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山椒の実

ザ・ヘイト・ユー・ギヴ あなたがくれた憎しみ (アンジー・トーマス)

高校生? か何かの課題図書だったのかな。図書館とか本屋に並んでいたのを見て、しばらく気になっていた。大人が改まって読むのは気恥ずかしさを感じたけど、侮れないんだよなという思いもあり、どうしても気になって読んでみたら…

なかなか激しい話だった。長いけど、かなりしっかりじっくり読ませる。名作だと思ったよ。まあストーリーの移り変わりに関しては若者向けっぽさはあるので、我々オッサンが読むとどうしても、もうちょっと若い頃に読みたかったな…という感想になってしまう。

ストーリーとしては理不尽にも警官に射殺された黒人の少年の幼馴染の少女が…といったあらすじでも読んでいただいて。フライドチキン? チキンナゲット? のくだりはピンと来ない。あれが差別になるんだな。文化的なバックグラウンドがないと読み取れない表現。

まあアメリカのダークサイドな歴史は自分にとっては最近明らかになってきた知識なこともあって、読んで良かったと思いました。日本にも差別はある、ゼロじゃない。だけど、それでもアメリカと比べるとゴミみたいなもんだから、どうしても実感は乏しいねえ。