福岡1-2川崎 (川崎を首位にして帰宅)

博多の森
一生に何度もあることではないから、思い残すことのないよう、浮かれておこう。11節を終えて首位です! ガンバが1試合少ないので暫定ではありますが、鹿島と浦和が負け、川崎が勝ったため、勝点で上回り、地味に首位。世間にはこの事実に気づいている人がどれほどいるだろうか。

この日。5月3日の博多の森のアウェイゴール裏は晴天に恵まれ、多くの(?)フロンターレサポが集結した。行きの飛行機にも我々の他に3人くらいのユニ着用者がいたよ。みな一様に足繁くバックスタンドに通い、食糧を仕入れる。屋台のおっちゃんに「調子いいらしいね」と声をかけられ、おばちゃんにビールを2杯頼むと「はい1億2千万円」とベタベタなことを言われる(無反応な客をよそに最後まで貫いていたのは立派だった)。

野球も祭りもあるこの日、他人事ながら客入りが心配ではあったがバックスタンドはアウェイ寄りを残してほぼ埋まっていて、11,101人だったかな、1が4個に0が1個という人数だった。九州独立を掲げるOBRIはおなじみバックスタンド端(バックスタンドに中心があるのは川崎との共通点)に陣取り、飛行機が舞う中、試合…の前のセレモニーが開始された。場内では島原名物ラッキーチェリー豆が配布され、がまだすドーム等、長崎島原の観光情報が手渡される。島原太鼓が鳴り響く中、我々の悪い予想が当たり、相澤と吉原が出てきてしまう。太鼓の音にかき消されまいと声を張り上げて相澤コール。聞こえただろうか。

心配されていたジュニーニョは帯同せず。周平もいない。佐原が中央に入り、黒津と我那覇の2トップ。入念に選手コールをしていたらメンバー発表とかぶってしまった。

アビスパ必勝祈願
やがて試合は始まるが、この日は箕輪が不安定で致命的なミスを繰り返す。佐原や森がカバーし、相澤も神業セーブを見せて事なきを得るが、佐原もいまいち信用できないので守備は心配だ。前半、セットプレー後のゴチャゴチャから我那覇が頭で押し込み先制0-1。向こう側のゴールだったからよく見えなかったが。

そして箕輪のクリアボールはGKに直接渡ると思われたが、何を思ったのか(エリア外に出てくるGKを見たのかな)我那覇が猛然と走り込み、GK水谷がDFとお見合いをした(?)挙句、なぜかボールは我那覇の元へ0-2。ひたすら裏に走り込む黒津と不器用なポストプレーができる我那覇のコンビは相手を崩すまでには至らないが得点を重ねた。

後半。けっこう一方的に攻められた感じ。ミスに突け込んだカウンターしかなくなるが、チャンスにならない。前節に悔やしい思いをしたであろう黒津は後半試合に参加していたのか…疲れたのか、いまいちな動きに(後半途中にテセに交代)。テセも試合に入り切れず、我那覇のプレゼントパスにも反応が遅れた。我那覇はあそこは打つ場面でした。優しさですね。終了間際に頭で入れられ1-2、一気に沸く博多の森も、一歩及ばず、逃げ切った。この試合はミスを得点に結びつけるかつけないかで勝ちが川崎に転がったわけで、やはりこのチームはジュニーニョがいないと相手を崩せないのだな…

それはそうと、2得点の我那覇は今季はすでに8得点。ジュニーニョや浦和のワシントンに並ぶ得点ランキング2位タイ、日本人得点王です。しかももともとシュート数が少なく決定率が異様に高い我那覇ですが、この日も記録を見たらシュート3本で2点という我那覇らしさ(?)を発揮した。…いいからもっと打てよ。

トラメガは相澤。最初は気づかずに帰ろうとするので皆で一斉にトラメガを指さす。当たり障りのない大人の発言。最後はなぜか帽子をプレゼントされていた。

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