雨の平日夜のナビスコカップという悪条件にもかかわらず多くの(多くはないが)サポーターが等々力に集結した。勝てば予選突破が確定する試合は、ロスタイムのケンゴのゴールで勝利。予選突破を決めました。
スタンプラリーは平日+雨のボーナスがついて300ポイント。雨は止むことはなかったのですが小降りだったのでほとんど濡れずに済みました。雨のナイターというのは幻想的ではあります。天を見上げると雨粒がまるで(略)
大分は高松根本を先発させてきた。川崎は出場停止の谷口に代わってついに鬼木(!)、森勇介に代わって飛弾(!)を先発させるという策に。普通は原田や井川を使うところですが、せっかくだから機会は与えないとね、ということなんでしょう。
前半。守備に不安はなく、この調子では負けることはないなと思って見てました。飛弾は、遠いサイドなのでよく見えなかったですが、存分に細かい個人技を発揮して、抜くかファウルゲットのどちらかでチャンスを量産してくれたようでした。20分過ぎに鬼木が佐原に交代。鬼木は守備で貢献していたと思いますが、怪我かなんかですね。大事ないといいですが…。緊急出場の佐原は試合の入り方が難しかったと思いますが、アレでした。周平がボランチに入る形に。得点は入っていないがチャンスはけっこう得ていたし、守備も問題なく、リズムも悪くない。
後半。雨でキャッチしにくいだろうという判断なのか、ミドルシュートを多めにしてくる。マルコンや飛弾といったサイドの選手も積極的に打っていく。我那覇も得意の角度から鋭いシュートを放つ。GK西川はニアをしっかりケアしていて無難に処理。例えばGKが磐田の川口だったら1点くらいは入ってたと思いますけど(笑)。これはどちらも点が入りそうにないなという感じになったところ、終盤にずいぶん無理をして押し込んでいるロスタイム、マルコンのクロスがサイドチェンジと化して追い着いた右サイドの飛弾からの展開で、ぽっかり空いたスペースを見つけて飛び込んだケンゴがどフリーで絶好のボールを受ける。落ち着いてコースを狙い、しかも強烈なシュートを放ったケンゴはGゾーンの前で歓喜1-0。あとは飛弾に代えて井川を投入して時間を稼ぎ、大分も無理攻めに出てくるけどそのまま何事も起こらず試合終了。ロスタイムに点を入れて勝つということも世の中にはあるんですね。
あのままスコアレスで終わるんじゃないかと思って応援していたので、点が入ってよかったです。鹿島がなんと京都に破れたため、1位通過の可能性が高まってきました。ナビスコカップは変なトーナメントの組み合わせで、1位通過だと浦和のグループの1位(たぶん浦和)と最初に当たってしまいます。2位通過の最下位だとシードのガンバに当たるという状況で、2位通過で2位の上のほうとして上がるのが一番賢明なんですが、難しくなってきましたね、あはは。
今日は相澤で勝ったという感じもしますね。いいセーブを見せてました。鬼木はとにかく心配。飛弾のプレーはけっこう好きです。サイドにおいては勇介のようなスピードこそありませんが足元で細かいテクニックがあって。
それはそうと最近の川崎サポは調子に乗っていて要求がやたらに高いですね。Gゾーンにいるサポですらちょっとしたパスミス、相手のパスをカットできなければ即、罵声ですよ(笑)。私はやる気のないプレーや異様に消極的なプレー、相手選手の危険なタックルには常にアラートに(←某監督の名文句より表現を拝借)ですが、そうじゃなければ怒声には当たりません。コールリーダーは罵声をやめさせるために無理矢理コールをはじめる必要があったりしてリズムが悪くなりますし。