聖地・東京ドームへ。

東京生まれ東京育ち、三代続いた巨人ファンですから、何を置いてもクライマックスシリーズは外せませんね。

…というのは嘘で、新聞屋さんのチケットが当たったので、早速馳せ参じた次第。

しかし木曜にチケットが当たって翌日の金曜ですからね。しかも小さい子供を2人連れていくので、金曜夜の酔客に紛れて帰るのはちょっとした虐待かと思い、東京ドームホテルに泊まることに。直前では割引プランは見つけられず、通常価格での予約。1枚1,800円が2枚。ナビスコ決勝の自由席よりも安い単価で、たかだか3,600円相当のチケットですが、何やかやで10倍以上の経済効果を体現してしまうことに。私のチケットに関しては、配った効果は大きいと言えるでしょう。

東京ドームは施設が非常にいいですね。立地も良い。このへんは朝から晩まで人通りが絶えることがありません。しかも学生から家族連れ、お年寄りまで幅広い構成。

チケットを上のほうの指定席に代えて普通に観戦してましたが、途中で飽きたので「ジャビットの部屋」やら下の立ち見エリアやらをうろうろしてました。下のエリアは上とはだいぶ雰囲気が違ってて楽しめました。

試合のほうはかなりスリリングな展開。脇谷の2塁打＆亀井の劇走には盛り上がりました。巨人はこれで日本シリーズに王手。

場内のTVモニタは普通のTV中継にあるような情報を何も映さず、TVを見ているだけでは今何対何なのか、何回なのか、ボールカウントはいくつかなどは分からない。それを知るには中を覗き込むことになる。自然と全員が中の真剣勝負に注目するようになるという構造。これは心地よい不便さ。いいですね。最初は「ここまで来てTVに向かって応援するかねー」という気もしたけど、最後にはそれもアリかなと思えた。

そうそう、ドアラの耳を装備した、いい年のオッサンを3人ほど見ました。堂々とした着こなしがカッコ良い。

結局、今回は試合終了まで中にいることができました。しかし東京ドームホテルは歩いてすぐなのに、エレベーターの混雑により部屋に戻るまでに30分くらいかかった(笑)。1階のエレベーターホールに行けば良かったのだけど、3階のエレベーターホールで待ってしまったんだよね。

東京ドームホテルは、夜景も綺麗でした。ドームに、LaQua。絵になります。従業員の態度も良くて、高級ホテルでした。

G-Rossoでのシンケンジャーショウも楽しそう。今度人間姿のほうの役者さんも来るらしいですね。東京ドームホテル内でもシンケンジャーショウをやるらしいですが、そちらは異常に強気な値段設定でした…

あと、フレックスチェックアウトのシステムは良いですね。おかげでチェックアウト行列にも遭遇せず、快適でした。

子供もジャビットの部屋で遊び疲れたのか、ぐっすり寝てくれた。

フロンターレのTシャツ姿でジャビットの部屋で遊んでいる姿は「Cool.」の一言でしか言い表せません。私は止めたんですけどね、本人がどうしてもこれを着たい、そうじゃないとオレは家を出ないぞと言い張るので…。

オシャレに目覚めたのかな。

生意気な。

翌日は東京タワーへ。

言わば、東京の2大観光スポットを制覇する1泊2日の旅ですね。東京生まれ東京育ち、3代まではどうにか続いた東京っ子の私にとっては外すことのできないエリアです。

麓には100% Pure New Zealand 2011というラグビーボール型の建物の建設が進んでいました。帰ってから調べると、ジャイアント・ラグビーボール・パビリオンというものだったようです。楽しそう。展望台からはこのラグビーボールの天井が見えるんですが、確かURLが書かれてました。

それで、今度国立競技場でオールブラックスvs.ワラビーズの試合をやるらしいと言うのを思いだしたこともあってチケット価格を調べると、一番安いカテゴリー4(ゴール裏)で7,000円でした。

値段に対する感想は差し控えます。

東京タワーの中には、あの映画の街を再現した精巧なジオラマがありました。なかなか良くできていて、子供もしばし釘付けになってました。

ノッポンも元気そうでした。「ノッポンランド」や「ノッポンのマジカルダンジョン」など、ノッポン関係も人気が上がって有料のコンテンツになったんですね。おめでとうございます。

というように、おかげさまでなかなか充実した金曜土曜を過ごすことができました。

巨人はどうやら今日も勝って、日本シリーズは巨人と日本ハムの対戦になったようですね。おめでとうございます。

明日は投票と広島戦がありますね。どちらも楽しみです。

ごきげんよう。