Windows 8のConsumer Previewがダウンロードできるようになってます。
試しにVirtualBoxに入れて使ってみましたが、このインタフェースは過去最大かもしれません。ログインはMSのアカウントにするかローカルアカウントにするかを選択できます。
また、ログイン後は予備知識がないと何もできません。最初に出てきたおなじみMetroの左下の箱を見て反射的にクリックすると普通のデスクトップ画面が出るんですが、そこからMetroに戻る方法が分からない。しょうがないので分かるまではCtrl-Alt-Delでログアウトしてました。正解は、画面の端っこ(左下とか左上とか右下)にマウスカーソルを持って行くとメニューっぽいものが浮かび上がるので、それを操作する、です。ただしMetroを出す「スタート」はクリックしても効果はなく、左下にカーソルを持っていった状態で(浮かび上がるメニューを無視して)クリックする。
この「画面の端っこ」の当たり判定が非常に厳しい。実マシンでは端を滑っていけばちゃんと行くのかも知れませんが、仮想マシンでは油断すると画面の外にマウスカーソルが行くとホスト側のカーソルになって飛び出ていく。その中で仮想画面の端っこの非常に狭い領域にカーソルを保たなければならず…この弾幕ゲー並に狭い当たり判定は厳しいと思いました。Developer Previewのときは「スタート」のボタンがあったはずですが、今回は何のガイドもないです。なので、そこにマウスカーソルを持っていくという発想を普通の人が直感的に思いつく可能性は低いと思います。当たり判定も、もっともっと大きくしてくれないと!
あと、Metroのアプリを閉じる方法が結局わかりませんでした。右クリックでメニューらしきものが浮かび上がってくれるアプリはいいんですが、そういうものばかりでもなく。デフォルトで入っているのはネットにつながってないと意味がないアプリばかり。IEもタブの切り替え方法が最初は分からなくて、開いたはずのタブを表示するのにしばらく悩んだ。適当にいつもFirefoxで使っているマウスジェスチャーをしたら上のほうに浮かび上がってきたので選べた。結局のところ、ジェスチャーではなく右クリックだったみたいです…。
ログイン画面で、壁紙を引っ張って画面を出すのは何とか分かったが、ログイン画面を消して壁紙に戻す方法は分からなかった。全体的に、直感的に使えるインタフェースがあまりない感じ。あとは、使えない状態のアプリを目立たせるのはどうかなぁ。ネットワーク接続が必要なアプリはネットワークがつながるまでは非表示/グレーアウトするとか、なんないもんすかね? Windowsに限った話じゃないけど。
DP, CPと来たら次はBP(Beta Preview?)なんですかね。
印象としては、ChromeOSとかを意識してる感じですが…大丈夫かMicrosoft? AndroidやChromebookの世界でMicrosoftが勝とうとするのは厳しいのではないかという気もする。Microsoftの世界で生きてきた人がゴマンといるわけですから。高めのスペックの普通のPCにWindows 8を入れるのと、安いChromebookや中華Pad買うのと選ぶとしたら、Windows 8は選べないですね。Windows 7のときはまだ選べると思った(実際は7のマシンは買ってないですが)。まあ自分で使うだけならLinux入れて使うのだけど。