一人旅2023 内房

内房線に揺られて、房総半島に行ってきました。小杉からは行きやすい。行きが木更津乗り換え、帰りは君津乗り換えと、終点の1駅前で乗り換えるのがコツ? なんですかね。みんなそうしてたから、自分もそうやって乗り換えたけど。

まずは内房線随一の観光地、浜金谷駅から。鋸山をロープウェイで登り、日本寺へ。石切場でもあり、直線に切られた岩が並ぶ。石仏が多い。でかい石仏の迫力がすごい。行き交う石仏に、自然に手を合わせて合掌している自分に気づく。展望台の絶景もすごい。突き出た展望スペースも怖い。さすが房総半島。

しかしここは階段が多いので体力に不安のある人にはおすすめしない。サンダルで来て日傘さしてる人もいたけど、無理があるだろうと思う。あまりの起伏にムクれている子供を目にしたが、理由は聞かなくてもわかる。騙されて連れてこられたんだ。かわいそうに。親にしても「来てみてビックリ」な可能性もある。かわいそうに。

鋸山ロープウェイ自体は、15分おきの運行だった。40人乗り? にしては小さくて、詰め込みすぎな感じがした。混んでて景色を見れないのは残念で。歩いて登る道もあるみたいだけど、上がってから展望台に行く道、寺に行く道、寺内部の道も起伏だらけなので、ロープウェイの方が正解だろうな。頂上の先の日本寺に駐車場があるので、車で行くならそっちなんだろうけど。なんだかんだでロープウェイってロマンがあるからね。

この辺は外国人観光客が多い。甲府にはほとんどいなかったのだけど。やはり千葉は成田があるから来やすいのかなーと思ったり。あーでも、箱根とかもほとんど外国人だし、むしろ甲府が行きにくいのか、あるいは武田信玄が国際的には無名だからか。

ここまでで充実感もあるし、ひどく疲れたので、金谷港からそのままフェリーで久里浜に行ってあっちから帰ろうか、とも思いつつ。the Fishとかいう小綺麗な施設で一息つくと、また元気が出てきて房総でもう少し過ごすことにした。アジフライも美味しかったし。海が見える席で食べる小洒落た魚料理。オッサン一人だとアウェイ感が強いが、なかなか良い。この、たまにアウェイ感を感じて過ごす時間、割と好きなんですよねー

館山駅まで電車に揺られて、館山城を目指すことにした。駅周辺、割と雰囲気があって良かったな。駅前通りの売地の看板を見て、値段が気になってsuumoを見たけど載っていなかった。

海沿いの道を歩いて、渚の駅があったのでちょっと寄ってみたら、さかなクンの展示がなかなか良かった。ご活躍されてますね。

そして館山城だが、やっぱここは里見八犬伝っすね。ストーリーとか登場人物とか全然把握せずに行ったのを後悔した。八臣の墓には手を合わせた。墓自体は、かなり奥まったところにある。これもだいぶ上り坂だった。かなりハードなアップダウンの1日になった。

あとは、天守閣から見える市の天然記念物(ビャクシン)を見に行ったりして過ごした。水田の近くに電気柵や箱わながあったりして、イノシシとかシカの対策かな。出るんでしょうね。日本の田園の原風景みたいな風情があった。海も近いし、日々を過ごすにはいい場所なんじゃないでしょうか。

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