Amazon、書籍の全文検索サービスを開始(internet.com)した。米国のamazon.comのほうね。日本でもはじまるんじゃないかと期待している。
新機能は各出版社の承認のもとに提供され、Amazon.com を訪れた人は、約3300万ページにのぼる文章を自由に検索して見ることができる。
検索技術は進歩して、WWW上の文書ならまあだいたい検索できるようになっているのだが、文字情報におけるもう一つの雄、書籍については検索性が悪く不便に思っていた人も多いのではないかと思う。
検索サービスを提供する仕事は出版社がやる仕事のようにも見えるが、小売のAmazonがやるとまた利便性が上がるのではないかと思う。
小売店側にも利点はあって、たしか現在も前のほうはWWWでも読めて、立ち読み→購入という流れになっていたように思うが(日本ではそのサービスはないはず)、この検索サービスができることで、書籍の名前や著者の名前だけでなく、内容のテキストで検索→立ち読み→購入という流れができる。「googleよりもamazonで調べたほうがいいよね」ということにまで発展してくれればいいんだけど。
(追記) 2003-10-24 20:52
レッシグ先生(cnet.com)、/.-jをはじめ、各所で話題になっている。革命かも。
関係ないけど、「革命」とか「命をあらたむ」と聞くと思わず「一度に一つの革命」というフレーズを思い出してしまう。おれはどこで聞いたんだろうな、こんな気のきいた深いフレーズを。
さらに関係ないけどいままたamazon.co.jpで買いものをしてしまった。いかんなぁ。