川崎0-2札幌 (平常心)

中村憲剛の今シーズン限りでの引退が発表されて。その2日後の試合となった。平常心でいられる気がしない。なんだろう、この感情は。

数多くののぼり、横断幕…彼が引退するんだという事実を実感として感じざるを得ない。デビュー当時からここまで、18シーズン。その写真。自分の歴史と、フロンターレの歴史と、憲剛の歴史。自然とゆがむ口元をマスクで隠し、目を見開き歯を食いしばってスタジアムへの階段を登る。その先にあるのは天国の終わりか、あるいは?

試合の内容はあまり覚えていない。うまく行ったシーンがほとんどなくて、全体的に相手のプラン通りにやられた感じ。こういう特別な状況でうまく試合を運べないってゆーのは何年経っても、いくら人が入れ替わっても変わらんよね。関塚さんが体調不良になった次の柏戦の前半とかさ。まああの時はなんやかやで後半生き返ったけど、今日はダメなままだったねえ。

小林悠がいれば何とかしてくれたかもしれないが…と思わせてしまうという点を考えると、今日の宮代はエースの座を勝ち取るチャンスだったわけだよな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です