木曜の夜にお子様先着2000人を無料招待してみた親善試合。フロンターレ史上初の海外クラブとの親善試合となった…らしい。集まった観客は全部で4518人(普段のリーグ戦の1/3程度)。それなのに警備は厳重でスタッフも大量にいた。…これは赤字かもね。海外クラブとの試合というと、海外サッカー好きが多く、普段のサポーターは少なくて、ホームなのにアウェイな、それでいてアウェイでない異質な雰囲気が出るという印象があるのだけど、そんなことはなく、ほとんど川崎サポーターだった。それが4518人の内訳。それにしてもあんだけ宣伝しといて、少なすぎた。
いつもの川崎華族による応援のリードはなし。だから、いつもよりも中央寄りで、普通に座って見てた。選手が入ってくるときくらいは立ったけど。それとゴール裏で乾坤一旗が細々と応援してたので、手拍子くらいは打ったかな。川崎はジュニーニョ・アウグスト・フッキの3人が家庭の事情で(笑)帰国しており、なんだかなぁ…なメンバー。それと、中村憲剛の怪我は意外に重いようだ。神社に回復祈願と書いてあった。
試合は前半、マルクスのスルーパスに黒津が走り込んでゴール。ヤスのピンポイントクロスに我那覇が頭で合わせた惜しいシュートもあり(しかし我那覇のヘディングが上手くなる日はやって来るんでしょうか)、なかなかいい立ち上がりを見せる。マルクスはすごいね。昨年のMVPにマルクスと書いておいて、本当に良かった。
後半は一転してボルトンペース。前線の選手が動けなくなり、マルクスも下がりすぎてどうにもこうにもならなくなる。黒津がやたらに痛みがちなのが気になる。どこか怪我してるんじゃないかな。選手交代(鬼木容臺今野投入、都倉木村投入)で改善した部分もあるけど、そうでもない部分もあった。鬼木さんは先日のサテライトの試合に引き続き、合格点の活躍を見せた。あとは…容臺投入後は周平がボランチで奮闘していた。結局は残り10分くらいになってからカウンターで左サイドからの鋭いセンタリングに合わせられ、同点。そのまま滞りなく試合は終了した。
伊藤ひろきが千葉戦のあの場面でシュートを打てなかったのを気にしてか、無謀な位置からシュートを打ってみたりしてたなぁ。
これから中断があり、次の試合は8月20日の大分戦ということになります。…ずいぶん暇になるな。