川崎0-0広州恒大 (悪条件)

明るいうちはかなり穏やかだったんですけどね。会社を強引に抜け出して向かってみると雨がぱらつき、何か嫌な予感が…そして雨や風はぐんぐん強まっていく。アジア最強の呼び声高い広州をホーム等々力に迎えたACLグループリーグ。川崎はここまで3引き分けと勝ちがない中にも、相手に勝ち点3を与えずにローポイントグループを作り出すことに成功してきた。3試合終わって3ポイントの3位、1位と2位は1勝2分で5ポイントだから、残り3試合もあるし、逆転の可能性は十分すぎるほど残っている。

この気候条件にいつもと違うボール。こりゃ技術の差が出やすい条件だなぁと。川崎は憲剛を後半に温存する作戦。時間限定なら後半の方が効くだろうな、というのは全くその通り。

広州は風向きを見たためか、コイントスでサイドを変更。やってきますね。

試合が始まってみると気候条件をモロに受けて川崎はいつものようなパス回しはできない。浮き球を多用するも、なかなかつながらない。広州の選手のポジションも良くて、川崎のパスやドリブルを要所でザクザクカットしていく。ただ川崎も最後のラインは割らせない。ロースコアゲームの予感を漂わせて前半は終了した。基本、雨風が強くて、雨が弱まると代わりに桜が舞う。とにかく何かしら舞う感じでね。中国から来た人もこんな天候で、災難でしたね。先週だったら暖かかったのに。

前半の終わり頃のアップ風景を見て、後半は頭から憲剛を入れてくるなというのは感じられた。一人だけベンチコートを脱いでアップをしていた。そしてハーフタイムも出てこないのでまあ確定だなと。誰と替えるかは問題だけど、板倉だった。なるほど。憲剛ならこの条件にも負けないだけの技術があるし、なんとかしてくれそうな感じはあった。実際に後半が始まって少し経つとグッと川崎のサッカーになってきて、憲剛のゲームといった様相になってくる。

しかし相手も最後のラインは割らせないし、こっちのシュートもコースが甘くてGKに防がれ、いい展開を作ってもクロスが精度を欠いたりで、ついにゴールには至らず、4引き分け目をマークして寒い一日は終了した。

帰りは雨がひどければ自転車を置いて帰ろう(そして明日の朝の出勤時に拾っていこう)と思ったけど、弱まったのでそのまま乗って帰ってきた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です