浦和2-0川崎 (くやしー)

北風の吹きすさぶ寒空の中、道中でケバブサンドを買って埼スタへ。ケバブサンドは買ったときは暖かかったのだが、埼スタに着いた頃にはほとんど冷凍状態に。スタジアムの看板が隠された埼スタは上層スタンドが閉鎖され、それでもゴール裏は満タンで、かなりの熱気を帯びて試合は開始された。

少し硬さの見える川崎だが、マリノス戦と同じくフッキが走り回る。しかしマリノスよりも速いパス回しの浦和にはついて行くことはできない。浦和はサイドを使いながら攻めてくるが決定機はほとんどない。川崎は我那覇のポスト、フッキの突破などで中央を崩し、何度か決定機があったが決められない。フッキはシミュレーションのイエローをもらう。

そして前半終了間際、ロスタイムに悲劇が。右サイドに入っていた森勇介が相手のカウンターを防いでいるときに引っかけてしまい、2枚目のイエローが提示され、退場に。FKは防ぐものの、後半の入りから非常に難しくなった。勇介は…どうなんでしょう。本人は納得いってないのかもしれませんが、こうも退場が多いのは。

それでも後半はマルクスに代えて原田を投入。これ、守りに入ったのかな(?)。原田は守備できないんだけども。それで、全体的にはけっこういい感じで守れていた。サイドチェンジをされた瞬間は相手が完全フリーになるのだけど、中を絞りつつ寄せていって、結局はチャンスを作らせない。川崎も我那覇が飛び出してきたGK山岸をかわすところまではこぎつけるがシュートには至らない。攻撃は手詰まり感がある。

浦和の得点はセットプレーからワルツのリズムのマリッチのヘッド。これで攻撃モードに入らなければならない川崎を嘲笑うかのように浦和はパスを回して、人数の足りない守備を突いていく。最後はセンタリングにつききれずに…ヘッドだったかな、決められてしまった。そして途中から足が止まってしまった。そんな状態で得点は奪えそうになく、悲しみを感じながら試合を見ていました。

これで2005シーズンは終了。非常にくやしい終わり方でした。

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