男道 採点

803dc4f2

図書館で借りて読みました。

清原は産まれたときから清原だったんですね。4200gはでかい。大変だったでしょう。子供の頃からエースで4番はプロになる奴なら当然なのかもしれないけど、中学で身長180cmは反則に近いサイズと思う。PL学園ってそんなのがゴロゴロしてたの?

そんな怪人にも少年時代があったんです。私は清原ファンではないんですが、本としてはとても面白かった。

栄川監督5.5恩師その1
及川さん5.5恩師その2
6.0良き電気屋さん
6.0息子の怪我とリハビリを見るのは辛かったろう
祖父6.0和博の素質を見抜いた最初のファン
6.0壁の修復に卓越した技術を見せる
仰木監督7.5MoM。ここまでの人はなかなかいないですよね。彼こそ男の中の男か
中村監督5.5監督とはこういうものだ
桑田6.0清原にピッチャーを諦めさせた。ドラフトの件ではわだかまりができたが、彼に責任はない
堤会長6.5希有な人格者。清原の西武時代の活躍は、偶然や本人の実力だけではない
長嶋監督6.0プロとはこうあるべきと思える人物
王監督4.5目先の翌シーズンにこだわって清原の人生を曲げた。その原因となるチームの不振は間違いなく監督自身が招いたもの
渡辺恒雄7.0彼のことをここまで良く書いているのを初めて見たな
落合6.0ライバルにも適切な助言
長渕剛6.0タバコをやめさせてギターを贈る活躍
清原和博6.5天賦の才に加えて、彼に出来ることは全てやった
巨人4.0非常識にもほどがある
阪神5.0破格の提案も少年時代からの夢に勝てず。夢を売る商売の辛さか
オリックス5.0いくら男と認めたからと言って、清原一人を大切にしたところで…
西武6.5ゴールデンルーキーを獲得し、黄金時代を導いた。清原自身の人生においてもベストな時間を過ごせた

野村監督の現役時代のヘルメットを塗りなおしながらずっと使ってたんですね。ヘルメットって長持ちなんだなぁと思いました。使用者が死球王とはいえ、頭部へのデッドボールは珍しいから壊れないんでしょうけど、プロの選手が20年以上も使い続けられるとは、ちょっと意外でした。あと野村さんが引退したときに球団に残してったというところも意外。野村さんはどのくらいの期間使ってたんでしょうね。

怪我した部分を筋肉で補うというのは私もやりましたし、今でも普通に行われていることだと思います。まあ私の場合は怪我というか、競技上で誰もが痛める部分を痛めたってだけなんですけどね。

清原の場合はただの怪我ではなく、そのため尋常ではないほどの量の筋肉が必要になったのだと思います。それにしても本の記述通りだと今は普通に生活できてるのか心配になる。身体もでかいですから膝の怪我で障害が残るのは辛いでしょうね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です