平易な文章が多い。クリア後に文章をshareすることもできるので、Google翻訳に投げて意味の確認なんかもしている。

動けないのに「ラッシュ」アワーって! みたいなウィット(?)とか、不可能とわかるまでは可能なんだよ、みたいなのとか、いろんな人の名言、警句でパズル。文のテーマと作者くらいの情報はあらかじめ表示してくれる(この表示はオプションでオフにもできる)。西洋人だけではなく、ブッダや老子も出てくるよ。だんだん映画のセリフとかも。『羊たちの沈黙』のセリフはさすがに反則だと思った。だいたいは平易なフレーズなんだけど、たまに難しいのがある。

このルールのパズルは日本語じゃ難しそうだな。単純に文字の種類が多い。ひらがなだけで表現するしかないと思うが、ひらがなだけで書かれた名言…見た目がマヌケだよねぇ。短歌とかポエムで工夫してやれば、できなくはないか。それでも英語よりもかなり難しくなりそうだが。

私はパズルゲームをだいぶやりこむと、コンピュータでソルバを書きたくなるのだが、これはどう解こうかな…単語帳を持って、単純にマッチさせてって単語や文章として成立するかどうか判定すれば行けそうだが、アポストロフィ付きとかが面倒かも。

パズルのデータの持ち方はすごい簡単だよね。原文とa-zの対応表だけでステートや正解を持てる。適当なフレーズを探してくれば問題も無限に作れるだろうし。今度ソルバ書いてみようかな?

typeshift

これも英単語もの。組み合わせて単語を発見していくパズル。単語は5文字とか6文字なので楽勝…と思いきや、これが難しい。5文字の英単語が10あったとして、自分が知っているのはせいぜい1個か2個、いやむしろ1つも知らないことが多いかも…ということは認識させてもらったよ。簡単なやつは1分もかからずに解けるが、そうでないやつは…とにかく難易度の幅が大きいと感じる。英単語たくさん知ってる人にとってはずっと簡単なのかもしれないね。

bleentoro

これは前回から熱中していたやつ。課金してPRO版になったのだけど、Free版からクリアデータが引き継がれない…というか問題がちょっと変わったのかな? どうしても解けないステージもあるんだけど…これステージのゲーム時間が長く熱中してしまうので、電車の中でやってると乗り過ごしちゃうのは同作者のAntiyoyと同じ。何度元住吉まで行ってしまったことか。両手持ちで操作したくなるという問題もあり、プレイ頻度は下がっている。

他にもいくつかのゲームをしてたけど、結局数日でアンインストールしてしまい、上記が生き残った。

浦和2-0川崎 (不快指数が…)

猛暑の平日夜、会社を無理やり抜け出して、一路南北線でさいたまへ。駅前で麦茶のペットボトルをタダで配っていた。しかも一流ブランド・伊藤園のホンモノ。埼玉ってすげーな。コンビニで買って損したぜ。結局ビールも含めて飲み干しましたけれども。

試合は、結果的にはあの1点目の失点が効きましたね。谷口が痛恨の判断ミス…今まで幾多の判断ミスを身体能力で補ってきたが、今回は届かなかった。中でも興梠がしっかりポジションを確保しており…。まあその辺の勝負どころは誰よりもわきまえている選手だからなぁ。

この1点で浦和がペースダウンしたこともあって、調子良く押し込んでいったんだけど、やっぱ最後は割らせてくれないですね。GK西川も当たってたし小林悠も当たってなかったしで…それでもなんだかんだで一人だけチャンスの山を築き上げる小林悠はさすがだなとも思いましたが。1本でも決めてればね。

大島はいつになくシュート意識が高かったですけど、その精度には課題を感じる。枠内のいいコースに飛ばすだけの技術は持っていると思うんだけどね。

川崎1-0長崎 (厳しい環境)

猛暑の続く中、試合は行われた。暑かった。汗をかきすぎたよ…

アメフトのイベントも楽しくはあったが、暑かったね。着ぐるみの中にもし人が入ってたりしたら、大変だったろうね。いやもし入ってたら…って話であって、中の人などいないと私は信じておりますけれども。

