Jリーグ終盤戦の展望 (J1)

ここ数年、最終節まで優勝争いがもつれ込む傾向のあるJ1。今季も終盤に入りましたが、波乱はあるんでしょうか?

まずは上位陣。名古屋が8ポイント差をつけて独走中。上位3クラブがACL圏。

クラブ勝ち点2728293031323334
名古屋54H神戸HセレッソA鹿島H大宮A湘南H東京A磐田H広島
鹿島46HマリノスA新潟H名古屋A川崎A神戸H磐田H京都A山形
ガンバ46A京都H神戸A東京H広島A浦和H湘南HマリノスA清水
セレッソ44H仙台A名古屋H清水A山形HマリノスA川崎A湘南H磐田
川崎44A大宮H磐田A京都H鹿島A東京HセレッソH浦和A仙台
マリノス42A鹿島H広島A湘南H東京AセレッソH浦和AガンバH大宮
清水42A山形H東京AセレッソH湘南A仙台H広島A神戸Hガンバ
浦和41A磐田H山形A広島H京都HガンバAマリノスA川崎H神戸

まあ優勝は名古屋がコケるかどうかにかかってます。仮にセレッソ戦と鹿島戦で連敗し、鹿島が連勝すれば2ポイント差まで詰まる可能性がありますが、そんなにうまく行くかな?

ACL圏内争いは熾烈ですが、2位に川崎が入るのは既定路線と考えても、3位にどこが来るか。私は浦和が上がってくるんじゃないかと思ってます。そうでなければ清水。今後4節はガンバと浦和が順位を上げ、その浦和とガンバの直接対決で幕を開ける最後の4節で順位を上げてくるのは清水とセレッソあたりかな。ACL圏は最終節までもつれるだろうねぇ。

川崎は冗談で2位と表現しましたが、苦手な相手や上位陣との対戦と当たりも良くないのでポイントを稼ぐのは厳しいんではないかという気がする。逆に勝ちきって行けば1位にすら目はある。まあ目が離せないってことで、最後までドキドキさせてくれると信じてます。問題はジュニーニョの怪我の具合か。

下位。3チームが降格。

クラブ勝ち点2728293031323334
湘南16A広島H大宮HマリノスA清水H名古屋AガンバHセレッソA新潟
京都16HガンバA仙台H川崎A浦和H大宮A山形A鹿島H東京
神戸23H名古屋AガンバH仙台A新潟H鹿島A大宮H清水A浦和
東京24H新潟A清水HガンバAマリノスH川崎A名古屋H山形A京都
大宮27H川崎A湘南H山形A名古屋A京都H神戸H新潟Aマリノス
仙台30AセレッソH京都A神戸H磐田H清水A新潟A広島H川崎
山形32H清水H大宮A大宮HセレッソA磐田H京都A東京H鹿島

湘南京都が降格圏を脱出するには東京との8ポイント差を逆転しなければなりません。これは相当厳しいです。奇跡の類かと。

実質的には神戸と東京、大宮の3クラブによる叩き合いになりますが、仙台や山形もまだ油断はできないです。ただ神戸に仙台との7ポイント差を詰めるだけの力があるかと考えると、それは厳しいと思います。力があればこの位置にはいませんので。

東京は対戦相手は上位陣ばかりですが、梶山米本が戻り、本来の体制に戻ることが予想されます。仙台戦はショックでしたが、もともと実力のあるチームで主力の怪我人も戻って上り調子、となると降格はなさそうですね(つまんねー)。上位陣の清水・ガンバ・名古屋を存分に叩いてくれる貴重な存在になるでしょう。

不祥事のあった大宮ですが、内容から考えて勝ち点剥奪という処分は考えづらく、対戦相手にも恵まれており、湘南山形京都神戸の4試合で引き分け以上をキープすれば降格はないと思います。

となるとヤバいのは神戸ですね。今後の当たりも悪い。大宮との対戦が32節にあり、ここまでにどうにか粘って大宮との勝ち点差を離されないように頑張っておけば…という感じか。神戸は対戦してみると異常に強いこともあり、異常に弱いこともあるという不思議なチームですね。まあ逆転するなら大宮か仙台で、直接対決もあるのでチャンスはある。モノにできるかな。

余談ですが、大宮の不祥事自体は私は重いものではないと思います。記録はすでに修正され(つまり被害は回復されて)いますし、重大だと思っているのは当事者だけで、観客数の水増しなんて川淵三郎ですら著書で自白してケロっとしているくらいで、深刻な違反ではないはずです。マリノスの選手(無免許運転)については、今回の無免許運転はどうってことない話で、それ以前の事故の処理が問題です。仮にリーグからの処罰があるような違反であれば、本来出場してはいけない選手を出場させたという重大さがあると思いますが、そこまでではなさそうな感じ。だからこれもそんなに重大な話にはならないと思いますね。だいたいどちらも競技上の問題ではないです。

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