こうして彼は屋上を燃やすことにした (カミツキレイニー)
ティーンズ向けの本をオッサンが読む。共感できる可能性はいかに? あのオズがベースになっているということで、読んだわけだが。
まあ本家でMoM級の活躍を見せたカカシは派手さはないものの、要所を締めて物語を進めた。今作のMoMはライオンだね。ほんとにほんとにほんとにほんとにライオンだー! ブリキは木こり要素が少なくて物足りない。最後は刃物を出して木こりとしての誇りを取り戻したのは良かった。ヘタレのオズの出番をなくしたのは著者の英断とも言える。出てきたところで、って感じだもんなアイツ。
しかしねえ、メチャクチャな学校もあったものだな。教師もクズだし、運営がひどすぎる。教育者としての自覚が皆無…! 現実感の薄いフィクションと言えども、憤りを覚えるよ。自分が親なら、子供にこんな学校通わせたくないよ。そして都合よく扱われた裏主人公が哀れ…そこで裏主人公を主人公にした浦島太郎オマージュ、書いてくんねーかな誰か!