当家は地デジになった世の中に遅れをとり続け、アナログテレビだったんです(CATVのおかげでテレビは見れた)が、ついに思い立ってアナログテレビを捨てました。綱島時代に新宿のヨドバシで買った時は当時の液晶の中では最も大きかったもので、ずいぶん高かったんですけどね。当日配送にしてもらってそそくさと家に帰ったことを思い出します。
と言っても新しいTVを買ったわけではなく。
先日のBenQのディスプレイをBuffaloのデジタルなHDDレコーダーにHDMIケーブルでつなげると、あっさり1080pのデジタル映像が得られる(PCからはDVIでつなぐ)。本来これはレコーダーなのでデータ放送(?)が使えないという弱みは別にどうでもいい。問題は、これだとディスプレイについているスピーカーが1Wと非力なので、リビングのTVとしては使いものにならないレベル(一応使えはしますが)。この状態をベースにして、いろいろいじりました。
- 昔使ってたSHARPのミニコンポを引っ張りだしてきてHDDレコーダとつなぐ(赤白ケーブル)
- PCからミニコンポもつなぐ(S/PDIF)
- その他のアナログ機器(PS2、DVDレコーダ、スカパー!チューナー、GameCube)は撤去
- BuffaloのUSB接続の(「ゆうなみたい」な)BDドライブを買ってDVDはPCで見る
最悪、ゲーム用に使っていたアナログ(赤白黄)の使いにくいセレクタを持っていたのでそれを使うことも考えましたが、どうにか避けられました。配線もだいぶスッキリした。投資も最小限で済んだ。偉いぞ。
アナログのスカパー!は解約ですね。実際問題としてもともとJリーグの中継以外に見ることはなかったし、最近は中継も見ておらず稼働率が低い。e2のほうを契約してもいいけど、なくてもいいのかなという気がしている。
ミニコンポを使った副作用として、音声の改善が顕著でした。特に低音が良くなってハッピーです。低音を強調して朝の「わーお」や「ぱくぱくフラダンス」を聞くと、ちゃんとベースの音が入っているのがわかります! まるで別の曲みたいです。
これで、BOSEのスピーカーを天井にぶっ刺そうという計画は当分、なかったことになりました。
Blu-rayについてはあまり考えてなかったんですが、持っていたUSB DVDドライブが古いもので大きさもたいがいなので買い換えようという気持ちを持ちました。調べると最近はBDXLという1枚100GBを越える規格があるらしいのでドライブはBDXLに対応したものを買いました。が、BDXLをバックアップに使おうと思ってメディアの値段を調べたらまだ尋常じゃないほど割高でした。普通のBD-Rは容量が25GBか50GBですが、1GBあたり2~5円くらい。ざっと見た感じだとGB単価は25GBのほうが安い(2円台)ですね。50GBのメディアは3円台のものは少なく、ほとんど4円台。BD-XLの100GBメディアはさらにその10倍します。容量2倍で値段10倍は…ナシですよね。
ちょうど、Amazonが1GBあたり1円/月くらいの値段のストレージサービスを発表しました。バックアップならそっちのほうがいいかもしれない。国内のホスティング業者で100GBくらいのディスクがついて月額1000円とすると1GBあたり10円/月になる。これは値段としてはS3と同程度。信頼性はAmazon系が上だろうけど、バックアップなんで手元のマシンと同時に潰れなければ問題はない。潰れた時にすぐに分かる必要はあるけどね。
- Amazon Glacier…1円/GB月
- 国内ホスティング、S3…10円/GB月
- BD-R(50GB)…4円/GB
- BDXL-R(100GB)…30~40円/GB