鹿島2-3川崎 (再開試合でも期待を裏切らないフロンターレ)

鹿島に行ってきました。空には暗雲が立ち込め、雨もポツポツ。なんだか嫌な予感がするよ…とりあえず2か月の赤ちゃんのために、雨の当たらない席を確保したものの、なんだか落ち着かない。

2009-10-07鹿島

まー私は中断前のほうはTVで見ただけで行ってないのですけど。再開試合は平日夜ということもあって、スタジアムはガラガラ。川崎側はエリアが狭いこともあってそこそこ来てたようには思ったけど、それでもさすがに空席が目立つ。鹿島側は…理事会で試合を諦めたいと主張したって報道が効いたのかもしれない。ゴール裏は数ブロックが埋まっていたが、バックとメインに至っては目視で数えられそうなくらいしか人がいなかった。

一応、中断前の流れを確認しておくと、テセのスーパーシュートで先制0-1もフェイスガードをつけたマルキーニョスが渾身のヘッドで同点1-1、直後にCKからテセが顔で押し込み1-2、雨が積もってきたところでジュニーニョがテクニックとスピードを見せて切りこみ曽ヶ端のニアを軽々と抜いて1-3、ますます降り積もった雨、残り16分のところで中断と。

そして鹿島FKからのリスタートということになっていた。鹿島の選手が高くボールを蹴りあげて前に放り込んだ(グラウンダーのパスは不可能なピッチ状態になっていた)ときになんとなく試合が止まってそのまま終わりになったように思っていたのだけど、ファウルの判定で止めて、そのときに試合をやめる判断をした、ということだったらしい。

2009-10-07鹿島その鹿島FK、自陣からの間接FKでいきなりゴールを決めて見せた鹿島2-3。これは集中力の差。簡単には勝たせてもらえません。たぶん0では終わらず、何らかの得点は入るだろうと思ってましたが、期待通りの展開ですね。練習通りに決めて見せる鹿島って凄い…と思いました。一度はあきらめた勝ち点。取り戻すチャンスを与えられて鹿島が躍動する。

しかし残された時間は短く、奇跡は起きそうで起きず。入りそうなシーンは何度か作ってスタジアム中で期待感が高まってたんですけどね。ポストに当たったり、川島が反応したりで。川崎は守りに入っただけで終わりというちょっと情けない内容。ほとんどのシーンがあっち側だったのは残念でした。イエローも2枚ゲット。シュートはテセのヘッドだけじゃないかな。あれ入れてたらハットトリックだったのに、惜しいことをしたな。

ともあれ、往復4時間以上をかけるに値するエキサイティングな残り時間を見せながら3ポイントを確保してくれた。いつも期待を裏切らない俺達のフロンターレ。行って良かったカシマスタジアム。久々に食べたアウェイゴール裏のモツ煮は、以前より量が多く味も良くなっていた気がした。民間駐車場も500円と出血大サービスのディスカウント。満足できた一日だった?

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