川崎1-0ヴェルディ (ありがとうありがとうありがとう)

お昼に横浜FC-水戸の試合(典型的なスコアレスドロー)を見てから、聖地へ。開門前に着いたんだけど、けっこう並んでいた。桜が満開で美しい、春のうららの等々力劇場。

フロンターレ神社を取材する報道陣
試合前には方角を変更したフロンターレ神社にお参りし、お守りを買い(すかさずお守りを売り出す根性には盛大な拍手を送りたい)、肌寒さを感じながら日暮れを待つ。フロンターレ神社には報道陣も興味津々のようでした(右図)。そして絶対に負けられない戦い、運命のキックオフ。でも、必死で応援してたのであんまり覚えてません。

試合は前回(4-4)の反省からか、両チームとも守備を重視した感じの立ち上がり。中盤で潰し合い、前線の選手もボールを持てず、ほとんどシュートに至らない。ボールの収まりどころが見つからない時間が続く。川崎はジュニーニョにあずけるが、さすがに2度目の対戦だと対応できるようで、すぐに奪われてしまう場面が目立つ。一人では無理だ。前半は0-0のまま終了。ヴェルディが優勢だが決定的な場面は作らせなかった。

後半も潰し合いでスタートする。5分くらい潰し合いまくって、ヴェルディがやっとバックラインにボールを落ちつける。このへんの対処は大人だなぁと感心した。後半もやはり押され気味でゲームが進む。ジュニーニョの前線の守備が上手く(というか足が速いので)有効だったこと、マルクスのパスからアウグストがドリブル、ゴール前に突っ込んでいく数人の選手、そしてアウグストが自分でシュート、ゴール!!!! まさに神でした。

その後は我那覇→ベティの交代でゲームを殺しにかかる。守ってカウンターというのと、この試合を通じてやっている、中盤で潰すというのを織り混ぜた感じ? それでも終盤劣勢になると足が止まりはじめ、徐々に相手に自由にボールを持たせるエリアが広まっていく。谷口が足をつって佐原に交代、佐原が左のストッパーに入り、伊藤ひろきが中央、寺田がボランチ。ボランチに入ってからの寺田はヘディングを競ったり佐原のフォローに回ったり、獅子奮迅の活躍に見えた。

そして有効なカウンターも時折見せつつ、ロスタイムも無事に過ぎて試合終了。Gゾーンはまるで優勝したかのような喜びようだった。いやー本当にうれしかった。これで希望を持って神戸に行ける。

主審の名前は確認できなかった(記録を見ると長田さんて人らしい)けど、ハズレでした。まあ、そんなことは日常茶飯事でしょ。

しかし相手が大人のチームで良かった。また打ち合いを挑まれたら川崎は応じちゃう可能性が高い。守り合いを挑んできたので、そのペースでワンチャンスをモノにした1点を守り切ったわけだ。スコアレスドローでもおかしくない(というかそれが一番ありがちな)内容だった。

終わってみれば昨日ファイフロのインタビューで言っていた通りになった。ジュニーニョ「自分が点を取れなくてもいい、とにかく勝ちたい」、アウグスト「魂で戦い、勝つ」。あんたらすげえよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です