ついに終わってしまいました。三途の川の増水を描いた作品としては他に、金曜に地上波に初めて放映されたポニョがありますが、ポニョの死生観は正直悪趣味としか思えなかったです。
最終的にドウコクを倒したのが姫(母)と丹波(新爺)の執念であったというのは皮肉でもありますし、シバ家の全員を善玉にするためにはそうするのが最善であったということなのかもしれない。
それでは採点です。
タケル(赤) | 6.5 | 二刀もうまく使い、部下もうまく使った |
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リュウノスケ(青) | 7.0 | ドウコクにトドメを刺す重要な役目を果たした |
マコ(ピンク) | 5.5 | 実力を発揮できず、「その他」の位置に埋没した |
チアキ(緑) | 5.5 | 最後までタケルを越えられなかった |
コトハ(黄) | 5.5 | 名乗りのときのポージングには最後まで違和感を感じる |
ゲンタ(金) | 6.0 | 背後を守ったのは見事。後退しながら弾き返す |
カオル | 6.5 | 執念でドウコクを倒す |
日下部 | 7.0 | 鎧姿に槍をうまく使い、ナナシ連中を圧倒、侍の士気を高める。決まってました |
丹波 | 7.5 | MoM。不肖丹波の得意とする…には痺れた。ドウコク戦における勝利の立役者 |
ドウコク | 6.0 | 余裕を見せすぎたのが命取りに。己の欲望に負けた |
シタリ | 4.5 | 逃げ回って命をつなげたが、活躍とは程遠い |
それにしても30分に詰め込んだとは思えない、いい最終回でしたね。パワーに優れるドウコクを力ずくの総力戦で抑え込んで、倒した。巨大化戦の描写も良かった。
丹波の態度は見事です。手負いの姫を安全な場所に逃がし、自分は屋敷(?)とドウコク戦の切り札を守って侍の帰還を待っていた。人とはこうありたいもの。
最後の別れのシーンの寂しさも良かったです。