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山椒の実

ゴーン革命と日産社員 (前屋毅)

やっぱ日産ですよね。ゴーン時代以外はパッとしない大企業。私にはむかしお爺さんの教員が「思い切ってダットサンを買って乗り回してナンパしまくった話」を自慢げに語りまくっていたのを聞いていた時代があるんだけど、今に至っても日産車にはそのイメージしかない。ダットサンでナンパでモテモテ。戦前の話だったかな。自家用車というもの自体が非常に珍しい時代の話ですね。しかしお隣の○○さんは老いてもなお元気、みたいな話ばかりする爺さんだったなあ…高校生相手に話す内容だったのか?

これは2004年の本。20年以上前の状況になる。私が初めて車を買ったのが確か2005年で、その後1度買い替えた後、いろんな事情があって乗らなくなって処分した。いずれも日産車ではありませんが、当時は日産車も対抗には入っていた。ディーラーの人もゴーンを絶賛していた。やっと売れるようになったからね。低迷期はマジで大変だったろうな。座間工場の閉鎖に関しても当時の話を少し語りたいところだが、略。

この本の中では、ゴーンの時代に日本人の社員がどのように動いて活躍していったのか、ということが述べられている。これを読むと日本人すげー、もうゴーンがいなくなっても大丈夫、安心だなと確信できる。良かった良かった。その後については…まあ書かなくていいか。そうシンプルな話でもない。

大企業の改革のやり方として日産の事例はよく語られていることでもあるが、この本も非常に参考になるのではないかな。