ゲーテはすべてを言った (鈴木結生)
いやウェルテルのやつを書いた小説家だろ、と思ったら、哲学だのなんだの、変態ロリコン活動を含むいろんな活動をしていたジジイらしい。ふーん、あんたそうだったんだ。
ゲーテ曰く、ベンツよりホンダ。ゲーテ曰く、ギョエテってもしかし俺のこと?
そんな魅惑の古人の語録がふんだんに取り入れられた物語。主人公は高潔な人物だったからごあんしんください。ゲーテマニアの大学教授とその周りの話で、実際小説の出来はかなり良い。
最終的には、ファウスト読まずには済まないなこりゃ。青空文庫にある訳は良質なものなんだろうか。と思って森鴎外訳のファウストを読み始めようとしたところで…思いとどまった。この訳に関する雑文もあったので、それは読んだけれども。
AIにフランクな言葉で省略させたバージョンを作らせれば、読めるかもなあ。まあいいや、ウェルテル死す!は読んだ。あれ読んだだけで満足しとくのが吉って感じがするよね。ゲーテとオレとの数少ない接点。