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山椒の実

Category: Movies

サリンとおはぎ (さかはらあつし)

異端の映画人の自伝。人の人生はそれぞれ違うといえど、ここまで通常から外れていると何の参考にもならない。ただ、面白い内容ではあった。なんかすごい人が歩んだ、その道なき道。切り開いて、続く人のない、唯一の道のり。学習障害を乗り越えてスキルを磨き、人脈と華麗な学歴と職歴を作ったものの。

サバイバーであるがゆえに、そこと関係ない物語が書けないという悩みは深いし、この人の場合は複数の事件や事故や事案のサバイバーで、後遺症もありさらに複雑で。普通はここまでの経験があるとなかなかポジティブになれないだろうな。そういう凄さもある。

ハンガー・ゲーム FINAL レジスタンス/レボリューション (映画)

ついに完結。けっこう長かったな。そして、けっこう死んだな。でかいネコが死ななくて良かった、とすら言えないほどに死んだ。人口減少社会で、ちょっと命が軽すぎないか?

1作目からそうだけど、超自然のゾンビみたいなのが出てきてキルしていくのはちょっと萎えるなあ。あれがありなら兵士なんていらないじゃん。

あと、割と不自然に感じる描写も多い。映画だからかな。まあいいけど。

ハンガー・ゲーム2 (映画)

やはり見てしまった。このラストはいいのか…映画として? 後味とは。

今回のフィールドは対人戦よりも環境が相手という側面がより強くなった。死にゲーじゃん。どういうフィールドデザインだ。そのフィールドを破壊する主人公の機転が光る。

そして虐げられた民衆の蜂起の描写が強まっている。これは起きるな、革命が。そして革命後も新たな支配者による格差社会が続く、みたいな結末なのかな。

うーん、次も見なきゃダメか。

ハンガー・ゲーム (映画)

バトルロイヤルのサバイバルだ。割と重厚な作りになっていたと思う。暗めの映像、貧困と富裕のコントラストが印象的。ルール変更が無慈悲だった。

いろいろと入り乱れていてバトルは終わったが、解決してない。続きがありそうで、実際にある。まあ、時間があったら見ようかな。かなり楽しめたからね。

アカギ シーズン2+3

鷲巣麻雀の続き。あー、シーズン2は中学生時代か。ついに完結。面白かった。怪演っぷりはシーズン1が一番あったかな。シーズン3はエフェクトもたくさん効いていてビジュアル的には上回ったか。鳳凰の演出は良かった。

最後の1局は偶然が過ぎないか。いやまあ最初から偶然はあるんだけど、あれに理があるなんて、言えないよなあ。あれが許されるのも最終局ならでは、か。

アカギ シーズン1

理のないところに煙は立たず…人気漫画の実写TVドラマ化。鷲巣麻雀。漫画自体は私が学生の頃にやってた(その後もだいぶ続いていた)のだけど、この動画になったのは2015年か。割と最近か。

あー、完結してないのかよこれで。漫画のストーリー展開が遅すぎてドラマ化時にまだ終わってなかったという都合?? まああんだけノロノロ続けてる原作じゃ、しょうがないか…と思わせてくれる。

面白かったね。まあ元の物語(?)の筋がいいよね。俳優さんも全員本作に相応しい怪演を見せたし、これからは自分も1人称を「ワシ」に変えようかと思いました。

ディア・スナイパー

雪山でヨボヨボのおじいちゃんが強盗団と戦う話。街中ではダメ男でも雪山では最強の百獣の王? ってわけでもなくて、うーん…まあ、アクションだと思って見たら、ダメなんだと思うよ。静かすぎる。

最後のやつの倒し方はちょっとどうかと思った。罠くらい使うのかと思ったら、行き当たりばったりのイチかバチかだったなんて、いいのこれ? と思ってしまった。

キリングフィールド 極限戦線

2008年の南オセチア紛争を描いた映画。なかなかすごい話ではある。

Wikipediaを見ても事情がよく分からんのだけど、割と入り組んだ関係だということだけは分かった。死んだ兵士の携帯に残っていたという映像も使ってたりして、ある程度政治的な意図を持った映像作品、ということなんだろうけど。

それにしても主人公の一人である、あの太った村人はなんで死んだんだろう…