マリノス2-1川崎 (チャンス)

アウェイの試合が続いていたので、久々のフロンターレです。まあ今日もアウェイですが、近いので行けました。これが今年最後のアウェイ観戦という疑惑が…。

2011-07-03@横国

決めた! と思って立ち上がったビッグチャンスに決められないのが続いたり、挙句にチャンスらしいチャンスじゃないとのんびり見てたら唐突にゴールしたりされると萎えますよね。そんな感じの、モメンタム無視の試合でした。見ごたえはあったと思うけどね。

この暑さでビールがうまい。飛ぶように売れていた。コンコースは節電のためか場所によっては非常に暗く、こんなんで大丈夫か? と思わせる。駅とかでもそうですけど、暗くなる通路は点灯して欲しいです。危険なんですよ。通路の蛍光灯なんて大したワット数じゃないでしょう?

試合の序盤は完全にマリノスにペースを握られる。選手の入れ替わりはあっても、やはり上手さは変わらないなぁという印象。川崎は「らしさ」を見せられないまま、相手チャンス→おー危なかった、相手チャンス→おー危なかった、くらいしか記憶がないですが、ズルズルと時間が過ぎる。簡単に裏に一本通されるシーンが気になる。大黒はガンバ時代に勝るとも劣らないキレを見せていた。いい選手だよなぁ。山瀬もかつてはそうでしたが、川崎DFと噛み合わせが悪いFWの一人。そうこうしているうちにどうにか左CKを奪い、憲剛が蹴るとこぼれたところにいたのは柴崎晃誠。これがポストに当たってゴール0-1。川崎がワンチャンスをモノにする。セットプレーから点が入るようになってきたのは喜ぶところか悲しむところか。以前はセットプレーの期待感がゼロで、それでもゴールには困らなかったですから…

そのあと畳み掛ける攻めを見せるが山瀬が外し憲剛が止められ…これ決めとかないと後で苦労するぜというネガティブな思いが半分、やっとペースを取り返したというポジティブな思いが半分。そこでまたも一発であっさり裏を取られて大黒1-1。何度もやられるのは、分かっていて止められないということ。オフサイドを取れる雰囲気もなく、川崎のDFラインはかなり幻惑されていました。

後半は一進一退の攻防。選手交代もあった。後半頭に川崎は井川→實藤。マリノスは長谷川→渡邉。井川は怪我したような素振りを見せていなかったので、これは守備のテコ入れ(大黒対策)かな。實藤でテコ入れになるという判断は、監督から相当信頼されている証でしょうね。そして30分頃にマリノスベンチが動き、大黒→クナン。これはこの時点のDFとFWの力関係を考えると、見た瞬間に妥当と思える交代で、効いていたと思います。その後に渡邉がミドルを豪快に突き刺し2-1。いいシュートでした。崩された感じではないけど、ここはマリノスが押していたので、このゴールに限っては「モメンタム無視」とまでは言えないですね。

これで攻めの姿勢を強めた川崎が楠神や小林悠を投入し、何度もゴールに迫るがことごとく決めきれず、エリア内の混戦のハンドを取ったと客席が一瞬思った曖昧な主審のゼスチャーに惑わされたりしつつ、試合は終了した。まあ、負けるときはこんなもんです。絶好のチャンスは試合の中でそう何度も訪れないです。そこで決められなければそれ以下のチャンスしか残っておらず、ゴールは自然と遠のきますからね。

関係ないけど、最後のゴールキック(ゴール前のプレーで中澤が痛んで試合が中断、治療が入って間延びし、主審が時間を止めていますよというゼスチャー、そしてGKが蹴るとすぐに終了の笛)は蹴らせる必要があったのか? 時計を止めた段階で残り1秒とかそこいらだったってことですよね。蹴らずにそのまま終了のほうが試合進行としては良いような…でも蹴らずに終わらせたら川崎からクレームが出るかな。審判学的にはどうなんでしょうか。

今後のカギはジュニーニョの復調ですね。今季のジュニーニョはスピードもないしシュートの上手さもないです。以前は安心して見ていられた1対1の勝負でも抜けないシーンが続いてます。コンディションを上げてくればスーパーなプレーを見せてくれると思いますが、それがどの時期になるかでリーグ戦のだいたいの順位が決まるのではないかと思います。

マリノスはかなり良くなってますね。谷口ユニも散見されて、もともとユースの主将ですから当然ですが、受け入れられている様子。父ちゃんは安心しました。

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