チョンナムFC 1-3 川崎 (マギヌンショウは続く)

さきほど帰ってきました。釜山から光陽へはバスで3時間。実際は高速道路で事故渋滞があってもっとかかりました(トラックが中央分離帯をぶち破っていた…アジアはすごい)が。自宅から成田空港までと同じくらいでしょうか…光陽は鉄鋼大手のポスコの街で、20年ほど前(?)に製鉄所ができてから人口が倍増したそうです。スタジアムも製鉄所の敷地内にありました。

チョンナムFC、聞いていた名称は「全南(チョンナム)ドラゴンズ」だったんですが、現地ではドラゴンズという呼称はあまり使われていない雰囲気で、照明の柱に「Dragons」とあるだけで、電光掲示板の略称もCFCだったので私はチョンナムFCもしくは全南FCと呼ぶことにしたいと思います。愛称はYellowz?(←サポーター団体の名前かもしれません)。色は黄色と黒でしたが、紫(旗(?)に使われていた)や赤(スタジアム正面の団体写真)もあるようだ。必生即死、死必即生。これは釜山に銅像があった李舜臣(ひとことで言えば「秀吉軍の船を焼いた人」)の言葉かな??

それはそうと試合です。マギヌンが絶好調を維持してますね。1点目、ジュニが決めたPKはマギヌンが得たもの。この日の主審は笛を吹きまくるタイプの人で、それを見てうまいこと抜け出してエリア内で倒された。このまま1点差で終盤まで行って最後に帳尻を合わされると嫌だなと思ってましたがそんな心配もどこへやら、マギヌンが絶品シュートで2点目を叩き出す。正直入るとは思わなかった。あとはアップ中から調子の良さそうだった川島の好セーブ、広大なスペースをカウンターに使えるようになったジュニーニョの駄目押し点と、いいことだらけの試合でした。川崎の守備はガンバ戦よりも崩された。研究してきたのかなと。そこに今季初めての川島の見せ場が生まれたわけですが、やはりとてもいいキーパーでした。

今季の川崎はリードしたら守ってカウンター、というのをかなり露骨にやってますね。以前はもうちょっとゆるやかに移行していたように思うが…

応援について。チョンナムFCは(たぶんKリーグでも人気がないチームなんでしょう)サポーターがなかなか集まらず、2〜3人がたむろしている感じで試合直前まで過ごしており、試合が始まると20人くらいにはなったものの、100人以上が集まった川崎サポに声量で圧倒されてしまった。平日夜とは言え、もうちょっと集まってほしかったと思うがACLの注目度はその程度かとも言える。翌日の(現地の)スポーツ新聞を買ってチェックしている人がいたので見てみたがその扱いも非常に小さかった。ガイドさんは「負けた試合は扱いが小さいんです」と言っていたが…ちなみに試合にはあのホンミョンボも見に来ていたそうです。

スタジアムはサッカー専用で椅子はもろいし柵は邪魔(たぶんポスコ製)、屋根はないがなかなか見やすいスタジアムだったと思う。試合前のスタジアムには替え歌の応援歌や洋楽が流れていて(Basket Caseも流れた)、チョンナムサポは替え歌のやつをチャントとしても歌っていた(たぶん)。

まあ1000人くらいしか集まってなかったので警備する意味があったとは思えませんが、スタジアムの警備は何もなく、「発煙筒もOK」というのは本当のことらしかった。突然紙吹雪を渡されたので適度なタイミング(キックオフ、得点時など)に蒔いた。一応日本人らしく、最後は片付けたよ。8年前に鹿島を倒した情報が載った変な煽り断幕がありましたが、あれはたぶんサポではなくオフィシャルが出した幕なんじゃないかと思う。出されたタイミングも微妙だし内容も微妙、サポが撤収しても残っていた。ただしいざこざはあり、試合開始頃に変な人(恐らく報道関係の人)がクレームをつけに来たが、華族が話し合いで(?)追い返した。

翌日朝に試合の録画放送が流れていた。思わず応援家裏のベストポジションに陣取ってしまったので、センターの位置に映ってしまった。恥ずかしい。

あとは…新婚の哲生さんが来てましたね。携帯でこっちの写真を撮ってました。

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