もうちょっと簡単に勝てたんじゃないの、とは思わんでもないが、まずはこの環境で割と強い相手に勝ったことを喜びたい。

大久保嘉人、ふたたび川崎を去る

ワールドカップの裏で、なかなか衝撃的なリリースが出た。大久保が磐田に移籍…

まだまだ活躍できるだけの力はある。で、活躍の場を求めて川崎に舞い戻り、しかし試合に出さないと…こうなりますよね。年齢的に、引退までの残り時間を考えると致し方ない面がある。川崎としては齋藤学や赤﨑すら使い切れていない現状がある。しかもACLも早々に敗退という。

どうやら磐田ではゴールゲッターという役割を期待されているようで、それを遂行することができるかどうか。割と何でもできてしまう男だけに。

来年か再来年か、また戻ってくるんじゃないかという気持ちも、あるね。

イニエスタ スペシャルインタビュー (DAZN)

通勤に使っている電車が止まったので、近くのファミレスで時間を潰すためにDAZNを起動したら…

数々の栄光に彩られたその人生。サッカーを愛し、サッカーに最も愛され、ラブ&ピースに満ち溢れた男の半生を振り返るインタビュー。ホント栄光だけしかない人生なんだけど、栄光の中にも哀しみはあり、これは泣ける。なんと素晴らしい誠実な奴なのか。もはやこれはカネカネカネ、カネがすべて、年金目当ての移籍とは思えない。もはやこいつはスペインの中村憲剛だ!(←最大級の称賛) こりゃ認定するしかねぇ。

泣くべき所は少年時代からワールドカップ優勝、移籍まで、随所に散りばめられており、かなり楽しめた。ファミレスのドリンクバーにも圧倒的感謝だ。朝からファミレスでキモいオッサンが泣いててゴメンな。通報されて不審者情報登録されてもおかしくなかったぜ。

というわけで、神戸サポならずともオススメの映像作品となっている。DAZN偉いぞ。他サポも予習しようね。まだワールドカップ始まったばかりだけど、こいつのプレーを等々力で見る日を心待ちにしているよ。

50分ばかりのDAZN番組を電話でフルに視聴して1GB弱か…MVNOの回線でもストレスなく見れた。これくらいならフリーWiFi使うまでもないよなぁ。

(追記)

故郷の村(フエンテアルビージャ)から寮のあるラ・マシアまでは約500km、東京と大阪の距離とだいたい同じ。子供が12才で、仮に天才の可能性があるとして、招待されたら大阪や京都に留学させるか? という話。バルサの育成が優秀とは言え、当然だが成功者はほんの一握りよ。我々で言えば、川崎の中学1年の子が広島とかガンバのジュニアユースから誘われて…という感覚。まあ日本ならフロンターレとか関東のクラブでいいじゃん、となるがスペインリーグのクラブは戦力の偏りが激しいので。

自分は岩手県にいた子供の頃に水泳をやっていて、選手コースにいました。当時のセンパイ(確か中学に入ったあたりだったと思う)が水泳留学で仙台に行ったんですよ。当時の私から見るとセンパイは大人だったんですけど、今考えるとイニエスタ少年が村を出てラ・マシアに行くのと同じような葛藤があったのかもしれないな、と思う。まあ、センパイの親も仙台に移ったのかもしれない。そのへんの経緯はよく知らない。

そして、そのセンパイは結局オリンピックに出場したんですが、それがバルセロナオリンピックなんです。つながった! ウソのようなホントの話。

タブクリアの思い出

今度コカコーラクリアが発売されるらしい。透明なコーラ。思い出しませんか。

私が学生の時分に、タブクリアという飲み物が発売されたんです。年齢がバレますが、とにかく発売された。その時に私は初めてひとり旅をして、九州に足を踏み入れました。いくつかのユースホステルに泊まりながら、全部で1週間くらいかな。ユースホステルだから、知らないにーちゃんらと相部屋ですよ。コミュ障入ってるこの私が。

その旅路の途中、長崎の自販機で買って歩きながら飲んだタブクリア。青春の一ページかな? そのあと社会人になって国内の小旅行もいろいろ行きましたが、初めてのひとり旅の味。タブクリア自体は全然売れずにすぐに姿を消してしまいましたが、忘れられませんね。まあ味は忘れないっつーか、ほぼコカコーラそのものだったんだが。

