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山椒の実

ジェイソン・ボーン

これで完結編なのかな。ボーンが出てきてアクションしていった。相変わらずの空気感。小道具も順調に進化している。

雑踏徒歩アクションにカーチェイス。追う側というのも珍しかったが、SWATの車両が強すぎでは? と思った。

新たに父親の話も出てきて、まあそれはストーリー上はぼんやりした回想シーンでなおかつ即死なのだけど、そういう新しい要素も入れつつ。あのしぶとかった不死身のニッキーも冒頭であっさり退場とは…主要人物が死にすぎな傾向も相変わらずだった。

最後まで見たことからも分かる通り、このシリーズは割と良かった。全体的に統一されたフォーマットに従いつつ、カメラワーク、雑踏早歩きアクションの緊迫感、敵味方が臨機応変に油断のない最適行動を取り合い、心理戦も組織戦もあって、見応えがあった。