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山椒の実

無限大ガール (森絵都)

高校の部活、派遣部員として多くの活動をする少女。基礎能力だけで並以上の活躍をコンスタントにこなすうちに、虚無から無限大へと駆け上がる。いきなりそこまで? 勢いで押し切った短編。

失恋駆動型人間のパッションですなー。何者でもない、が何にでもなれる、に変化する。しかしそこまで追い込めるのか、このキャラクターで。短編ということもあり、少しキャラクターが単純化されすぎた感じもした。特に主人公。もう少し複雑な思いがあってもいいんじゃないの。それがないから虚無なのか。なぜないのか。

なんか足りない。想像で補完する感じかな。

それでも変態な先輩のキャラクターも悪くなかった。この変態側を主人公にしても、いい物語になったんじゃないかなあ。