甲府1-3川崎 (川崎新時代到来の予感!!)

強豪川崎!

というわけでクソ暑い甲府に行ってきました。アウェイゴール裏の開門待ちは長蛇の列。8番(茂原)ユニ率は意外と高い。中に入ると、ふろん太まで来てやがる。暑い中大変だなぁと思いつつ赤ワインとパンを食いながら、ああ甲府に来ちゃったなぁとありもしない感慨にふける。ヴァンフォーレクイーン(VFQ)がかいがいしく働くさまを眺めながら愛想良く手を振ってあげていると古川コーチも出てきて、ほどなくして試合が始まった。川崎は浦和戦と同様、逆方向にエンドを選択。前半風上に立つ作戦か(これは浦和戦とは違う)。

序盤、攻めまくられる川崎。どうにもパス回しについていけない。押し込まれている間にわけわかんないけど1点取られた。しかし我々としてはそんなことがあったかなかったか分かりませんという感じで応援を続ける。この程度の先制パンチに動揺する奴はいない。スタメンに先日大活躍の原田が名前を連ねる。FWは黒津とジュニのセット。しかし期待された原田は単に中央で彷徨うだけでFKくらいしか仕事ができず、前半で落合に交代。川崎の中盤はボールを奪える人がすぐに攻撃の起点になるので、奪えない人はあの位置では活躍できないのだと思いますね。原田はこないだみたいに左に流れて正確なボールを放り込む仕事(つまり村上の代役に近い仕事、ということになるが)で活躍してくれると信じてたんだけど、ダメでした。

その後しばらく攻められるのだが、転機はすぐに訪れた。清水戦のゴールで味をしめた黒津がバックパスに反応してGKに猛然と突進、クリアを足に当てて転がったボールはジュニーニョの足元へ。これをループ気味に打って同点。ワンチャンスをモノにした。角度はないし間にGKもいましたから難しいシュートだったと思います。この後は組織を立て直したらしい川崎が安定した守備を見せ、ペースをつかみはじめる。そしてジュニ(?)のパスに抜け出した憲剛が中央のマギヌンにパス、おなじみになったマギヌンダンス。マークはついてましたが、よく決めました。このへんは個人能力の差ですかね。前半、チャンス自体は少なかったんですが、シュートの精度が高かった。

そして、この試合のクライマックスは後半でした。その前にふろん太とヴァン夫がサッカーごっこをしてまたVFQとその他の人が出てきてアウェイ側を煽ったりして(煽ったつもりはないでしょうけど)、その後半が始まったのでした。

その後半は普通に守ってカウンター、勇介の初ゴールにみんな興奮し、崩落事故発生。守備は安定していたので、これで勝負ありという感じでした。勇介のゴールは…何と言ったらいいのか、勇介だと分かっていたけど天を打ち抜いてゴールに入ったのを見てまるで憲剛が打ったのかと錯角させるほど。崩し切ってフリーになって…いいゴールでしたよ。

浦和とガンバが引き分けたため2位に浮上。浦和ガンバ川崎の3強と言われた今季のJリーグ。3強同士の対戦が1巡しましたが、浦和がホームで1分1敗、ガンバはホームで1分アウェイで1分で合計2分。川崎はアウェイで1勝1分ですから、全般的に川崎が優位に対戦を進めています!

そして家に帰ってネットを見たら黒津がついに代表候補に。勇介の川崎初ゴール、黒津の代表選出、小瀬で楽勝、J3強の中で最強。

これは…川崎新時代の幕開けの予感です。この期に及んでまだ「予感」というのが奥ゆかしいですが(笑)

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