サイボーグたちよ、団結せよ!(cnet.com)という記事。「たち」というのがよくわからん(笑)が、一人のサイボーグの物語だ。サイボーグ宣言(wearcam.org)もどうぞ。
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Mannは2002年初めに起きた、カナダのニューファンドランド州にある空港のセキュリティチェックで発生した事件をきっかけに活動家としての意識を強めた。そこで彼は殴られ、流血した状態で放置され、さらに皮膚から電極を剥ぎ取られて、アイタップを没収された結果、方向感覚を失ったという。
というのもこのMannさんこそが生けるサイボーグであり、世界初のサイボーグの権利擁護運動の活動家
なのだ。そしてアメリカ社会では今サイボーグ差別というのが深刻化しており、サイボーグであることを知られると白い目で見られてしまうのだそうな。日本とは大違いだ(うそ)。まさにP.K.ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」の世界だ。…アンディとサイビーは違うんだけどそのへんは置いといて。ということはバウンティハンターとかいるのかな。すげーな、アメリカって。あと日本では「あなたの魂に安らぎあれ」(神林長平)の反アンチ活動家が有名かな。
ところで私も、視界をそのままキャプチャしたいと思うことはある。今後デジカメは眼鏡型(HMD型?)に変わっていくのではないかと思う。いずれはビデオもそうなるだろう。
仮にビデオ映像をのべつまくなしに記録していくとして、1GB/hourくらいのレートで記録するとすると、500GBくらい容量があれば2週間持つことになる。500GBをバッファにして、折にふれてDVDに6GB/15min.程度で吐き出していけば、1週間(168GB)は7時間、28枚のDVDに保存できる。1年で1460枚か。整理するのが大変だが、そのへんはどうにかするとして、そのDVD(1460x享年)を霊安室に保管するサービスを今から考えてたらボロ儲けかも。
…いや映像の山を整理するサービスを考えたほうがいいな。同じ映像を何度も見ることになるわけだから、映像の類似性を検出して圧縮をかけたりカテゴライズする。勝手に絵日記にしてくれる、なんてのもアリだな。今日は朝ドアを開けると雨が降ってまして…とか、今日は先月見た映画をまた見てしまいました…みたいな文章を生成して、代表的な絵をつけてくれる。文章の長さを調節できるオプションには追加料金をつけてもいいだろう。
まあこんなこと考えたところで、「視界を全部録画するサイボーグ人口」が増えなければダメなんだけどな。
(追記) 2003-09-04 15:42
あとなんだっけ、名前忘れたけど、アラブ世界を舞台にしたサイバーパンク探偵小説みたいなのもあったなぁ。あれはあれでチップを埋め込んでいたし、おもしろかった。