川崎3-0新潟 (粉砕)

晴天の等々力。日射しがまぶしいGゾーンへ。一斉にやる旗ふりは失敗に終わったものの(笑)、オレンジ色の風船を破裂させ、キックオフ。

今日の主審は太田さん。前半はその太田さん、危険なプレーにもなかなかファウルを取ろうとせず、試合は荒れ気味に。こういう展開を得意とするのは老獪なアウグストやボディコンタクトに強い谷口、中村憲剛、箕輪、佐原(前半途中から出場)など。逆に不得意とするのはそのスピードゆえにバランスを崩されやすいジュニーニョあたりかな。アウグストは最初は安全なところで少しずつ強くしながらファウルをしていったんだけど、全く取られる気配がなく安心したのか、エリアのちょっと外のところでやったら取られてしまった。相手のカウンターが鋭く、危ない場面も何度か見られ、新潟ペースにも思える。致命的なピンチもどうにか防ぐ。

そして、事件は前半30分頃に起きた。相手FWがボールのないところで谷口の前髪のあたりをつかんで後ろに引っぱり倒した(ように私には見えた)。しかもGゾーンの目前でだよ! 猛烈なブーイング。副審が見ていてくれたので、相手陣深いところで川崎のスローインでプレーが止まったところで主審が選手に来るなというゼスチャーを見せながら副審に確認、寺川にイエローが提示される。

そして谷口が治療を受けどうにか立ち上がって試合再開。箕輪のロングスロー…と思いきやヤスに預け、折り返しを箕輪がセンタリング。これにヘディングで合わせたのはなんと谷口だった(!)。1-0。待望の先制点。このあたりから主審は抗議を受けて普通にファウルを取りはじめる。しかしリズムが出てきた矢先、味方(誰だかわからなかった)箕輪のスライディングで相手選手を潰したところ、谷口が巻き添えを食らって負傷、佐原に交代。不意を突かれての接触で、ずいぶん痛がっていたので、心配です。

後半は相手の攻撃に全く迫力がなく、安心して見ていられました。追加点は相澤から(?)相手CKの流れから憲剛のロングフィードにジュニーニョが抜け出してあっさりGK野澤と1対1。これ落ち着いて決め、2-0。ジュニーニョはそれまでビッグチャンスで外してしまう場面が多かったのですが、この1点で調子を取り戻してくれると思います。

そしてGゾーンの目前でまたも事件が。憲剛(?)のスルーパスに抜け出した我那覇にGK野澤がエリアを飛び出してブロック。しかしこれは手に当たっていたようで、故意のハンドとして主審はレッドカードを高々と提示。新潟は交代枠を使い果たしており、フィールドプレイヤーがGKユニを着用する羽目に。これで試合は決まりました。ロスタイムにマルクスのシュートがポストに跳ね返ったこぼれ球を我那覇が押し込んで3-0、なぜか箕輪がコーナー付近のボールキープで時間稼ぎして、2人に囲まれるが全然ビクともしない(笑)。結局手で相手を抑えたとしてファウルを取られ、サポを手で煽る仕草を見せる(かっこえー!)。結局、「大嫌い」な新潟をボッコボコにして試合は終了した。

試合後のことをいくつか。まずはジュニーニョのインタビュー長過ぎ。まあ、オールスターに出るしね。次に代表選出でヨーロッパ遠征に出る箕輪がオレンジジュースシャワーを浴びながら、トラメガで熱いメッセージを。しかし断幕が高く掲げられすぎて途中までは見えず。断片的に聞こえたが、泣かせる。おれたちのことを忘れずに戦ってきてくれるそうだ。オールスターで大分に飛ぶジュニーニョは長いインタビューを終えてやってきて、やはりメッセージを。そして我々は前節吉野さんに言われて本当に持ってきていたオレンジジュース(ポンジュース500ml)を一気飲み。腹がたぷたぷになってしまいました(笑)。

試合後はいい酒を飲んで終電で帰り、若干二日酔いで、今日はまた等々力にサテライトを見に行きます。

これでオレンジデイズ2連勝、J1で初の4連勝。勝ち点は40ポイント。暫定6位。J1残留は間違いない。実に幸せな一日だった。

(追記) 2005-10-03 15:30

いろいろ見て人物を修正。

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