あーあと、豚生姜焼きも同じ系列です。別に名物料理ってわけじゃないと思うんですが、同じ旅の途中、熊本で。鹿児島黒豚と書いてあった普通の定食屋で食った生姜焼き。あれも美味しかったな。今では自宅で頻繁に生姜焼きを焼くんだけど、あの時の味が理想モデルになっている。豚生姜焼きにハズレなし、という真実を知った原点にはあのひとり旅があります。

そんなあなたに、復刻版タブクリアである「コカコーラクリア」。これは刺さるよなー。

Raspberry Piを使ってAirPrintされたものをPDFにする

えー、

  • iPadとかからAirPrintで印刷
  • Raspberry PiがそいつをPDFに変換
  • PCからそのPDFを読み込んでUSBメモリかなんかにコピー
  • コンビニに持って行って紙に出す

というワークフローがあったとして、Raspberry Pi側の設定。私は常識人なので、Raspbian(Lite)を使ってます。そして自宅にプリンタを置くつもりはありません。

やることは、

  • avahi daemonを上げる
  • cups daemonを上げる
  • cups-pdf関連の設定
  • sambaの設定

といったメニュー。

まずはcupsとcups-pdfを設定していく。

  • sudo apt install -y cups cups-pdf python-cups avahi-discover
  • sudo usermod -aG lpadmin pi
  • sudo vi /etc/cups/cupsd.conf
    • 「Listen localhost:631」を「Port 631」に書き換え
    • 全てのLocationに「Allow @Local」を追加
  • sudo mkdir -p /var/spool/PDF
  • sudo chmod 777 /var/spool/PDF
  • sudo vi /etc/cups/cups-pdf.conf
    • Out /var/spool/PDF
    • AnonDirName /var/spool/PDF
    • Label 2
    • Grp lpadmin
    • DecodeHexStrings 1
  • sudo systemctl start cups
  • sudo systemctl enable cups
  • sudo systemctl start avahi-daemon
  • sudo systemctl enable avahi-daemon
  • sudo lpadmin -p CUPS-PDF -v cups-pdf:/ -P /usr/share/ppd/cups-pdf/CUPS-PDF.ppd -E
  • sudo lpadmin -d CUPS-PDF

次に、Sambaの設定。

  • sudo apt install -y samba
  • sudo vi /etc/samba/smb.conf
    • [PDF]
      • path = /var/spool/PDF
      • read only = no
      • browseable = yes
      • guest ok = yes
      • force user = nobody
  • sudo systemctl start smbd
  • sudo systemctl enable smbd
  • sudo systemctl start nmbd
  • sudo systemctl enable nmbd
    • samba.serviceはmaskedというロック状態になっている。これを起動しようとして色々苦労したが、無駄だった

あとは、/var/spool/PDFに入った古いファイルを削除して回る設定をする。Debianなのでtmpwatchではなくsystemdのsystemd-tmpfiles-cleanを使う。

  • sudo vi /etc/tmpfiles.d/cups-pdf.conf
    • d /var/spool/PDF 0777 nobody nogroup 30d –

PC側の設定としては、Sambaで共有しているディレクトリへのリンクを、スタートメニューかデスクトップかクイックメニューか…とにかくどこか分かりやすい場所にリンクを置いとくこと。

あとMacではこれね。.DS_Storeを作らない/読まない設定。

  • defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores -bool TRUE

これでまあまあな状態になった。Raspberry Piなので処理は遅く、多くのページを印刷すると爆発しそうだが、とりあえず数ページなら問題ないみたい。これで当分は大丈夫かな。設定自体はかなりのノーガード。あと謎のファイルcups-pdf_log.pdfができる。

iOSからは、普通に印刷するときにプリンタを選択できる。当然この仮想プリンタはMacやWindowsからも使えますが、まどろっこしいので直接PDFにした方がいいでしょうね。Androidは追加でアプリを入れたら使えましたが、若干怪しいところもあるのでAndroidからの印刷はやめておこう…