子供向け番組 (1)

子供ができて驚いたのは、子供向け番組を普通に見るようになったことですね。いま真面目に見ているのは仮面ライダーくらいですが、他にもいろいろあります。

アンパンマン。キャラクターが食べ物で、アンパンマンだけは顔交換システムがあって、交換直後に元気100倍に。このシリーズはキャラクターが大量に出てきますが、主要キャラは視聴者の子供から見て以下のような位置づけだと思ってます。

アンパンマン理想の自分小さい子にもやさしく、自分を犠牲にしてパンを分け与え、強い相手とも戦い、ピンチになると親が助けてくれる。自分もそうありたいと思う存在
ジャム自分を教え導き、助けてくれる
カレーパンマン近所の兄ちゃん遊び相手で、楽しいことを教えてくれる
しょくぱんまん妹or姉ワケ分かんないことばかり言う、夢見る少女
クリームパンダ自分より力は弱いが意外と意志が強いところもある
バイキンマン自分いたずら大好き、オモチャも大好き
ドキンちゃん遊び友達一緒にいたずらをする仲間
街の住人(カバ夫たち)おもちゃお人形さんごっこみたいな感覚?

きかんしゃトーマス。これも子供の世界と同じですね。だいたい出てくるキャラがみんな意地悪で性格が悪く、話も「いじわるをされた仕返しをしてやった」「いたずらをしたら怒られた」みたいな話ばかり。でもそれがまさに子供の世界のリアルであって、しかも大好きな機関車の世界という非日常の中にそのリアルがあるという構図です。話自体は感動もない単純なストーリ、映像も模型だけ。大人が見ても楽しめないとは思うけど、子供世界を機関車でやるというプロットはなかなか凝ってます。

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