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山椒の実

下流喰い (須田慎一郎)

小泉政権末期、2006年ごろの本。当時は消費者金融が激動期を迎えていた。今は当時よりは下火かな。歴史を感じる。そのあとの、過払金請求の弁護士側のビジネスも、もう少ないんじゃないかなという印象がある。なかなか悪辣だったよね。竹内力の『ミナミの帝王』とか好きだったなぁ。

当時のこういう、貧乏人から絞り尽くすビジネスって今はどうなってるんだろう。思いつかないな。さらっと出てこない。もうちょっと知識にアップデートかけてかなきゃなー、と実感した。人類にとって、この方向のビジネスがなくなるわけはないんで、我々はその罠を避けて生きなければならない。