<奥田経団連会長>牛丼フィーバーにチクリ 「単純な国民だ」(yahoo.co.jp)。
BSEの影響で、吉野家のほとんどの店で11日に牛丼販売が休止され、直前に客が「食べおさめ」の行列をつくったことについて、日本経団連の奥田碩会長は12日、記者会見で「(牛丼がなくても)死ぬわけでない。日本人は右から左へ早くふれやすい、単純な国民だと感じた」と、牛丼フィーバーをチクリと皮肉った。
牛丼は主食だ。日本中からコメがなくなる日には奥田さんも並ぶと思うよ。自分は並ぶ人を皮肉って部下に並ばせるのかもしれないけど。コメも、なくなって人が死ぬわけじゃないけどやっぱり毎日食ってたもんがなくなったら困る。単純かそうじゃないかは問題ではないのだ。奥田家はパンしか食わなくてパンがなくなったらケーキを食えばいい家風なのかもしれないけど、そうじゃない人のほうが、たぶん、多いと思う。おれの予想に過ぎないけどね。
私は自炊するようになって牛丼を久しく食ってないけど、昔は2日に1日は牛丼だったから並ぶ人の気持ちはわかる。普通は並んでまで食べるようなものではないけど(座ってすぐに出てきてすぐに食い終われるのがいいのだ)。
牛丼はすでに日本の文化になっていた。その文化の中心に米国産の牛がいたってことだ。貧乏時代は牛丼が喜びであると相場が決まっている。牛丼の滅亡は日本の下層階級にもっと食費を使わせようという陰謀に違いない(適当に言ってみた)。