マリノス4-0川崎 (神奈川県)

マリノスが神奈川県を制覇しました。まあ、4試合以上あるはずなので、まだ今年の半分も終わってません。

2010年3月20日@横国

ぼくが川崎を応援し始めた頃、マリノスは先駆者としてアジアを制覇しようという奮闘を始めていました。結局はグループリーグの壁の前に断念し低迷期に入ってしまったわけですが、その後2007年に至ってついに横浜市を1勝1敗で制覇し、2010年には本日ついに神奈川県の制覇に成功。次は東京埼玉を倒す首都圏制覇に挑戦して欲しいです。東海道方面に目を向けるという手もありますが、ぼくはまず首都圏だと思います。夢が広がります。

それはともかく、試合の方は良かった点を探すのが苦労するような、内容結果ともに散々でした。今年の川崎は相当脆いかもね~。まー楠神と登里にプレータイムを与え、井川を実戦で試せた(!)というのが良かった点かな? 若い選手にはもうちょっと長い時間を与えて欲しかったが、監督コメントを見るとレギュラー陣が意地を見せるかどうか見たかったようでした。意地という点では、4点目を取られた直後のキックオフからの勇介の突破は現実的に1点を狙って計画された数少ないプレーでした(そこは黒津が中で準備できていなかった)。あれはサインプレーじゃないんだろうけど、ちゃんと準備しておいて欲しかったなぁ。

1点目はゴール前の混戦から田坂(?)のクリアが弱く、ちょうどいい打ち頃の位置で中村俊がフリーでボールを持ち、どんなシュート持ってんのかね、と思って固唾を飲んで見守っていたらスゴイのが飛んできたという。ワールドカップではあそこまでどフリーで持てることはないでしょうから、南アフリカの参考にはならないだろうけど、いいもん持って帰ってきたのは間違いないですね。川崎としては時間帯が早すぎました。あのスピードであの角度、上に外したかと思ったんだけどね。ちなみに私の席はこのボールの軌道がよく見える絶好の位置でした。あのボール、マリサポは誰もまともに見れなかったろう(笑)。

2点目はいつものやられ方。山瀬がなぜ川崎をカモにしているのかがよく分かるような得点シーンでした。これも時間が早すぎる。代表での憲剛は山瀬のプレーを求められているんだろうなぁ。3点目は最終ラインで軽率なプレーが続いて山瀬にあっさり仕留められた。あと狩野にもサクっと決められそうになったがバーに助けられた。前からプレッシャーをかけるのはいいけど、いわゆるバイタルエリアで自由にやらせてしまって、かなり混乱していた様子。

そんなこんなで何もできない前半。見れたのはレナチーニョが西村PKをもらおうとしたシーンくらいかなぁ(今日の主審はPKをよく取るというキャラの主審だったのです)。結局今日のレナチーニョは試合を通じて1本もファウルを取ってもらえなかった(はず)。異議(?)でイエローをもらうおまけつき。

ハーフタイムは気持ち悪いジェット風船ショウ。サッカーで風船やるのって珍しいですね。大分が昔やってました流行の気配はあったものの、結局は廃れた文化。やはりちょっと生理的に触りたくないものを片付けるのがネックなんだと思います。この日は風の関係で、ほとんどグラウンドに飛んでいってましたので、観客で気持ち悪い思いをした人は少なかったかも。後半、ふくらんだままの風船が乱入したせいで山瀬(?)がビッグチャンスをドロップボールにされるという珍しいシーンも。

後半はCKから4点目を沈められ、直後の勇介の突破も黒津が合わせられず、万事休す。中村俊を引っ込められる余裕を見せつけられて、あとはのんびり見てるしかなかった。うーん、こりゃホームでやり返すしかないね。

こういう試合後に拍手するのは残酷だし、拍手できる神経はどうかしてると思います。チームコールを延々と続けるだけにして欲しかった。何もないと黙って見てる以外にどうしようもないです。

今日は大敗しましたが、ここまで憲剛とジュニ抜きでリーグ戦2勝1敗で来てるんだから胸を張っていいと思います。次のACLは本気でやるか分からないところもあるので、ホームの清水戦には期待してます。

マリノスのスタMCは横浜FCっぽくなってきているような気がした。オーロラビジョンに顔出しして名前を紹介するなんて前からだっけ? あとベイスターズは明日見に行く予定です(東京ドームのオープン戦ですが)。…今日のベイスターズはエースの三浦が4回14失点(被HR8本)、15対2でボロ負けですか。こちらもすごいね。

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